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サンフランシスコ出羽守手記(masayangの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-12-22 連休四日目 晴れ

天井近辺は暖かいにゃー

[][]地球温暖化・合意の捏造


  • 論文誌Climate Researchに、ペンシルベニア州大のMichael Mannおよび大気研究大学連合のTom Wigleyらの研究に反する二つの論文が掲載された。
  • ひとつは2003年のハーバード大学スミソニアン宇宙物理学センターWillie SoonおよびSallie Baliunasらによるもので、過去1000年の古気候を調査したもの。20世紀の気候はそれ以前より温暖化しているとは言えない、という結論。
  • 実際、中世温暖期(MWP)は20世紀よりも温暖だったというのが当時の一般的な学説だった。IPCCが90年代に出していた出版物にもそのように記述されていた。
  • が、1999年にペンシルベニア州大のMichael Mannが有名な「ホッケースティック」論文地球物理学会誌(GRL)に提出。多変量解析の「魔法」と、疑わしいデータ重み付けを使うことで、中世温暖期とそれに続く小氷河期(16世紀から19世紀半ば)をなかったことにし、20世紀だけ異常に気温が上がったようにみせかけてしまった。

  • Michael Mann氏とTom Wigley氏は、私が2002年Climate Researchに寄稿した論文もお気に召さなかったようだ。
  • 私は、人間が引き起こす温暖化は地上の表層面にとどまるものであり、二酸化炭素大気全体の温度を上昇させるようなことはない、と主張した。
  • Michael Mann氏とその仲間たちは、Climate Resarchの業務を妨害しようとした。Climate-Gate事件で暴露されたメールに、同氏による指示が残っている。

Perhaps we should encourage our colleagues in the climate research community to no longer submit to, or cite papers in, this journal. We would also need to consider what we tell or request of our more reasonable colleagues who currently sit on the editorial board.

Climate Research関係者には、GRLへの寄稿をさせないようにしよう。また、Climate Research関係者の論文の引用もご遠慮願おう。査読担当の人達に、もっと圧力をかけよう。


  • Phil JOnesやMichael Mannらが寄稿や査読をボイコットするという圧力をかけ始めてから、Climate Research編集委員会の半数が辞任した。
  • Tom Wigley, Michael Mann, そしてPhil Jonesらに歯向かう研究者達は、研究成果を発表することが実に難しくなってしまった。
  • これは私も経験したし、地球温暖化が穏やかになるという仮説を唱えていたアラバマ大のRoy Spencerも体験したことだ。
  • こういった圧力に嫌気がさして研究をやめてしまった人もいる。

  • このような「反体制派狩り」は地球物理学会誌(GRL)内部でも生じていた。
  • 温暖化に批判的だったエール大学のJames Saiers氏が追放され、その前後のやりとりのメールもClimate-Gateで暴露されている。

  • 「偏った」査読体制に甘えてきた研究者達は、基本的な姿勢すら忘れてしまう。
  • ローレンスリバモ国立研究所のBen Santerは、英国王立気象学会(RMS)の「論文作成で使った実データを提出すること」という当たり前な条件にケチをつける始末だ。Ben SanterはTom Wigleyの弟子。

  • こんな査読体制では研究論文の信頼性はなくなってしまう。
  • Tom Wigley氏は「温暖化に批判的な学者のいうことを聞くな。彼らはたいした論文を書いていない。」とメディアに何度も言ってるが、論文を受け付けない状況を作っておいて何を言うのか。

  • Climate-Gate事件の後、問題のCRUおよびMichael Mann, Phil JonesそしてTom Wigleyの立場は弱まった。
  • 米国環境保護庁(EPA)はIPCCの報告書に依存しているが、そのIPCCが拠り所としていた論文査読体制が信用できないとなったら、EPAの今後の政策決定にも大きな影響がでてくる。

短足おじさん短足おじさん 2009/12/23 21:39 この問題、大変重要な内容と思います。有難うございます。
それでmasayangさんのブログをそのまま私のブログに転載させていただきました。
ご了承いただくようお願いいたします。
私のブログは下記です。
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1382475/

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