ウルリッヒ膝の故障も完治。ジロ出場は確定

レースデビュー予定が一時決まらずファンをやきもきさせたウルリッヒ。膝に違和感があったそうだ。しかしそれもやっと完治。今ではトスカーナで1日6時間のトレーニングをこなしている。トビアス・シュタインハウザーがチームを去ってしまったので、現在のトレーニング仲間はグエリーニ。(トビアスにしてもグエリーニにしても、ウルリッヒはトレーニングパートナーに、人柄の良さそうな人を選んでいる?)しかしそのグエリーニも今はセッティマーナ・チクリスタ・インテルナチオナーレ(コッピ・バルタリ)に出ているので、一人でのトレーニングだそうだ。但し、トレーニング治療師のクロームが同行し、アドバイスしている。(本人のHPより)

なお、以前から話題になっていたウルリッヒのジロ出場は、現時点で彼のレースカレンダーに確かに組み入れられた、とのこと。「ツールのことを考えながらジロに出る」そうだ。一方でクラシックは走らない。

居眠り病のブイエがレースに出場できないのは不当、と選手たちが抗議の横断幕

昨夜 トクダネのほうにポスティングした記事に関して到着メールから。
『今日の特ダネのブイエの件。先日のショレ・ペイ・ド・ロワールのレースで、こんな写真がCNに出ていました。』==> 写真

ブイエが治療薬のせいでレースに出られないという決定が出て、選手たちが抗議の横断幕を掲げている写真だ。横断幕にはこう書かれている:

「無実の者が、いかさま師の犠牲になっている (Un Innocent paye pour les Tricheurs)」

治療という理由があって薬物をとる人と、単に持久力アップで薬をとる人が同じテーブル・同じ前提で 議論されていることに選手たちも納得がいっていない様子

メールにはこんなコメントも書かれていた:

『あのWADAが認めた決定を覆す機関ってあるんですねぇ。確かに規則の裏を行く禁止薬物の使用が蔓延していることは否めないのでしょうが、何の落ち度も無いのに選手生命が絶たれてしまうって納得出来ませんよね。‘科学的根拠’ってものも、データの取り扱い一つで大きく揺らいでしまうのでしょうし。』