ランディス:「人工股関節はいい感じ」とランディスの自伝はツール前に出版

人工股関節手術を終えてリハビリ中のフロイド・ランディス。痛みがないということは、こういうことなのか、と改めて実感しているらしい。人工股関節は力強いらしく、ホンモノよりいいぐらい、といった感想も。それが証拠に27%の上りでのトレーニングもこなし、平均で400ワットはいけている。「ゴーとドッグの上りで最高1100ワット。。」と本人がブログに書いているけど、??1100ワットって一体??
でもってランディスの自伝は、ツールの前に出版されるらしい。タイトルはPositively False。陽性のPositiveとの掛詞になってる。うまく訳せないけどニュアンスとしては「確実な嘘(=陽性が)」みたいな。
ハミルトンもそうだけど、係争費用の出費がすごいらしい。印税を助けにしたいところ。Europapressのマロニーが昨年9月にランディスにインタビューした際、「係争費用の捻出は?」という質問をしていた。まだ争いが始まったばかりの頃に、係争=>費用とすぐに浮かんでこういう質問をするのはさすがアメリカ人。ランディスの答えは、「篤志家が何人かいる」というものだった。

ユニベット災難は続く。ジロも。。

従来プロツアーのレースはプロツール20チームを自動的にレースに招待してきたが、3大グランツールの主催者ASO、RCS、Unipublicがプロツールから離脱を表明したため、この3組織が主催する全てのレースで、プロツールチーム20は自動選出でなくなった。参加チームは原則的に:
(去年までのプロツールチーム18 − 参加辞退を申し出たチーム)+ワイルドカード = 全参加チーム
となる。
今年のジロの場合、ケスデパーニュラボバンクゲロルシュタイナーの3チームがジロ辞退の可能性がある。ジロは全部で22チーム招待する予定なので、仮にこの3チームが全て辞退するとなると、15プロツールチーム+ワイルドカード7チームとなる。
ジロのワイルドカード選出を2月16日にひかえて、主催者であるRCSスポルトは、このほどRCS開催のレースに参加させる可能性があるワイルドカード9チームを公表した。ところが、再びこのリストにユニベットが入っていない:


RCSが主催する今後の全レースでワイルドカード候補となっているチーム:
アクアエサポーネ、アスタナ(スイス)、バーロワールド(UK)、チェラミカフラマニア、チェラミカパナリア(アイルランド)、セッラメントPVC(ベネズエラ)、LPR、ティンコフ、テナックス(ミラノ〜サンレモのみのワイルドカード

ベネズエラのチームが候補リストにある一方Unibetがないとは。。
上述3つのプロツールチームがジロに出るかどうかの最終決定は2/16に判明する。同時に、ジロ参加全チームもこの日に判明する。