フシギ移籍のナゾが解けたかも

今季いろいろ移籍、選手の移動があった中で、何でこの人がこのチーム?と不可思議に思っていたケースがある。ハイロードに行った元ケスデパーニュのスペイン人ビセンテ・レイネス。アルガルヴェでパコ・マンセボをなぐさめていた選手だ。そもそもハイロード旧テレコムはセビーヤで懲りてスペイン人選手は敬遠すると思っていた。さらにレイネスはマヨルカ出身。なおさらドイツチームとは無縁な香り。彼はもともとバネストがバレアレス諸島チームになったときにバレアレス出身ということで引っ張られてきた選手。従来どおりケスデパーニュで走るのが筋?と思っていた。ハイロードにいるスペイン人はもちろん彼一人。アルガルヴェで見ていても、雰囲気がひとりだけ違うなぁ、という印象。


ナゾを解くカギは最新号のUK Cycle Sportにあった。彼の妻は、ヴァージングループ統率者リチャード・ブランソンが経営するマヨルカ地方デイアにあるレストランを手伝うためにドイツからやってきた人で、デイネス在住のレイネスと知り合い、やがて2人は結婚。つまりドイツ人妻つながりでハイロードなんではないか?実はレイネスは自宅の1Fで妻と共にバールを経営している。ここからは完全に推測だけど、去年マヨルカキャンプに訪れたTモバイルの面々がたまたまバールに入ってドイツ人であるレイネスの妻と親しくなり さらに夫がケスデパーニュの選手と知り、「おや、こんなところで会うとは奇遇ですなぁ」みたいにして話が弾みついに移籍話へと展開・・・??
さて以下に、なんか世の中的になんとなーく形勢不利でしょげまくるマンセボをなぐさめるレイネス;