2009年10月の読書メーター

少なかった。今月はもっと読む。
しかし『デカルトからベイトソンへ』を読み通したのは成果。
今読んでるフロムの『自由からの逃走』にもつながる議論があって面白い。
近現代の人々の抱える問題が浮き彫りになって見えてきた今日この頃。


2009年10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:920ページ


■思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)
思考の整理学 (ちくま文庫)
今さらながら読んだ。これを読まずに今までそこらへんの凡百のアイデア術などのビジネス書を読んでた自分が恥ずかしい(笑)自分が生まれるよりも前にこんな良書が出てたんじゃん!このスルスル読めてストンと落ちる文体も素敵。インプットは充分あるはずなのに良いアイデアが生まれないと悩んでる人にうってつけ。
読了日:10月18日 著者:外山 滋比古
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3461908


■神話と意味 (みすずライブラリー)
神話と意味 (みすずライブラリー)
レヴィストロースの神話論の入門書、薄くてとっかかりには最適。
イギリスだかのテレビ番組のインタビューをまとめたもの。
読了日:10月14日 著者:クロード レヴィ=ストロース
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3421025


デカルトからベイトソンへ―世界の再魔術化
デカルトからベイトソンへ―世界の再魔術化
現代の様々な問題の根っこにあるデカルト的思考、近代科学の弊害を乗り越えるための必読書。主にベイトソンにそのヒントを求め、さらに批判的に発展させようと試みている。こういう思想やエピステモロジーは下手するとオカルトに流れてしまうけどそこらへんはすごいバランスとれてる。オカルト、カルト(統一教会サイエントロジーなど)の問題点はきっちり批判している。登場人物はデカルト、ベーコン、ガリレオニュートン錬金術師たち、ユング、ポランニー、バーフィールドライヒベイトソン父子など。
読了日:10月12日 著者:モリス・バーマン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3412559


レバレッジ人脈術
レバレッジ人脈術
今日図書館で借りて帰りのバス乗ってる間に読み終わった。ライト。/コントリビューション大事/情報発信/インプット/相手のニーズに合った情報提供/知名度ではなくマインドの高さ/会はカテゴリーを絞る、共通点を見つけてでっち上げる
読了日:10月01日 著者:本田 直之
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3289584


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