一箱古本市レポート2009春(追伸・宇宙篇)

木曜日、雨。


早朝料金(1200円)をネットで確認してから、映画『グラントリノ』を観に行く。今日はオフ。


すごい。

すごくおもしろかった。

イーストウッドの映画といえば、なぜかわたしは『許されざる者』を思い浮かべてしまいます。あの映画もよかったが、格段に今回のグラントリノはよい。
本気でおもしろい。

スーという少女、タオという少年とのやりとりのおもしろさ。床屋のオヤジとの軽口、悪口のやりとりはたまらなくおもしろい。
最後は・・・誰にも言わないでください(ブルース・ウィリス風)。なんかそうなるか!と思ったけどあれでよかったと思う。美しかった。


内容がよかったのはまた、置いといて。


とにかく、この映画、金がかかってなさそうってのがまたすごいと思った。イーストウッド以外、知っている役者さんが誰も出ていない!監督、オレ、主演、オレ。音楽、オレ(だったかな?)。代打、オレのノリですよ。
派手なシーンはなくてもこれだけおもしろい映画が作れるというのは、すばらしいと思う。

許されざる者 [DVD]

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これを見たのはいつだったかな。高校生くらいのときかな。すごいなー、暗いけど、と思った記憶が。


予告編で、ケイト・ウィンストレット主演の『愛を読むひと』がやっていた。あのベストセラー、『朗読者』の映画化だ。知らなかった・・・。好きな本なので気になる。
しかし『愛を読むひと』かぁ。『朗読者』でいいのに、と思った。

一箱古本市の話題、そろそろおわりか。

昨日書き忘れたんですが、常連が多くなってきたようです。この日記を読んでくれている方、あなたも出ませんか(と、実行委員でもないのに勝手に宣伝)。わたしでも出られているんだから、あなたにもできます!!

新しいかたが気軽に参加できるような一箱であってほしい。



ばんごはんは、じゃがいもと鶏肉のローズマリー焼き、ほうれんそうとたまごのコンソメスープ。

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朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

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朗読者 (新潮文庫)

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