高専カンファレンス in 奈良2 と懇親企画

もう2週間ぐらい前の話になりますが、高専カンファレンス in 奈良2(以下、奈良カンファ2)に参加したのでその話を。

いつも通り、発表もその後の二次会(飲み会)もすごく充実していておもしろいカンファレンスでしたが、今回はその中でも、奈良カンファ2で初めて実施された懇親の企画について書きます。

休憩時間の懇親企画① -名札-

今回の奈良カンファ2では懇親会がなかった代わりに、限られた休憩時間の中でより参加者が交流しやすいようにいくつか工夫がされていました。

その1つが名札への工夫。写真は僕が実際に会場で下げてた名札です。

写真のように、いつものハガキサイズの名札に名刺サイズの白紙をホッチキスで止めて、これまでより自己紹介のネタをたくさん書けるようにしていました。

会場で実行委員の方が丁寧に書き方をアナウンスしてくれたり、記入例を印刷して配ったりしていたおかげで、多くの参加者が熱心に名札を作成していました。

こうやって名札に書いてある情報が増えると、交流しやすくなるのはもちろんですが、力入れて作った分「せっかく書いたのだから、他の人にも見てほしい」という気持ちも生まれて、交流するのに前向きな気持ちも作れたんじゃないかなと思いました。

この名札の作りかたの案、去年の大阪カンファで僕がLTで発表した内容を、実行委員長であるしゅーたー君が覚えてくれていて、今回の奈良カンファレンスで実現してくれたものです。

メールやSkypeで何度かしゅーたー君と意見を交換して、部材や資料作成のお手伝いさせてもらいました。実際に参加して、熱心に名札を書く参加者がたくさんいるのを見て、少しだけどこの企画に関われてよかったなって思いました。

休憩時間の懇親企画② -シール交換-

もう1つ、奈良カンファ2で主に初参加者向けに行われた懇親企画が「シール交換」です。

名札の裏に何枚か貼ってあるのがそのシール。シール交換の詳しいルールは公式wiki見ていただくとして、ざっくり説明すると初参加者がシールに名前や出身高専書いて、初参加者同士で交換し合ったり、これまでカンファ参加経験がある人に渡したりして交流する企画でした。一定数集めると奈良カンファ2のロゴが入ったメガネ拭きがもらえるというおまけ付き。

実際に会場では頻繁にシール交換が行われていて、シールが大量に余ってる人は少なかったように感じました。僕も写真の通り7人の方からシール頂きました。

終わった後に実行委員の人に確認したら、めがね拭きはかなり余っていて(後で聞いた元々製作数が多かったのですが)、メガネ拭きがほしいから集めよう!というより、単純に「シール」っていうアイテムを集める楽しさがあって、自己紹介しつつシールもらったりあげたりした時点で十分楽しかったのかなっと思いました。

メガネ拭き余ったのはちょっと残念だけど、企画としては成功だった気がします。

最後にまとめ(とちょっと意見)

高専カンファレンスについて、たまに「内輪的」と言われることがあります。内輪的ってのがどういう状態かはいまいちピンときていませんが、初参加者が入っていきにくい、排他的な雰囲気があるってことでしょうか。

僕は高専カンファレンスに結構な回数参加してますが、初参加の頃から積極的に話しかけてきてくれる方が大勢いて、内輪的だと感じることはありませんでした。ただ、内輪的だって声があるのも確かで、そういう声を聞いたときに「自分は内輪的だと思わないけど、客観的にみて本当にそうかな?」って少し振り返ってみる必要はあると思ってます。

そう思っている中、今回の奈良カンファ2に参加して、初参加の人たちが嬉しそうにシール交換していたり、参加者同士で名札見て話してるのを見て、参加者が交流しやすいようにした奈良カンファ2の一連の取り組みはすごくいいなって思いました。「内輪的」な雰囲気とは無縁の、素敵なカンファレンスだったと思います。

これから開催されるカンファレンスでも、こうやって参加者同士が交流しやすい取り組みがあったらいいなと思います。

高専カンファレンスは多種多様な人たちが参加する勉強会です。だからこそ、参加者同士がたくさん交流してほしいですし、自分もそうしていきたいと思います。

最後に、奈良カンファ2の実行委員の方々、本当にお疲れ様でした。楽しかったです!