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2005/11/21

旅行写真 | 060102

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行きの電車で寝過ごしたことは何回かあるけど、帰りの電車で寝過ごしたことが一回もないのは不安だ。ある日とんでもないタイミングで最悪の寝過ごしをやらかしてしまいそうな気がする。といって自分でわざと寝過ごすってのはむずかしいしな。

新世代機って胸キュン?

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XBOX 360 はすばらしいのかといえばすばらしいとしかいえない。なぜなら現行機より優れた性能を持っているからだ。当然来るべきと予想されていたものだ。バランスをみれば欠点といえるようなところも見つけられなくはない。というかある。十分でなさそうだと思われるものも。いずれ足を引っ張りそうなボトルネックも。海外ゲームサイトに上がってるレポートなどをつぶさに見て、これまでのゲーオタ経験と照らせば、広汎にとはいえないが、限られた範囲での未来予想はできなくもない。だが、それでもやはり XBOX 360 は新しく強い。とはいえその強さが、現行機を過去の遺物に押し流すほどのものかといわれれば、たぶんそうではないんだろうなとも思う。PS2 で十分なひとは多かろう。PS2 の次世代機は PS3 じゃなくて XBOX(初代)でいいんじゃないかとも思ったりする。けっこう歓迎されるんじゃないかなあ。

CM で「ゲームはハイデフへ」とか言われても、そもそも「ハイデフ」がなにを指してるのか知らないし興味も湧かないひとのがまだまだ多かろう。新しさは人間から常に歓迎されるわけではない。興味のない新しさは、多くのひとにとって押し寄せる迷惑とでもいうべきものだ。広告と SPAM の境界線だ。フィルタリングされスルーされ終わり、なかったことにされる。される前に興味をひきつけることができれば、あったことになり、あるいは流行ることもあるかもしれない。でも XBOX 360 については、あまり楽観的な未来が予想できないかんじだ。海外じゃどうかわからんけど、すくなくとも日本では。←こういう書き方好きじゃないけどどうしてもこういう書き方になっちゃうな。

なんというか、新世代機としての XBOX 360 の印象は、現状ゲーオタにとってもかなり扱いづらいものになっている。過去のケースと対比させてみるとわかりやすい。32bit 世代機前夜の期待感とか。SS にせよ PS にせよ、94 年末の「次世代機」に対する期待というのは確かなものだった。そういう空気があったし、それに応えるだけの現行機との性能や思想の差もあった(むやみに誇張されたイメージもあったが)。なんかとにかくゲームがすごくなる。具体的には立体になる。ムービーとかも扱える。新品でも安価になる。とにかくいいことづくめ。そんなかんじ。ポリゴンとか。グローシェーディングとか。バイリニアフィルタリングとか。技術語が飛び交った。その次、「新世代機」と呼ばれた 98 発売年の DC、00 年発売の PS2 については、これも相当に期待され実際それに応える性能を持っていたが、SS / PS に寄せられたほどの熱量ではなかったと思う。すごくなるのは間違いなかったが、粗さが取れて美しくなるという高レベルの進化は、2D が 3D になるというほどの根本的な変革ではなかった。来るべき next というわけだった。当然のものが当然やってきた。だから満足のよろこびだった。なんのかんのいいつつ次世代機では不足な部分がわかりやすかったので、技術語の無邪気な濫用は沈静化に向かったが、質的な進化が約束されていた。次世代機時代に限定的に提示されていた「ほんものの 3D ゲーミング」や、入力系の進歩の標準化が、新世代機の使命でもあったろう。

で、「新新世代機」とでもいうべき、2005 年現在の XBOX 360 の新世代機感はどんな具合か。これまでのものと同様、「来るべき新しさ」を約束するハードではあるのだ。ただ、それがわかりづらい。というか、わかったとして、それを欲しいと思わせる力がどれほどあるか疑わしい。ネットワーク対応。申し分ない。まあ初代 XBOX 同様だが。ブロードバンド前提。初代よりさらにいろいろできる。環境が強まってゲームプレイに踏み込んでくるようになる。ハイデフ。高解像度な映像と音。これも初代 XBOX から地道に整備してきた路線の延長。すばらしい。すばらしいが、これまでの新世代機とは大きく状況が異なる点がある。これまでのゲーム機のすばらしさというのは、つまるところ「これはあなたが(すでに)持っている TV をすごくする機械です」という話だったのだが、XBOX 360 の提示しているようなゲームプレイ環境は、そこそこ浸透し始めているとはいえ、まだ「それが標準だ」とまで強弁できるほど普及していない(通信についてだけなら、まあそろそろけっこういいかんじにみんなブロードバンドなんじゃないかなあと思うけど)。だから「あなたが持ってる機械はこの機械に対して十分ではない、ので、買え」という話になってしまうケースがかなり多いんじゃないかと思う。「これを使えばありものがすばらしくなる」という話ではなく「これを使うためにすばらしくしろ」という位置づけだ。この敷居は相当高い。XBOX 360 の本体価格は現状のゲーム機本体価格と比べて高いが、XBOX 360 のために用意すべき環境はもっと値が張るのだ。

XBOX 360 は、多くのひとにとって次世代 AV 環境を背景にしたキラータイトルになっているということだ。いままでと逆だ。末端に繋げばよかったものを、先頭に置けと言っている。そんなもの背負って立った家庭用機はこれまでにない。強いて挙げれば初代 XBOX か。5.1ch 環境への道筋の舗装という。家庭用機からちょっと枠を緩めて次世代ライフスタイルの提案とでもいうようなハードなら、PSP とかもそうなのかもしれない。あっちも苦戦しているようだけども。単にゲームの新世代機です、というならもうちょっと簡単だったんだろうけど、時期が早い。まだ普及してない。だからキラーということになっちゃうしかない。けど、そこまでのものになれるのか。今の時点で。XBOX 360 がというより、ゲーム機が。…まあすでに揃え終わっているひとにとっては「なにをいまさら」の、話では、ある。が、そういうひとだけに売れて終わりでいいハードというわけでもなかろう。どうしたいんだろうかな XBOX 360 は。いまは「ゲームはハイデフへ」と煽っておいて、来年初頭あたりに「いまの環境でも楽しめますよキャンペーン」でも展開するんだろうか。

というようなかんじで扱いづらい。おれが XBOX 360 に対して現在抱いている期待感をかんたんにいうと、「マンセー」ではなく、あくまで「支持」なんだよなあ。おれは買うけど。ひとに勧められない。

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