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らき☆すたが意外に重い

Forza 2 | 070527

らき☆すた」を見流さずにちゃんと見ると意外に重たい気分になることがわかった。べつに内容がどうというアレではなく、なんかこのー作品中の彼女らの十年後あたりを想像したときに、わりとドン詰まりな状況ばかりが想像されてしまって。どうもいかんな。こいつら見た目女子高生だけどしゃべってる内容は三十代とかのおっさん互換なので、おれの脳内で裏側に妙な腐臭が妄想されてしまうわけよな。地方で吹き溜まってモラトリアムって回帰不可能線を越えてしまう前にどんな方向にでもいいから何らかの決意を、やり損なってしまったら、相当つらいことになるからなー。そういえばそこいらへんの地方東京問題書こうと思ったまま書いてないなー。

あとおれは漠然と作品の舞台はなんとなく岡山県あたりか?とか思っていたんだけど、ひとに聞いたら埼玉県あたりらしい。そういえば OP のパトカーが埼玉県警だったか。なぜ岡山かと思ったかといっても大した理由はなく「山とか田んぼとかの描写→どっか地方舞台か」「地方なのにメイド喫茶でバイトしているという描写→そういや岡山県て妙にメイド喫茶が多いという噂を聞いたことがあったような…」という程度。いやメイド喫茶とかじゃなくコスプレ喫茶だったっけ。メイド喫茶はあまり儲からない商売として認知されているので、「あまり儲からなくていいのでメイド喫茶的なアレを経営したいという店主」「メイド喫茶的なアレがあるなら通いたいという客」「メイド喫茶的なアレがあるならバイトしたいという店員」の三つの需要が合致しないとなかなか成立しづらいという話を聞いた。なんからき☆すたじゃなくてメイド喫茶の話になったな。べつにそのようなアレは。

最近のアニメそのほか

主におれの中でのらき☆すたマッピング補完活動。

  • 今週の「らき☆すた」はまったり見流し作品としてもいまいちだった気がするけど、べつにそれはらき☆すたらき☆すた的なクオリティで劣化していたというような意味ではなく、ふつうに手堅く作ってあったと思えるんだけどなー、なぜだ。なんというかネタの継承がベタすぎたのかなー。おもしろくもおもしろくなくもないような事務的な踏襲に見えた感。あずまんが大王夏休み回ならあずまんが大王で十分おもしろかったしな的なアレか。海の家定番もナデシコの海回くらいサクっとやっちまうほうがええのかもわからん。頭文字 D のパロディにはあまり感想がなかったなー。ギャグでやるには古すぎても、まったりネタで繰り返すのにはまだ新しすぎるというおれの感覚の話だったかもしれない。
  • らき☆すたがどれくらいのものかなと思い、メディアセンタに残っていた「ひだまりスケッチ」の最終回あたりを見た。わりといい具合に見流すことができた…が、やはりこれはいまひとつだったな。多少画面を見る必要を感じてしまう程度に流れがあるかんじだったので。ARIA とかのまったり深夜アニメノリの文脈で四コマやってるかんじか。
  • 高校ものなーと、ふと思い立ったので「彼氏彼女の事情」の一話をひさびさに見る。いやおもしろいな。手法も演出もだが問題意識も、それほど旧式化していない。これそのまんま最後まで見てしまうのも幸せかもわからんなと思ったが、時間ないのでまた今度。
  • あとなんか最近たぶん「らき☆すた」を見るのとほぼ同じマインドで見流している番組が NHK大相撲中継。なぜだ。なにかが同じだ。まあ大相撲とらき☆すただと大相撲のほうがおもしろいんだけど。やー相撲おもしろいよ相撲。感覚としては相撲自体は「格ゲーみたいなルールのシンプル&スピーディー&パワフル&スキルフルな競技」であり、そして相撲番組視聴体験は PGR3 の GOTHAM TV とか Forza 2 でも予定されているような「上位ランカー同士の対戦が延々流れているチャンネル」みたいなかんじ。アイドルマスターのランキング上位リプレイを自動再生してるかんじといってもいいか。まあアイマスには自動再生機能ないからアれだけど。
  • アニメとは関係ないけど NHK でたまにやってるモリゾーとキッコロの着ぐるみ番組がめちゃくちゃ怖い。スタジオとかセットの中でふつうの着ぐるみ見てもべつに怖くないけど、モリゾーとキッコロは着ぐるみとしてけっこう怖いうえにそいつらが森の中からノソノソ出てくるド画面など悪夢に近い。おれが幼稚園児とかの頃見てたら泣いてたかもわからん。名古屋には本物のクリーチャーが居る…。
  • あと、気がついたら「電脳コイル」を完全にスルーしてしまっているのが問題かなあ。いまから追いかけるか、どうしたものか。

選んで決定システムとボタンで決定システム

「方向キーで選んで決定ボタン押すと決定」というシステムが嫌いだ。あれは決定までにかかるストローク数が多い。その点で、「A ボタンで決定、B ボタンでキャンセル」みたいな確認ウィンドウは最高だ。その場合必要なストロークは 1 だ。これだと片手でできるという点もいい。16bit 機以降の家庭用ゲーム機であればボタンは 3 つ以上あるから三択までは方向キーが要らない。ボタン数以上の選択肢がある場合に限って方向キーを使わせればよい。確かにボタン一発で決定になってしまうというのは重要な操作の場合ちょっと怖いが、それならそれで確認ウィンドウをもう一回出せばいいだけの話だ(セーブデータの消去などの操作だけが、方向キーを併用しないと選べないようになっているとか)。反応が素早いことは前提として、入力も素早く済ませられるのに越したことがない。「はい」か「いいえ」なのに方向キーで選ばせるゲームなど遊ぶと、これは果たしてプレイヤに遊んでほしくてデザインされたゲーム画面なのだろうかと疑問が湧く。

というような経緯もあり、「ボタンで決定」システムがかなり標準的に採用されているという(ことは、そういった仕様が MS 側から推奨されているのであろう)点で、おれの中でゲームハードとしての XBOX は評価が高い。