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ヱヴァンゲリヲン Ustream を聞いた

劇ヱヴァ

インターネットのひとがヱヴァンゲリヲン公開二週目記念ネタバレ全開 Ust をやっているということだったので聞いた。おもしろかった。ちょっとなつかしいキモさだった。というのは、たとえば「S-DAT のトラック番号が 25 から 26 に変わる、これは TV 版の話数と対応していて、だから破の時点で TV 版の終了時点くらいまでやっちゃってるんですね」みたいな細かい読み取りを嬉々としてやっているひとたちのトークだったので、TV 版当時のエヴァオタのはしゃぎっぷりと対応するかんじで記憶が励起されたのだった。あーやっぱこの種の高まりって時代を超えるものなのかっていうか、10 年凍結していた特務エスパーソウルを解禁するぜ謎本的考察がおれのロクロでトグロを巻くぜ的なノリ(←エヴァオタがその超能力でメッセージ性や語られない設定を画面からサイコメトリーするさま)が、2009 年に鮮度を保って Ustream で展開するさまは、わりとスゲーと思ったし、でもこの「新劇場版を陽気に語る、旧作語りの方法論」みたいなところに感じる巨石の狭間の砂粒のような違和感は、なんともいえないものだった。こういうものが好きなひとにとっては、これをやりづらい近年のアニオタシーンは息苦しいものだったのかもだし、そしてこれを今やることというよりは、今だからこそやってしまうという部分にもまた息苦しさを感じつつ、しかしただ今はそれを楽しみたい的なノリで突き進んでゆくのだろうかなー、みたいな。

ともあれ、映画見てもあまり感想が無かったところ、この Ustream を聞くことで、自分の中で引っかかっているポイントが洗い出されてきたかんじがしたので、役にも立ったし、語りも興味深い内容だったので、よかった。でも画面リロードしたらログ流れたので、自分がラジオききながらなに考えてたかわからなくなった。それならそれでいいのだ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

昨日のことだが、前回(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070916#p2)見に行った面子で、今作も劇ヱヴァ見にいかない?という誘いがあったので嬉々として乗った。おれのヱヴァ関心度はあまり高くなく、映画の内容がどうってよりは、「その面子で今年もヱヴァを見る」というイベント性のほうが重要だ。誘われなかったらたぶん見に行くことはなく、BD 出るまで待って買って見ておしまいだったろう。程度の差はあれ、たぶん多くのおっさんオタにとって、2009 年のヱヴァ鑑賞はそのようなものだと思っている。時代モノとしてのイベント性が大事な作品ではあり、そして当時ではない現在だからこその展開が待っているのだとしても、あくまでその「時代」が掛かっているのは、現在ではなく、過去だ。取りこぼしたものを拾いにいくというより、落し物を眺めにいく旅かな。

  • ネタバレとか全然気にしないひとなんだけど、あんま内容には関心がないこともあって事前情報をほとんど調べていなかった。新キャラの声が坂本真綾氏というのは聞いたので、トップ 2 で予習などした。名前は螺流駈・メルク・マールってことでいいのかな?→真希波・マリ・イラストリアスだった。やっぱ名前的にサイボーグだったりすんのかねー。またはアンドロイド…いやアンドロイドは男性名詞だから、ジノイドか。そのへんでいうと android 携帯て女性に売る気ゼロっぽいきがするぜ。さすがギークの巣窟 Google
  • 今作からはいよいよアスカが登場するから胸ポロはあるのかないのか、というのが問題だ。あるなら「ウヒョ」の準備しておくからさあ!
  • 劇場メチャ混みで、取れた席が最前列右端。一応アスカ胸ポロウヒョをやるロケーションとしては最適だが、スクリーンが近すぎてデカすぎる。これは絵が見えんな。蟻が象の全体を知ろうとする行為だ。劇ヱヴァには映像面ではわりと期待しているので、その肝心の絵が見えんというのは残念っつーか、これにより鑑賞二回目を検討せざるをえなくなった。まともに見ることを考えれば、いっそ席立って後列立ち見などしたほうがマシという気もするが、(LOTR なら立ち見の必然も見出せるけどヱヴァについては)立って見るほどのモチベーションがない。うーむ。
  • 似たようなロケーションで見た映画というと「300」http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070609#p3)などがあるけど、あれは CG でスローモーション演出が大勝利するアクションだからあまり問題なかった、けど実写 CG 映画と違ってアニメーション作品に基本的にはスローモーション演出という引き出しは無いからな(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20090416#p1)。速いアニメについていくのは厳しいっていうか無理だった。そもそもスクリーンの右半分、のさらに下半分くらいしかまともに見渡せないから、全体的に色でなにがおきているのか推測するしかないという。あー画面のあのへんいま赤いからエヴァ二号機が映ってるのかなー、みたいな。
  • ていうかおれの場合好きなアニメの音源だけカセットテープに録音して、映像ナシで延々聞いてるような趣味があるオタ 10 代を送っていたので(←もともとは「これらを全部音源化すれば MAD テープ作るとき有利にならねえかな」と思ってテープ録音をはじめたわけなんだが、繰り返し聞いてるうちにシナリオや印象的な台詞の遣り取りを暗記するという二次効果もあった)、音だけ聞いて話を把握しようとするのは嫌いじゃなかった。

鑑賞後。

  • ずっと上見てたから首いてー。
  • メガネに期待していたのだが、今回あんま印象がなかったな。
  • 太陽を盗んだ男」の曲が使われていて、あーと思った。ゼロはミサトかなー。死ぬし。いや今作でも死ぬかどうかわからんけど。
  • ワンダースワンが出てきた。銀色ってことは初期型でいいのかな。
  • ポカポカ。
  • 画面見えなかったのでアスカ胸ポロ確認できず。ウヒョ言い損ねた。あれー?いまのって胸ポロだったんじゃー?てあとから気付くっていう。
  • GUNPEY やるぜーと思った。
  • 今回けっこうドラマチックだったと思うが、キャラクタへの同情が薄いせいかいまひとつ没入できず。とはいえ、シンジは旧世紀より数段かっこよくなっていた。

とかなんとか。感想妄想はあとで。