優しさとお人好しの違い

今日何となく考えたこと。



優しさとは,無償の愛のことを言うのではなく,自分のリソースの大切さを自分自身認識していて,自分でしっかりと納得したうえで自分のリソースを他者に与えることを言うのではないだろうか。



それに対し,お人好しは自分のリソースの価値を貶めるような形で,言い換えると誰に対してでも際限なく,目の前の人に次々とリソースを割いていくと言うことではないだろうか。

そしてお人好しは基本的に全てを受け入れるために,断ったり決断を下すことがものすごく苦手(八方美人)。



そうすると,八方美人で何が悪いと言う疑問もでてしまうのだが。八方美人はやはり良くないと思う。自分と全く波長の合わない人間を受け入れると,人間は確実に蝕まれていくと思うので。



マザーテレサのような底辺の人にこそ愛を注ぐべきという考え方すら,底辺の人を愛し,それ以外の人は(特に裕福な人は)自分の関わる対象ではないという決断をしていたと想像する。そして彼女は,まさに底辺の人を愛することで,底辺の人々から最高の愛を受け取っていたのだろう。