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2008-08-31

ケータイに関するアンケートのお願い!

以前のエントリーでも書きましたが、mixbeatというsmashmedia河野さん主催の私塾に参加しはじめました。

その来月9月のワークショップで、「ケータイ年表」の作成を行います。

具体的には、1)各キャリアの施策(新機能投入、新プラン投入、キャンペーンなど)と、2)生活者のケータイ遍歴(キャリア・機種変更)のふたつのデータをクロスして読み解く・・・ということにチャレンジしています。

詳細はコチラのmixbeat活動報告ブログをごらんください。


そこで、2)生活者のケータイ遍歴を調べるために、いま、塾生総動員で「携帯電話に関するアンケート」を行っているのですが、できるだけ多くのデータを集めたいので、本ブログをお読みの皆様にも、是非アンケートにご協力いただきたいのです。

期限は9月3日(水)とあと3日程度しかないのですが、5分もあれば十分に終わる簡単なアンケートなので、是非ご協力お願いいたします!

  • webアンケートフォームはコチラ
  • word版アンケートはコチラ(※メールでご返送ください)

なお、アンケート結果、ワークショップの結果については、活動報告ブログの方にアップしてまいります。

ワークショップ後のフィードバックも随時受け付けてまいりますので、そちらもどうぞ宜しくお願いいたします!

2008-06-02

ライフログ×ネット家電のもたらすミライ

NTTレゾナントiアプリ用サービス「キセキ」をリリースした。

NTTレゾナントは5月29日、携帯電話のGPS機能を利用して訪れた場所の「住所」と「時間」を自動的に記録し、その記録に対して日記を作成できるiアプリ用サービス「キセキ」を開始した。東京、神奈川、千葉、埼玉で利用できる。利用料金は無料。

ライフログサービス「キセキ」、訪れた場所の住所と時間を自動記録 −CNET

アプリをDLして待受アプリに設定すると、自動的にGPSデータが蓄積されていく。その行動データに対して「何をしたか」というコメントを追加することで、行動日記が完成。もちろん外部ブログへの投稿も可能。

まあ、ここまではなんてことのないGPS対応ブログないしはSNS(アテラとかあったね、そういえば…)となんら変わりはない。コメントだって、キセキ上で書かせるよりもmixitwitterなどの既存インフラと連携した方が確実に投稿率は上がるだろうし(ここらへんは「NTTっぽい」なぁ…と思ったりw)。

しかし、次の一説は結構すごい。

 また、ユーザーの行動に適した地域情報を配信する機能も備えている。自分の行動日記として情報を蓄積していくことにより、ユーザーの行動特性情報と現在地、時間に応じた飲食店などの情報を導き出し、リアルタイムで待受アプリ上に配信する。行動日記が蓄積されるほど、精度の高い情報を入手できるという。

実際の行動(位置情報)データでターゲティングして、強制的に「待受」に情報(きっとクーポン広告の類だろう)を配信…さすがNTTグループw 他のサービサーじゃ、待受に情報配信なんてやりたくてもなかなか出来ない。そもそも待受アプリへの壁が厚いし。いやはや恐れ入りまつた。


まあ、正直成功するか否かは微妙なところだと思う。GPS情報に対するユーザー(生活者)の姿勢はまだ懐疑的であり、相当なメリットがない限りはバンバン公開したりはしないのではないか?という仮説からの意見である。現実問題、GPS情報は犯罪の助長にもつながりかねない危険性を持っている。だからキャリアのGPS情報通知サービスには厳重なロックがかけられているし、GPS情報を利用したwebサービスでじゃ精度を荒くするなどの調整している。


そもそも、GPS情報をはじめとする「ライフログ」に対する寛容度が、日本という国は低いように感じる。国民性といってしまえばそれまでなのだが、結局のところ、集合知やらマスコラボレーションやらそういった動きが鈍いのも根本の問題は同じなのだろう。もったいないなぁ…と思う反面、私自身もそこまでダダ漏れではない(というより隠居気味)ので、そう強くも言えなかったりはするw*1hiniclipのトミモトさんUstreamで日常をダダ漏れさせているハイパーブロガー)なんか、ネ申の領域ものだw

ただ、ライフログは今後大きな力を擁するものだと思う。編集されない、リアルなダダ漏れのメタデータの洪水。マネタイズの構造は置いておくとしても、マーケターとしては喉から手が出るほど欲しいデータのはずネットの行動ターゲティングとは異なるリアルな行動ターゲティングが可能になる上、生活者の潜在意識(無意識の行動データ)に触れられるのだから、インサイト発掘に多大な力を発することは想像に難くない。ただ、個人的にはビジネス的視点ではなしに、学問的視点(たとえば考現学のような領域など)だけから見ても重要なデータであり、公開するか否かは別として、記録・蓄積しておくべきデータだと感じている。単純に面白いし、100年後に価値を持つデータだ。


だからこそ今、ネット家電といわれる分野に期待している。テレビでもビデオでも炊飯器でも洗濯機でも冷蔵庫でも体重計でも、ネットにつながりさえすれば自動的にライフログを収集することが可能である。もっというなれば、ゲーム機だってそうだし、本棚だって、椅子だって、浴槽だってライフログ収集のハブになり得る。もちろん、収集ハブとしてだけでなく、メディア(媒体)としての力も大きい。要は、ネット家電などのユビキタス環境が整備されれば、生活者のパーソナルなライフログの収集・蓄積が可能となり、また彼らにとって適切な、メディアニュートラルコミュニケーションが可能となるのだ。


まあ、上記のような「ユートピア(笑)」が出来るまでにどんだけ時間かかるんだYO!という至極もっともなツッコミがあるのは重々承知だが、全部はともかく一部はもう実現しつつあるし、家電業界自体にも「ネット対応」の流れはある(ライフログ発想主体ではないにしろ)わけで、あながち夢物語じゃないのではないかなぁ…と安穏と考えていたりする。

最初、生活者側の抵抗は強いかもしれない。でも、本当に彼らにとって有益で幸せなサービスを提供できるならば、彼らは喜んでデータを提供してくれるのではないだろうか?



まあ、そんな真面目な話は置いといて、なんかライフログ関連でエキサイティングなことができたらいいなぁ… ビジネスじゃなくて、全然良い。いまのところアートとか芸術方面の方が相性が良い状態だろうし。またライフスライスカメラとかやりたいなぁ…(ライフスライスキットが完パケだったため、コチラで代用していたw)

仕事の合間に妄想しよう。うん。そうしよう。

*1:まあ、以前実名でバリバリ情報発信していたときは、かなりのダダ漏れっぷりだったがw

2008-05-19

マクドナルドがお財布ケータイを利用した新クーポンサービスを開始

 日本マクドナルドホールディングスとThe JVは、携帯電話を利用したマクドナルドの新会員サービス「かざすクーポン」を発表した。まずは九州地域で5月20日より提供される。

 かざすクーポンは、おサイフケータイの機能を活用したクーポンサービス。従来より提供しているオンラインクーポンをアプリ化したもので、購入したい商品とクーポンの使用枚数をあらかじめ決めて、レジ前のリーダーに携帯電話をかざすことで注文できる。支払い方法はiDか現金で、注文後にどちらで支払うか口頭で店員に伝える。また、ドリンクの種類なども口頭で店員に伝える。

マクドナルド、おサイフケータイを活用した新クーポンサービス -ケータイwatch

今、生活者にいちばん使われているクーポンはマクドナルドのクーポンかもしれない。hotpepperやぐるなびといった元祖クーポンマガジンが強いとはいえ、店舗(ブランド)単独で見れば、マクドナルドを超えるものはないだろう。ケータイサイトの登録ユーザーは優に1000万人を超え、小学生からサラリーマンまで幅広い層の生活者が、毎日大量のクーポンを利用してマクドナルドの商品を消費している。明確な根拠(データ)はないが、周りの話やマクドナルド店舗の様子を観察するに、まあそう外れてはいないと思う。

そのマクドナルドがついに、おサイフケータイを利用したクーポンサービスを始める。わざわざケータイブラウザを起動する必要もなく、R/Wにかざすだけで利用可能になり、ユーザーにとってはますます便利で使いやすいクーポンサービスになったと言える。

また、何よりもマクドナルド側にとっては、このサービスが大きな進歩の鍵となる。今までの個人情報(ケータイサイトの登録情報)に加え、購買履歴の紐付けが可能となる。これほどリアルで貴重なマーケティング・データベースはないだろう。

まあ、マーケティングに従事するモノとして、「お財布ケータイ(電子マネー)」といえば「個人情報×購買履歴」という発想がでてくるのは当然のことだし、さして新しいことではない。今回のマクドナルドの件もそうだが、技術も大分進歩して、「理想」の実現に着々と近づいてきていると言えよう。


話はそれるが、今後電子マネー競争で勝ち残っていくのは、7&iホールディングスのnanaco、イオングループのWAONをはじめ、流通系電子マネーだと思う。

大きな理由は、以下の3つ。

  • ポイント還元・クーポンをドライバーに顧客獲得・囲い込みが可能。
  • 生活に密着した商品の購買の場をおさえており、食品から衣料品まで生活者の消費を幅広くカバーできるため、よりリアルな生活・購買実態を把握することが可能。
  • グループ内であればPOSもほぼ全ての店舗が共通のものを使っているので、ユーザー個々人の購買履歴との店舗状況の紐付けシステムの構築が容易にできる

発行枚数でいうなら、まだEdyやSuicaの方が優勢かもしれない。しかし、トランザクション数を見ると、流通系電子マネー(というよりnanaco)の圧勝である。結局、提携先は多いがポイント(マイル)加算率がよくないEdyや、交通ICカードの領域を出ないSuicaは、「個客(顧客)の購買情報の蓄積」の側面で流通系電子マネーで戦おうとしても苦しい・・・ということである。

ただし、Suicaに関しては他の電子マネー(ICカード)では取れない「行動・移動履歴」を取ることが可能という強みがあり、また近年エキナカを中心に消費の場の構築を始めていることから、今後の取り組み・スピードによっては巻き返しが可能ではないかと思われる。


ここで、マクドナルドの話に戻したい。

なぜケータイ・クーポンでマクドナルドが強いのか。それは、上記流通系電子マネーの強みと同じである。ぐるなびやホットペッパーでは、正確な利用率や生活者の嗜好・消費傾向を収集・分析することは難しい。掲載店舗とのPOS、顧客情報DBの共有なんてもっての他。となると、単体で広大なネットワークを持つマクドナルドのような大型チェーンが持つ顧客の個人情報×購買情報の質・量は、圧倒的に強くなるのである。

まあ、領域が狭いといったらそれまでだが、企業のマーケティング・ツールとしてはこの上ないDBであることには変わりないし、そのDBを利用して新しい広告媒体としてクーポン事業を発展させることだってできるわけで、可能性は無限大だ。


電子マネー元年から2年。おサイフケータイが始まって4年。

技術とライフスタイルのレベルがようやっと一致しはじめた今日、これからどう発展していくのかが楽しみである。

2008-02-20

モバイルSuicaの年会費制導入に見る「普及」と「囲い込み」のジレンマ

一般カード利用のモバイルSuicaユーザーは、年会費が必要に

JR東日本は2月14日、「モバイルSuicaに関するお知らせ」として、3月15日以降モバイルSuicaを利用する際の変更点を発表した。主な変更点は以下のとおりだ。

1. ビューカード以外のクレジットカードを登録して利用する場合、4月1日以降年会費1000円が必要に

2. 私鉄や地下鉄との連絡定期券の発売範囲変更(3月15日以降)

3. モバイルSuica特急券のサービススタート(3月15日以降)


私個人の意見としては、もうちょっとモバイルSuicaの利用率が上がってから、ビューカードへの囲い込み戦略に移行すべきではないかと考える。

そもそも、モバイルSuica自体、認知度はそこそこあがってきたものの、「具体的にどうすれば使えるようになるのか分からない」「定期券でも使えるの?」「新幹線のチケットも買えるの?」など、モバイルSuicaのある生活のベネフィットの訴求度は認知度に比べて低いままだ。今の状態で、ビューカード以外のクレジットカード利用の場合は年会費1000円…なんて、ビューカードの囲い込み目的でモバイルSuica加入へのハードルをあげてしまうのは、ちょっとリスキーなのではないだろうか。

ただし、ビューカードの利用率・加入率に比重をおいているとするならば、それはそれでアリな戦略だ。

モバイルSuica>ビューカード」の視点で戦略を練るか、「モバイルSuica<ビューカード」の視点で戦略を練るか、ただそれだけの違いなのだろう。


それにしても、モバスイだけじゃなくて、Suica事業は全体的に、もっとユーザー視点に立って頑張らないといけないと思う…あまりにも○○○的なスピードというかサービスというか戦略というか…

2008-01-25

やっと始まった!? DoCoMo 2.0 

NTTドコモがグーグルと提携--検索や広告、YouTubeなど全サービスで協力


昨年から始まっていたDoCoMo2.0だが、やっと「本当の2.0」に辿りついたようだ。

もし去年のキャンペーン開始時にはGoogleとの提携がほぼ決まっていて、それを見据えた上で「2.0」っていうキャッチコピーを掲げていたのなら、「DoCoMo2.0って続けて読むと、ドコモに移転ゼロだよねー」と思い切り見下しまくっていた自分にラリアットをかましたい。アホすぎる。いや、たぶんそうなのだろうが…


ということで、「Gmailだってカレンダーだって、YouTubeだって見れちゃうよ!Google Mapアプリにしちゃうよ!むしろPicasaもしちゃうよ!」と比較的生活をGoogleにハックされているタイプの人間にはヨダレものの発表なのだが、よくよく記事を読んでみると「あーやっぱりそうなんだ」ということも。


公式サイト検索は「goo」(NTTレゾナント)の技術を活用してドコモが提供し、一般サイトとPCサイトの検索はGoogleエンジンを活用する形にする。検索結果ページに表示する検索連動型広告も、公式サイト部分にはドコモと電通が共同出資するディーツーコミュニケーションズ(D2C)の広告を、一般・PCサイト部分にはGoogleのAdWordsを表示する。「いいとこ取りというか、一番いいものを載せていくということ」(NTTドコモの辻村清行常務執行役員)

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/24/news117.html :title=「Googleのあらゆるサービスが提携対象」──ドコモが強調する“他社との違い”]


結局、「ケータイサイト」の世界は守り通したい…ということだろうか。

ケータイweb世界の情報までGoogleに整理しつくされるのは困る、というのが本音なのではないだろうか。

個人的には、もうそろそろ「公式サイト」と「一般サイト」の区切りをなくしてもいいのでは?と考えている。

公式サイトなんてキャリアが金づるを作るために必要なカテゴリだ。当のユーザーにとっては、公式や一般といったカテゴリなんて知ったこっちゃない。とにかく「すべて」の選択肢の中から、自分の探している情報を一気に検索したい、最善のものを見つけたい。それだけなのだ。



そうはいっても、これだけアピールされると、悲しい哉、すこし欲しくなってしまう…

今使ってるauのケータイが、若干瀕死状態*1なこともあって、特に…


ところで、2006年の時点でauがGoogleと提携していたはず。

ものすごく期待していたのに… one ガジェットとか言ってる場合じゃないよau!


とりあえず様子見、ですな。

DoCoMoがどれだけスピードアップできるかにかかっている気がする。

*1:充電器に指した瞬間、「あと30秒で電源が切れます」と言われる…たとえフルの状態で指したとしても。一応充電はされるんだけど、充電器から外すときにまた「あと30秒で…」と良言われてしまう。一体どうしろと…まあ、2年も使えば、おかしくもなるということで。