ベルサイユのばら フェルゼン編

 ブログには書かなかったけど、正月のオスカルアンドレ編に続いて2度目の宝塚ベルばら。すっかりタカラヅカマジックに嵌められた今日この頃……(^^;)。

 銀英伝からヅカに入った身からすると、ダイジェスト版ですらない【各場面*1つまみぐい】のような独特の展開は正直「うーん(汗)」であったし(←原作のあらすじを観客側はマスターしているというのが大前提の作品であると、今回初めて知った)、ヒロインのアントワネットの出番の少なさ等、いろんなところで違和感続出の構成であったのは確か。しかしながらフェルゼンの歌がもんのすごく良かったので、急遽当日券B席で予定外の2回目鑑賞をしてきてしまった!ええ、いちいちやることが後手に回る情けないフェルゼン様だったけどあの歌だけで私、当日券チケット買えましたとも!いやーびっくり、今年になってトップ就任された方とのことだけど、上級生(宙組トップの凰稀さんよりも3年くらい先輩)であれだけ歌えるのに今までトップでなれなかったとは…………宝塚って奥が深いんですねえ(;゚Д゚)。というわけで今、私はすごくライブ録音CDが欲しい!というか、壮さんの歌が配信されたらずえったいに購入します(笑)。
 宝塚の事情を幾分か知った上で自分のヅカ銀感想を読むと素人さん全開で結構恥ずかしかったのでw今回はあまり書かずにおきますが、あの国境を突破する場面で「結局戦うんかいっ!!」と突っ込んだ*2のはおそらく私だけではない筈だ(笑)。あと、終演後に売店に寄ったらあの馬車の場面の写真がやたら売れてて(棚の残り枚数が片手程しか無かった)皆、欲しくなる場面は一緒なんだなあと(笑)。
 次回作は藤沢周平原作ものが決まっているそうで、絶対行く!
《追記》オスカルとアンドレが結ばれてから死ぬまででのくだりが、ジェローデルの回想語りという形で描かれるが、ジェローデルが駆けつけたアンドレの死の場面はともかく、バスティーユや今宵一夜(!)の場面はなんでお前が語れる程に詳しく知ってるんじゃい!と心の中で突っ込んだのは私だけではない筈だ。
《更に追記》国境の場面で舞台左端に立ててあった木の台のようなもの……松明入れかと思ってた(国境の柵だった)。

*1:宝塚オリジナル多数含む

*2:ただ、私はあの場面、警備隊の隊長さんが部下たちの手前「わざと」フェルゼンを挑発して、逃げやすいようにお膳立て(?)した裏設定などがあるのでは????と睨んでるんですが……ガイシュツ?