「マトリョーシカの国」
吉祥寺のgallery re:tailにて、2月9日(水)から13日(日)まで企画展「マトリョーシカの国」が開かれます。
100名以上の日本の作家によるマトリョーシカの展示販売のほか、ロシア雑貨「ルイノク2」さんによるロシア作家のレアマトリョーシカの展示販売、ウッドバーニング専門店「木の香」さんによるウッドバーニングのワークショップなども予定されているとのこと。
稲村光男抒情画工房では、ギリシャ神話のイメージをモチーフにした新作マトリョーシカと、11月に下北沢・無寸草でお披露目しておかげさまでご好評いただきましたふたつめのアリス・マトリョーシカを出品します。
ぜひみなさまお誘い合わせのうえ、会場でお楽しみください。
【マトリョーシカの国】 Матрёшка Страна
http://thetail.jp/archives/5598
期間:2011.02.09(水) ~ 02.13(日)
時間:12:00 ~ 19:00
場所: gallery re:tail(本館) / ☆百想(re:tail別館)
マトリョーシカ展【3】 下北沢 ギャラリー無寸草とづづにて
マトリョーシカ展【3】
下北沢 ギャラリー無寸草とづづ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~musunso/
2010年 11月2日(火)〜11月14日(日)
12:00〜20:00 (最終日17:00まで)
月曜休廊
※「居酒屋づづ」 は23時まで営業
参加アーティスト
影山多栄子
金田アツ子
亀山結花
香凛
guppie☆
K・S
佐藤美保子
タカヒサケイコ
とりやべたまえ
なかよしこけし堂
永見由子
はやしみほ
FuUSENKA
ふなこしかな
マツモトヒラコ
まな
山下美千代
山本裕子
山屋幸子
Yoshie
U作+金魚
葉子&光男
lilga
りんりん堂
鎌倉のコケーシカのお店とマトリョーシカ博覧会
4月のある日、鎌倉へお出かけした際に、前から一度訪ねてみたいと思っていた「コケーシカ」のお店にお邪魔してきました。
長谷の駅に降り立ったのはもう夕方近く。
たしか鎌倉文学館や吉屋信子記念館の近くに「コケーシカ」のお店があると何かで見た記憶があったので、もし見つけられたら立ち寄ってみたいね、と言って歩き出すと、ちょっとステキなお店を発見しました。
アーティスト雑貨のお店、「shironeko」さん。
http://www.shiro-neko.jp/
おるがん社のかわいい陶豆人形が目にとまって店内にお邪魔してみると、ぼくが持っていたマトリョーシカ-姫だるまトート・バッグや葉子のマトリョーシカのペンダントを見たお店の方が、「マトリョーシカがお好きでしたら、ぜひコケーシカさんに」と言って、道順を教えて下さったばかりでなく、わざわざ電話をかけて営業時間も確認していただきました。
コケーシカのお店はその日は6時までの営業、いますぐ行けば間に合いそう、とのことで、早々に失礼してしまいましたが、「shironeko」さんへはまたできるだけ近いうちにお買い物にいきたいと思ってます。ありがとうございました!
教えていただいた道順をたどって入り込んだ民家が連なる小径に、大きな看板もなく、うっかりすると通り過ぎてしまいそうなたたずまいの「コケーシカ」のお店を発見。
さっぱりとした感じの建物の店内にお邪魔してみると、壁一面にたくさんのマトリョーシカとこけしが並んでいるのが圧巻!店内の撮影も快く許可していただきました。
ガラスケースの中には、「マトこけし」や「通信こけし」「郵便マトリョーシカ」などのオリジナル作品が。
たくさんのこけしやマトリョーシカ、関連グッズの数々に囲まれたほんとうに居心地のよい空間です。
去りがたい気持ちのまま閉店の時間がせまっているのでおみやげ選び。
どれもこれも欲しくなってしまう気持ちをおさえて絞り込み、それでもデザインのステキなこけし柄の包装紙や手ぬぐい、切手を貼って郵送もできる「通信こけし」など、あれこれお買い物してしまいました。
お店の方からご案内していただいた「第一回マトリョーシカ大博覧会」の告知はがきの内容を、こちらにも掲載させていただきます。
【第一回マトリョーシカ大博覧会】
○日時
2010年4月29日(木・祝)〜5月10日(月)
○場所
第一会場・全日本こけしコンクール・ホワイトキューブ会場
(JR新幹線白石蔵王駅前、白石市文化体育活動センター)
※5月3・4日 展示及び招待作家の実演交流会
第二会場・コケーシカ鎌倉(鎌倉市吉屋信子記念館 筋向かい)
※4月29日〜5月10日展示
※5月5日 招待作家の実演交流とマトリョーシカ教室(要予約)
○内容
伝統マトリョーシカの原産地と各系統の紹介
日本の伝統こけしとロシアのマトリョーシカの日露友好文化交流
ロシアより招待作家マリア・ドミトリーさん
○後援
ロシア文化フェスティバル組織委員会・ロシアンアーツ
○協賛
○問合せ
伝統こけしとマトリョーシカの専門店 KOKE-SHKA
営業時間 / 11:00〜18:00
営業日 / 金・土・日・月・祝日
住所 / 鎌倉市長谷 1-2-15
電話 / 0467(23)6917
ちなみに、私事ですが、この「第一回マトリョーシカ大博覧会」第一会場となる宮城県白石市はぼくの出身地です。
もうずいぶん昔のことですが、高校生の頃は毎日この街の、古城跡のある岡の上の学校へ通学していて、先生の中には「全日本こけしコンクール」の審査員を務めている方もいらっしゃったものでした。
当時はありふれていて新鮮味もない民芸品としか思っていなかった「こけし」。けれど、その轆轤を使っての製作風景や絵付けの緊張感に目を見張ったことも憶えています。
その「こけし」が、海を越えてロシアのマトリョーシカと交流を深めて、閑静な鎌倉のかたすみにこんなおしゃれなお店ができたことを、とても興味深く思っています。
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房
アリス・マトリョーシカ
機械仕掛けのマトリョーシカ - 二象舎・原田和明さんのオートマタ作品
2010年2月に開催された吉祥寺の「マトリョーシカの村」は、70名ものアーティストの作品が展示され、1週間の会期のあいだに1600人もお客様にご来場いただいて、大好評だったとのことです。
ぼくも出展させていただいた一人としてとてもうれしく思うと同時に、マトリョーシカというアイテムが単なるロシアのお土産から、かわいい雑貨やファッション・グッズとしての流行を経て、いままた新たに、さまざまな分野でものを創る造形作家さんたちのイマジネーションをかきたてる呪物として復権してきた実感を得ることができました。
姫だるまや入れ子のこけしをルーツとして生まれたロシアのマトリョーシカ人形が、故郷に帰って根付きはじめたような気がしてしまったのです。
最近はごぶさたしてしまっていましたこの「マトリョーシカと姫だるま」のブログですが、これからはマトリョーシカというモチーフに取り組んだ現代日本のアーティストがどんな作品を生み出しているか、できるだけご紹介させていただきたいと思っています。
こちらの動画は、シュールでユーモラスなオートマタの製作を手がける二象舎・原田和明さんの作品から。
「マトリョーシカの村」の会場となった gallery re:tailに隣接するお店 poooL にて開かれている「原田和明オートマタ展『動く静物』」へお邪魔して、ふだんは山口県にて製作されているという作品の数々を拝見することができ、実際にこの「機会仕掛けのマトリョーシカ」にも触れさせていただきました。
イギリスでもオートマタの製作を学ばれたという原田さんの作品は、もちろん世界的にも通用するクオリティのものだと思うのですが、ぼくとしては何よりもその「木」という材質へのこだわりと、繊細な手仕事に、やはりどこか日本ならではのアートとクラフト、ということを感じさせられた気がします。
二象舎・原田和明さんのオートマタ展『動く静物』は4月5日まで開催中です。
http://thetail.jp/archives/2555
pool
http://www.poool.jp/
二象舎
http://nizo.jp/
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房
マトリョーシカの村の収穫
吉祥寺 gallery re:tailで2月22日まで開催中の企画展「マトリョーシカの村」は、70名もの参加アーティストの出品するいろんなマトリョーシカが集まって、大盛況。何百人ものご来場の方々にご好評いただいているとのことでした。
かわいらしいハンドメイドのマトリョーシカ・グッズがいっぱいのお土産物屋さんも大人気。
今回はその中から、わが家へ連れ帰ったアイテムをご紹介させていただきます。
羊毛フェルト作家 ちょん*はんどめいどさんの作品。
つぶらな瞳にちょっと光が入ったかわいい羊毛フェルトのマトリョーシカ・ブローチ。
http://chonwool.blog51.fc2.com/
イラストレーター zuccoさんの作品。
不思議な魅力の動物プラ板ブローチ。
http://zuccocco.web.fc2.com/
北海道限定で新発売されるマトリョーシカのお菓子「HOKKAIDOマトリョーシカ」。
「北海道以外では、この期間、ここre:tailでしか手に入らないレアもの」とのことです。
ちなみに、「姫だるま〜マトリョーシカ」レター・セットをお買い上げ、ブログに掲載して下さった方もいらっしゃいました。
http://ameblo.jp/purarine-93/entry-10463037732.html
この方が「顔入れようかとも思いましたが恥ずかしくてやめました。」という、村の入り口にある話題のマトリョーシカ顔はめ看板で撮影した記念写真や、会場の展示風景は、稲村光男抒情画工房のブログ「薬箱手帖」でご覧下さい。
企画展「マトリョーシカの村」は、2月22日月曜日まで開催。最終日は17:30まで。
まだ間に合う方は、ぜひぜひお立ち寄り下さい。
http://thetail.jp/archives/1980
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房
「マトリョーシカの村」のおしらせ 出展予定作品とグッズ
2月17日(水)から22日まで、吉祥寺のギャラリー「re:tail」で開催される企画展「マトリョーシカの村」について、Yahoo!ニュースにもおしらせが掲載されました。
吉祥寺でマトリョーシカ企画展−100体展示、マトリョーシカ雑貨販売も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100205-00000048-minkei-l13
この記事の中で、思いがけず60人以上のアーティストの中から名前を挙げていただいた稲村光男抒情画工房からは、マトリョーシカ作品4組を出展いたします。
もちろん、「姫だるま〜マトリョーシカTシャツ」も出品予定。
それに、web shopではすでに完売となっている限定品「姫だるまトート・バッグ」もお蔵出し。現物限り・早い者勝ち、おそらくこれが正規に販売できる最後の機会ですのでお早めにどうぞ。
姫だるま〜マトリョーシカTシャツ
姫だるま〜マトリョーシカ・トート・バッグ
そのほか、姫だるまのレターセットやプチ封筒もお求めいただけます。
会場には、北海道限定で新発売されるマトリョーシカのお菓子『HOKKAIDOマトリョーシカ』もお目見え。先着でプレゼントといった企画もあるそうですので、どうぞお楽しみに。
吉祥寺の「マトリョーシカの村」へ、ぜひお立ち寄り下さい。
http://thetail.jp/archives/1980
"マトリョーシカと姫だるま"
posted by 稲村光男抒情画工房