天音ちゃん、お誕生日おめでとう!

なんとも久しぶりすぎるブログ更新です。この一年、おかげさまで忙しく演奏活動していました。
本日はギターデュオ「ナイロン兄弟」として「ほの国百貨店」のイベントでのライブでした。あいにくの大雨でしたが、たくさんのお客様に来て頂き、感謝感謝です。
でも、やらかしてしまったんです・・・・。
ライブ終了後、最前列で熱心に聴いて頂いていた親子連れの方にCDを購入してもらえ、CDにサインをさせて頂いたのですが、その時の出来事を再現。
まつはし「お名前いれますね!お名前は?」
お母様「あまね です。」
まつはし「あまねちゃん。どういう字を書きます?」
お母様「天に おと です。」
まつはし「天に おっと ですね。」
そして、不覚にも「天夫ちゃん」とCDにサインが・・・。書きながら「夫」で「ね」と読むんだぁ、荘厳な名前だなぁ。名前って難しいなぁなどと考えていた能天気なまつはし。
そして、なんと今日が「天音ちゃん」のお誕生日。それではと、お客様を巻き込んで「Happy Birthday」を演奏、合唱!一緒にお祝いできて良かった!と大満足なまつはし・・・。
お客様が帰られて、相棒の待井くんが、「天音ちゃん、ほんと素敵な名前ですよね。天の音ですよ!」
「音・・・おと」?あれ、「夫・・・おっと」じゃないのか?「音!!!」そうか・・・やっと気づくアホなまつはし。
本当に申し訳ありません。大切なお誕生日に、こんな大ポカを・・・。
きっと、ショックで何も言えなかったのでしょう・・・。「ごめんね天音ちゃん」
もしこのブログを見て頂けたら是非御連絡下さい!お名前を書き直したCDをお贈りします。

皆さんのお気持ち


3月19日に行いましたLUCK CAFE mini concert vol.2に御来場頂いたお客様からのお気持ち、本日、日本赤十字社義援金として収めてきました。御協力、本当にありがとうございました。皆さんのお気持ちと祈り、被災された方々に伝わると思います。
自分に何が出来るのだろう?悩んでいる方も多いと思います。ただ祈り、個人個人が考えるだけでも変わっていくと思います。

震災に想う

東北地方の大震災。少しでも不幸が小さくなるようお祈りいたします。
このような事態が起こると、自分の力の無さを思い知る。ただ、気を揉み祈るだけ・・・。
人は、やもすると行き過ぎてしまう。身の丈を忘れ、過信してしまう。万物を慈しみ、謙虚であれ。自然がしびれを切らした気がする。
こんな時、自分に何が出来るだろうか?幸いライブを行う機会が自分にはある。こんな時だからこそ、いつも通りライブをしよう。もともとメッセージ性の強い音楽を発信する事からは、距離を置いてきたが、少し問いかけてみよう。
微力でも、不幸が小さくなりますように。

上関ライブ(今までに無い長文・・・御容赦くだされ)





遅くなってしまいましたが、1月30日に行われた上関でのライブ報告です。
前日の昼、絵音レコ発ツアーでも活躍した「黄金号」に意気揚々乗り込み、一路、山口県上関町を目指します。が・・・、よりによってこのタイミングに、この冬一番の寒気団がお出迎えです。大丈夫か雪・・・。チェーンを積み込んで出発したものの、不安を抱えつつ高速道路を西へ西へとひた走ります。案の定、岡山県あたりから雪が降り始め、広島県に入ると本格的に。幸い、チェーン規制にはなりませんでしたが、視界5mほどの雪が織り成す幻想的な世界を満喫しつつ、ノロノロ山口県に入ったあたりのサービスエリアまで走り、お決まりの車中泊といたします。厳冬の車中泊、なめてました。毛布2枚、布団1枚に包まるも、寒さで眠れません。車の暖房をかけ、何とか眠ることが出来ました。雪化粧をした車の中で目覚め、上関を目指します。途中、温泉に入り、おまけにマッサージで、朝から猛烈に痛む腰も快調に。(無理な車中泊がたたったか・・・)
上関に到着です。美しい海に目を奪われます。そして、ライブ会場の安村邸に着いてみると立派なたて看板がお出迎えです。胸が熱くなります。漆喰の壁に囲まれた堂々たる安村邸、しっかりと現代の生活に対応しつつも、よき時代の香りがぷんぷんするその佇まいに感動です。二階の広大な屋根裏部屋には、当時の様々な資料が展示されており興味をそそります。ライブ会場入り口には画家の吉川幸昭さんの作品が飾られており、上関の海を髣髴させる、その色使いにしばし、目を奪われます。ステージ両サイドにはフラワーコディネイター、野村真由美さんの作品が飾られており、その優雅さと迫力に圧倒されます。なんだか、凄い事になっているぞと、皆さんのご尽力に感謝し感動しつつも、プレッシャーが圧し掛かります。リハーサルを済ませた後、おいしい刺身と鍋をたらふくご馳走になり、いよいよ本番を迎えます。
地元の方々を始め、遠方からもぞくぞくとお客さんが来てくださり、会場は満員御礼です。今回ライブ開催に絶大なるご尽力を頂いた、おかさん、のりさんにまたもや御協力頂いて、マイブームのシンギングボールの合奏からライブスタート。三人で奏でるシンギングボールの共鳴がなんとも心地良く、いい感じでギター演奏へと入れました。つたないMCを挟みつつも、暖かいお客さんに支えられ、無事ライブ終了。二度もアンコールを頂き、沢山の投げ銭を頂き、CDも沢山ご購入頂き、感謝感謝です。
かけがえの無い美しい自然、古きよき物を慈しむ、そんな気持ちを目一杯感じさせてくれる町「上関」、皆さんに興味を持って頂けたら幸いです。また是非とも訪れたくなる本当に素敵な町です。
翌日の滋賀県でのライブ出演のため、後ろ髪を引かれる思いで、その日のうちに上関を後にし、力尽きた所でまたもや厳冬の車中泊となりました。
今回は、おかさんを始め、沢山の方々の信じられないほど甚大な御尽力を頂きました。正直、どう御礼を申し上げてよいのか分かりません。(いい年こいて、恥ずかしい事この上なしですが・・・)本当にありがとうございました。少しでも良い音楽をお届け出来るよう精進します。

花咲く海の町・上関 〜まつはしたかしコンサート


山口、上関町でのライブ、記者配布資料を作って頂きました。強力な広報活動、本当にありがとうございます。山口の路上での出会いが、どんどん広がってゆきます。期待に応えられるよう精一杯、演奏させて頂きます。
気張りすぎてコケそうな予感もしますが・・・気をつけます。

山口県再訪予告!


『 花咲く海の町・上関 〜まつはしたかしコンサート 』

date : 2011年1月30日(日) 開場午後18時 開演午後19時〜
place : 山口県熊毛郡上関町長島588  安村邸
charge :投げ銭

毛利家最後の第14代藩主毛利敬親公(長州藩萩藩主)の家臣であった安村家。明治13年築の武家屋敷が現代の生活との融合を楽しめる住スペースとして再生されました。
その上質の空間を、萩市のフラワー&テーブルコーディネターの野村真由美が花々、草木や身近なもので彩ります。
香り立つ時間を音で演出するのは、愛知県豊橋市からギタリスト、まつはし。「今聞きたい音楽を、もっと自由にもっと純粋に」
山口県芸術文化奨励賞、中美展文部科学大臣賞受賞作家であり、毛利家に縁のある画家、吉川幸昭はこの日に新しい作品を発表し、ライブ空間の光を演出します。
この上なく上質な空間、上質な色彩、上質な絵画、上質な香りに囲まれながら奏でられる、一生に一度のコンサートです。
この機会をお見逃しなく。

問い合わせ先 090-6844-7594  (上関ファンクラブ事務局)


昨年のレコ発ツアーの時にお世話になった岡村さんからお誘い頂き、山口再訪です。上記のように、空間、花、絵、音、まさに五感で楽しむ時間になりそうです。是非、足を運んで頂けたらと思います。
http://www.kaminoseki.info/より、現地の様子が伝わるかと思います。古民家マニアの私は、今から卒倒しそうです。

ありがとうございます


無事、豊橋市に帰ってまいりました。一ヵ月半、約8,000kmに渡っての「絵音」レコ発ツアー。今回は、本当に様々なかけがえの無い出会いがありました。あの時、あの場所でなかったら絶対にめぐり合えなかった出会い。人との出会いの必然性を感じえずにはいられません。正直、出足がつまずきかけただけに、相当さみしい旅になるのではと、ブルーになりかけていました。ところがその後、各地で沢山の方々に応援され、励まされ、そして歓迎していただき、そのおかげで完走することが出来たのだと思います。ありがとうございます。ありふれた言葉かもしれませんが、支えて下さった皆様に心から申し上げます。
今回の旅で見かけた(たしか厳島神社に向かう参道の途中だったような・・・)看板に書いてあった言葉で心に響き、何度も思い出した言葉がありました。「その時はその時です。その時がその時です。」なんとも素敵な言葉だと思いませんか?このブログを読んで頂いた皆様に贈りたいと思います。長い間、御愛読頂きありがとうございました。
この旅を、ずーとノントラブルで私を支えてくれた車(黄金号)とギター(春平)をこの旅最後の写真といたします。お疲れ様でした。そして、ありがとう。
本日の走行距離69km/7827km