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松原和之の「教育考現学」 RSSフィード

2017-02-05

21世紀のラッダイトを起こすな

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

19世紀のイギリスで、産業革命にともなう工場における機械利用の普及で失業の危機を感じた労働者たちが機械を打ち壊す運動を行いました。それをラッダイト運動といいます。

当時の労働者たちにとって、仕事を機械に奪われるという危機感はかなり強かったでしょう。中には実際に職を奪われた労働者もいたでしょう。
しかし、長い歴史を振り返ってみると、必ずしもそのことにより人間の仕事がなくなっているわけではありません。むしろ、新たな仕事がどんどん生み出されています。
つまり、新しい文明や技術の変化に抗っても仕方がないのです。

いま起きているICTや人工知能の進展は、あらたな産業革命とも言われるほどです。将来、人間の職は全て人工知能に奪われるのではないかという危惧さえ聞かれます。

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では、我々はこれに抗い、コンピューターやロボットを打ち壊せばいいのでしょうか。
いや、やはり、我々はこれを乗り越えた先の新しい職を想像して、それに対する準備をしておくべきなのではないでしょうか。

小中高校は、10年後、20年後の社会を担う子どもたちを育てています。
15年後には今ある仕事の半分は人工知能やロボットに置き換わると予測されている現在、子どもたちにどんな資質・能力を身に付けさせてあげれば良いのでしょうか。

学校のICT化や新たな資質・能力を育むために行われるアクティブ・ラーニングに抵抗しているあなた。その抵抗は静かなるラッダイト運動かもしれませんよ。
それよりは、その先を見て、自分が変わっていかないといけないと思いませんか。

2014-05-30

無印良品は仕組みが9割

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

1980年、無印良品は、「わけあって安い」というキャッチコピーで始まりました。ブランドがないから安いという西友のプライベートブランドとしてスタートしたのです。
しかし、そのシンプルなデザインは若者の間で人気が出て、「ノーブランドというブランド」を作り上げ、バブル経済崩壊後の不景気でも好調な売上をあげていました。
しかし、経験主義の放漫経営が祟ってか、2001年度中間期に38億円の赤字を計上してしまいます。この会社はもうダメではないのかと囁かれたとき、社長に就任したのが現会長である松井忠三さんでした。
そして、松井社長のもと、V字回復を実現し、2005年度には156億円という過去最高の経常利益をあげるに至りました。

松井社長は何をしたのか?

リストラや早期退職による人件費削減、不採算部門からの撤退、資産売却ではありません。簡単なことです。マニュアルを作ったのです。
マニュアルとは、業務の仕組み作りです。経験や勘に頼らない仕事をする組織を作ることです。仕組みは、社員の意識を変えます。社員のモチベーションを向上します。そして、組織の風土が変わります。結果、生産性が急上昇し、利益体質を取り戻したのです。

さて、その詳しい内容は・・・
そうです。私学マネジメント協会定例セミナーに松井忠三さんが登場します。6月24日(火)18:30〜20:30、アビタス新宿にて講演会が開かれます。→詳しくはこちら
協会の会員校の先生方はもちろん、非会員の方でもどうぞ。

マニュアルだけでV字回復するのか!?
疑問に思った方はぜひ!!

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