初めての入賞カップ

小学校一年生から少年野球を続けてきた息子の、小学生としては最後となる大会が先日終わりました。
息子の代の選手達は、一人っ子と長男が多かったせいか、おっとりとして優しい子ばかりでした。だからと言う訳でも無いのでしょが、いまいち勝負に拘りが無く、負けて悔しい思いをすることが多かったのです。低学年チームとして色々な大会に出ていた頃から、毎年負け越していました。
六年生となった今シーズンもそれは変わらず、ここまで賞とは縁のないチームでした。ところが、最後の最後で、何とBブロック3位という表彰状とカップをいただくことができました。
この大会はトーナメント方式で勝ち上がっていくのですが、ちょっと変わったところがあります。普通は一回戦で負けたらそこで終わりなのですが、この大会は一回戦で負けたチーム同士でもBブロックというものを作り、そこでトーナメントを行って優勝を争います。そのBブロックでの3位ですから、実は大して自慢できる賞でもないのが正直なところですが、そんなことはどうでもいいんです。
閉会式で、表彰状と小さなカップをもらった選手達の満面の笑み。今までずーっと無冠だったチームがようやく手にした小さなカップ。全員が順番にカップを手に持ってその重みを味わい、表彰状を眺め、皆で写真に収まる姿はホントに嬉しそうでした。
我々コーチ陣としても、なかなか勝たせてやれなくて申し訳なく思い続けていたのですが、これで少しは肩の荷が下りた気がします。息子が二年生の頃からコーチとしてお手伝いを始め、ここまで随分と自分の時間を犠牲にしてチームに関わってきましたが、色んな苦労は吹き飛びました。やってきて良かったです。
小学生としての野球は終わりましたが、彼等の野球人生はまだまだ始まったばかりです。中学になっても、野球で多くの喜びを得てもらいたいなと、切に思う次第です。

久米島に行ってきました(オマケ)

アッと言う間の四日間でした。心の底から癒されて、文字通りリフレッシュ休暇を過ごすことができました。会社に感謝ですホント。


家族揃っての記念写真ってのもコッ恥ずかしいので、代わりに皆のビーサンを並べて撮影しました。皆が緑色なのは、カミさんの趣味によるものです。既にカミさんより息子のゾーリの方が大きいです。


自宅に帰り、イーフビーチやハテノ浜で拾ってきた貝殻や珊瑚で、シーサーを作ってみました。ホテルのロビーで有料のシーサー作りをやっていたのですが、それをまんまマネさせていただきました。
どうですか、なかなかオモシロいでしょ?



やっぱり離島はイイですね。また一生懸命仕事をして、さて、来年の夏はどの島に行きましょうか。

久米島に行ってきました(その3)

3日目は、久米島の沖合に浮かぶ白砂だけでできた浜、ハテノ浜に行ってきました。久米島に来たらココだけは行っておかねばバカだ!というくらい定番のスポットです。ママチャリでは当然行けないし、泳いで渡る訳にもいきませんので、ここは素直にホテルのデスクでツアーを申し込みます。
ホテルからマイクロバスで10分、港から20分モーターボートで揺られるとハテノ浜です。


どうです!このビーチ。下馬評に寸分違わぬ美しさです。真っ白の砂、エメラルドグリーンの海、真っ青な空に白い雲が浮かび、正に絵に描いたような南国の光景です。ほんのちょっと海に潜れば、カラフルな魚達がウヨウヨ泳いでいます。2時間の滞在時間中、息子はずっと海から出てきませんでした。


砂浜は貝殻と珊瑚のカケラで埋め尽くされており、カミさんは延々と貝殻拾いをしておりました。これまた色んな貝殻があって、全然飽きないです。


いやホント素晴らしい場所でした。ハテノ浜に来るだけでも、久米島に来る価値があったと思います。

久米島に行ってきました(その2)

離島に来たら、ママチャリを借りて動くというのが我が家のルールです。今回もママチャリをレンタルし、アチコチを見て回りました。


写真は、久米島から奥武島に渡る橋の上で撮ったものです。橋から見える海がスゲーきれいで、橋の上から海面を覗くと、魚がワラワラと泳いでいるのが丸見えなんです。運がイイと、ウミガメが泳いでいるのも見えるそうです。


奥武島では、畳石のあるビーチで遊んだりウミガメ館でウミガメを見たりして過ごし、久米島ソバを食した後は、また久米島に戻ってママチャリで散策です。


久米島は、ホントに静かな島です。イーフビーチ近辺こそホテルや民宿、飲食店が立ち並んでいますが(それでも人が少なくて静かなものですが)、そこを離れると、島の人々が昔ながらの家々で静かに穏やかに暮らしている様が伺えます。集落を離れると、サトウキビが風にザワザワ鳴る音と、鳥の声しか聞こえません。

あぁ、いいなぁ。こういう暮らしもあるんだなぁ、とシミジミ思います。


ママチャリを返却した後は、部屋でシャワーを浴びて汗を流し、チンタラと歩いて目についた居酒屋に入り、オリオンビールをグビッと飲って、あぁ生きてて良かった〜!と呟いて一日が終わります。この一瞬のために、一年間仕事をしてきたようなものです。

久米島に行ってきました(その1)

え〜、随分と更新をサボっておりましたが、久米島に行ってきましたので久々に日記なんぞを書いてみようかと。
今年度は、会社から勤続10年のご褒美として、5日間連続のリフレッシュ休暇と5万円の旅行券をいただきましたので、これを利用して家族で3泊4日の久米島旅行に行ってきたという訳です。宿はリゾートホテル久米アイランド。う〜む、贅沢です。楽天が春のキャンプを張る際には、選手達の宿にもなっているそうで、さすがにスタッフのサービスも気持ちよく、快適に過ごすことができました。


泊まった部屋からは、こんな素晴らしい朝焼けも毎朝見る事ができました(離島に来ると早く寝るので、5時には起きていました)。
ホテルのすぐ前は、日本の渚百選にも選ばれているイーフビーチです。白砂の海岸が2キロに渡って続いている大変美しいとされるビーチなのですが、私が行った時は運悪く干潮の時期だったようで、やや残念な状態だったりしました。


中国や台湾あたりから流れてきたらしきペットボトルや漁具の浮きが打ち上げられていたり、夥しい量の珊瑚のカケラが波打ち際を覆っていたりして…でも、息子は喜んで海に入っておりましたが。




そんなこんなで、ゆる〜く4日間を過ごしてまいりました。写真を交えながら、順次更新していきたいと思います。

ご無沙汰しておりました

気がついたら随分とブログの更新をサボっておりました…。
実は2月中旬から仕事がとても忙しい状態になっております。部内に新設した課を率いることを命ぜられ、いきなりフルスロットルで走るようケツを叩かれまくっているような状況でして、ブログはおろか、Twitterの方もサボり気味になっておる体たらくです。
この先も更に仕事を上積みされそうなイキオイで、人員を増やしてもらうべく予算の確保やら稟議やらで今日もドタバタしておりました。てなことで当面は帰宅が遅く、なかなかブログの更新にまで手が回らなさそうです。月に一回ペースは何とかキープしたいと思っておりますが、呆れずに引き続きお付合いいただけると幸いです。

若者はホントに内向き志向なのか?

一昨日だったかの日本経済新聞夕刊の一面に、「育てグローバル人材」という記事がありました。内向きと言われる若者をグローバルに通用する人材に育てるため、産業界が色々と後押しをし始めたという内容です。この記事だけを読んでいると、最近の若者は海外に目を向けていないのかと思ってしまいます。
が、その記事に添えられている「日本から海外への留学者数」というグラフを見て、いやいや、留学者数は増えとるやないか〜!とツッコミを入れたくなりました。ピークだった2004年から比べれば減っているものの、2008年には6万人以上の人が留学しています。私が大学生だった80年代後半には、留学者数が2万人にも満たなかったことを考えると、大幅に増えている訳です。これでホントに内向き志向?
「新入社員へのアンケートでは、海外勤務を希望しないヤツが増えている」とか「商社に入って国内勤務を希望する社員がいる」という話もネットではよく見ますが、海外でぜひ仕事したい!という若者も増えているそうです。今は、柔軟な発想で軽やかに国境を越えていく若者もたくさんいますしね。要は二極化しているだけで、グローバルな人材は以前より増えているのではないかと、むしろ思います。
逆に、「最近の若いのは内向きだ」などとボヤいているオッサンの方に、よっぽど内向きなヤツが多いと思います。かく言う私も、かつては香港を拠点に中国や東南アジアでバリバリ遊んで…いや違った、仕事をしていたのに、いまやすっかりドメスティックな仕事に安住してしまっていますからねぇ、ヒトの事は言えません。