第388話 新人王

わがジョブ場に新しいアルバイトの方がこられた。



俺たちのKTR!!



えっと、これマジです。
10日前くらいにボクの紹介で面接にこられて昨日から働いたはります。
ホンマ感無量です。
KTRさんとはも・・・ジョブ場では加藤さんって呼んでるので加藤さんで統一したいと思います。
下等さんとは、もう10年以上の付き合いになるんですが、
まさか、下等さんと同じジョブ場で働くことになるとは・・・
いやはや感無量です。
下等さ・・・あっ、早速ちょっと漢字を間違ってもうてますね、
(ちゃんと言えてたのになぁ!)
すみません、気を取り直して・・・
下等さ・・・(はっ)加藤さんはボクにとって憧れのパイセンなんですよね。





もちろん、音楽でもそうですし、
人生のパイセン・・・師匠に近い付き合いさせてもろてます。
弟子です、ボク、弟子ですよ、下・・・(耐えた〜)加藤さんの。






そんな師匠と一緒に働けてホンマに感無量なわけです。
だが、師匠、ひとつ師匠に言いたい。
失礼を承知で師匠にひとつ言いたいことがあります。
師匠・・・


声がちっせえわ。


師匠、覇気がなせすぎるわ。
いや、加藤さんの声が小さいのは、実は界隈では結構有名な話でして。
山川のりお大師匠にもよく「声がちっせえ」と説教されてるらしく、
一度大師匠にメールしたところ、


「なんだか、メールの字もちいせぇな」



って言われたらしいです。
(それは、のりおさん・・・のりおさんの設定にも問題があるんじゃねぇだろうか・・・)
まぁ、とにかく覇気がねえ。
加藤さん、提案なんだけれども。


Dを二粒程かじってみてはどうだろう。



無敵なわけですし。
Dをほりこんだら無敵なわけですし。
加藤・D・拓生みたいな。
Dの一族の底力みたいな。


それか、サンデーさんについてきてもらうとか。



(サンデーさん寝言で「眠い〜、眠い〜」言うたはりました、いつぞやの鳥取で。・・・ぐっすりやがな)



午前中はサンデーさんに隣にいてもらうとか。
そうでもしねぇと・・・加藤さん・・・覇気が・・・
覇気の方が・・・足りてねぇんで・・・
アルバイトとして破棄されかねねぇっていうか・・・


ボク、加藤さんの履歴書をチラッと見させてもろたんですが、
あの、自己PRの欄のとこに、

「しっかり生きていきたいです。」



(しっかり!)


って書いてあったんですけど。
「しっかり生きていきたいです」とだけ、書いてあったんですけど。
えっと、是非それでお願いします。
是非ともしっかり生きていってもらいたいと、思ってるんですが。
とりあえず、加藤さん、末永くヨロシクお願いします。


あっ、あと、昨日1日鼻毛出てましたよ。



(・・・え!?)