百花繚乱サムライガールズ4話

俺は大きな勘違いをしていたかもしれない。
この作品の監督がOVAネギま!」の監督であるということに
思いがいきあたった段階で、もっと大胆な宣言をしておけばよかったのだ。


この作品は裏「ネギま!」であると!


ネギま!」といえばキスでの契約
それこそがTV版1期・2期に共通することだったではないか。
そのことに2話の段階で気が付かなかったのは不覚としか言いようがない


しかし、その一方でこの作品の勝利も確信した。
はっきり言って面白い。
コンテに古橋監督系列の斎藤哲人さんと演出処理にミスターC級アニメ・藤本義孝さんが来たというのもあるが、
4話ははっきりと今後の方向付けるものだった。


つまりは、シリアスにC級。
斎藤哲人さんは本来ならば「薄桜鬼」をやっているはずの演出家。
その彼が、あくまで同じシリアスなテンションで
「百花繚乱」の4話のコンテを切っているというのは、
この作品が「真面目に」C級を目指すということに他ならない。


4話の中身を見てみても、誰も幸村の行動を茶化すものはいない。
あくまでシリアスに事が運ぶ。


その一方で、視聴者にとっては完全なコメディに仕上がっている。
当人たちが真面目であるほどコメディとしての完成度は上がる。
まさにC級の王道!


いや、寿美菜子の釘宮の真似は見事でしたけどねw
あそこで初めて、「千の声優が寿美菜子である意味」が
わかったというのも事実
もうオーディションで
釘宮理恵さんのモノマネをしてみてください」
とかやってるんじゃないか、というレベル



このチープさ(特にこのイメージBGの)は
藤本義孝さんの処理によるものの様に思えてならない。
あとは

この誰もうれしくないパンチラなぁ
見事だよなぁ
三文字丸投げを前提とした絵作りw


うん、今期におけるC級枠を完全に埋めたね、このアニメは。
今期の盤石さにまた1ページ。