ジャパニーズ
イスタンブールを歩いていると絨毯屋やら旅行代理店の回し者からと声をかけられる事が頻繁にあり、面倒なので何故だかチャイニーズだと答えてしまう事がある。
昼、ローマ時代の水道橋前を歩いているとトルコ人女学生2人から「日本人デスカ?」と声をかけられ、いつものようにチャイニーズと答えるとあからさまにガッカリした表情。聞くと、大学で日本語を学んでいるらしい。
夜、適当に入ったレストランは外国人客が多いのだろう、メニューはトルコ語、英語、スペイン語の三カ国語表示で、値段も他のロカンタの倍以上。客は自分と中国人家族(両親、息子、娘)とトルコ人少し。店員が中国人家族に国は?と訪ねたら父親は迷わず「ジャパニーズ」と答えていた
公衆トイレ
築地にて、公衆トイレに入った。薄ら汚れていた。しかし、無料だ。
海外でも街中で利用できるトイレはあるが全てが有料。有料トイレなどない日本の者としてはたとえ少額でも有料には抵抗がある。しかも、日本の公衆トイレとは比べ物にならないくらい汚ない。洋式便器(大)の便座がないのは当たり前、地面に穴を掘っているだけだったり、扉すら付いていないオープンなトイレもちらほらり。
ドイツ等の先進国のトイレには自動販売機のようなコイン投入口があり、1ユーロを入れると自動で開錠されトイレに入る事ができるが、貧しい国ではトイレの入り口に係がいて、その人にお金を払う。だから、小銭がなくて値引きをしてくれる事も多々あった。
雇用機会創出の一環なのだろう。ゴミを拾う仕事をしている人たちの為に路上にゴミを捨てる、みたいな。それに、海外のトイレがもしも無料だったなら、エイリアンの産卵後のような、とてもトイレとは思えないほど汚れているのだろう。