Excelでもグラフが描けた件


なんだ、Excelでも三角関数のグラフかけんじゃん!なんで今まで気づかなかった……まぁ気づかないか
なんでこんな事に気づいたかって、物理の先生が波のアニメーションを見せてくれたのですが、使ってたソフトがExcelでした。
そのとき左の方になんか数字がエライ個数並んでいたのでそのときひらめいたんです。「ああ!そーゆーことか!」
Excelには変数xについての関数f(x)を任意の実数を取る場合についてグラフを描くという種類のグラフはありません。その代わり、個々のセルの値を全て曲線で結ぶと言うグラフは書くことができます。つまり、ある変数xについての関数f(x)の値をxが細かい区分で変化していく過程で全て計算しそれを連続的に曲線で結ぶことで関数のグラフが描くことができるのです。
これは膨大な計算量に耐えうるコンピュータ特有のグラフの描き方で、よくよく考えてみたら他のグラフソフトもこの原理を応用して作ってるんじゃないかと思いました。ただ、Excelの性質上無限の変域をとる(任意の実数において成り立つ)グラフを描くことができません。それを描くには無限個のセルが必要になるからです。よってあらかじめ変域を決めておく必要があります。-12≦x≦12とかね
上の画像は三角関数f(x)である変域内の実数を1000個に分割してそれぞれ計算してそれを曲線でつないだもの。1000個の計算と聞くと大変そうに聞こえますが普通のコンピュータなら朝飯前です。スパコンが専門とする計算は何兆桁とかの奴ですから
まぁ考え方的には数列を全部平面上にとって全部なめらかにつないだみたいなそんな感じですか とにかくExcelでグラフが描けるのには驚いた 工夫次第でいろんなことができるんですねぇ。

リ……リサージュ曲線まで描けるのか……Excelの本気はどこまでいくんだ……。