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Scratch Leaf

本家版も見るといいと思うよ!

2008-09-20

第15回オープンソーステクノロジー勉強会

http://labs.gree.jp/Top/Study/20080919/Report.html

データセンターのお話。ちょっと興味があったので聞きにいってみたのですが、うーん興味の方向とはちょっと違う話になってました。

データセンターとしてあるべき立地条件や、消費電力を減らす為の試み、冷却の仕方などが紹介されました。私としては常識として知っている範囲のことが多いのですが、いつの間にか「自分の知っている知識はみんなにとっても全部常識」みたいな感覚がついているので、常識と思わずに少しまとめたいと思います。

立地条件

自然災害へのリスクを考慮しなければなりません。特に日本だと地震の影響が免れません。活断層を避ける、洪水の被害が及ばない、津波の影響を受けない、ということが重要になります。地震は制震構造もしくは免震構造にして、震度7までは耐えられる様に作ります。

電源

供給電源の二重化は当然で、商用電源と自家発電の2系統用意するのが普通です。年に一度は法定点検によって停電してしまうので、そのときは自家発電によって動かします。通常の停電時も自家発電による供給が回り始めるまでに数分かかります。停電時、もしくは電源切り替え時の瞬断は、UPS で防ぎます。

空調

データセンターの電気代の30%が空調です。効率的に機器を冷やすことは、熱暴走対策とともに電気代の節約にもなります。いくつか方式があり、ラックの真下から上に向かって冷気をあてる方式や、前面から後面に向かって冷気をあて、ラックの並べるときいを前面を向かい合わせにしてならべるという方式があります。前者だと上の方の機器まで冷気が届かない恐れがあります。後者だと、ラックの扉をメッシュにしないといけないので、いろんな業者が共同で使っているデータセンターの場合、使っている機器がばれるという問題があります。後者だと熱い通路と冷たい通路が出来ることになります。作業環境としては劣悪なものになりがちなようです。

省電力化

機器の省電力化はあんまり語ってませんでした。基本は電気を食わない機器を使うこと、仮想化などで台数を減らすことぐらいかと思いますが。Atom CPU とか使うのもありな様です。

ところで

うちの会社でも グリーンIT とかなんとか言っていますが、はっきり言って Buzz word でしかないと思っているですけど。むしろ電気代が安いので、費用も安くすみます! とか言った方がもっと説得力がある様に感じます。ただ、将来的に CO2 排出権は新たな通貨になりかねないので、今のうちに考えておく必要はあると思います。CO2 排出権もなんか怪しいもんなのですが、こればっかりは私にはどうしようもない。

終わった後の飲み会

知り合いが二人いました。元同僚で今はてななお方や、Haskell Hackathon でお会いした朝日ネットのHさん。やはり私がここにいたのは意外だった様です。Y研卒でGoogleに行ったKさんのお兄さんにも会いました。なんでか最終的に OCaml の話になってました。あと、debian の魅力を H さんに語っていただきました。debian は昔使って嫌な思いをして以来使ってなかったのですが、今はましになっているようです。それと perl も。perl も昔コード見て、これは read bit のたってない言語であると思ってそれから食わず嫌い。もう一回勉強し直そうかと思います。そんな H さんでも PHP の擁護はしてくれませんでした。PHP...

yssk22yssk22 2008/09/21 11:47 >はっきり言って Buzz word でしかないと思っているですけど。
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>むしろ電気代が安いので、費用も安くすみます!
サーバーが燃えるわけじゃないので(いや燃えるかもw)、CO2が少ない = 電気使用量が少ない、ってことでいいらしいです。
# http://www.tepco.co.jp/eco/kurashi/shiryou/shi-005-j.html

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