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↑ネタとか小説とか面白かったら、あるいはツッコミや激しく同意なときにいただければ幸い。コメントには、須く日記でお返事させていただきます。

2005-01-25

[]山口貴由作品2連発

 待ちに待ったシグルイ3発売です!喜び勇んで読みましたよ!でも、あの表紙は若くてカワイイ女性書店員に見られたくなかったぞ!フンドシなんて嫌いだ!


シグルイ(bk1)

シグルイ 3 (チャンピオンREDコミックス)

 物語のプロローグで語られた「御前試合」での無惨な藤木・伊良子の姿に向かって、いよいよカタストロフィが加速します。ああ、どいつもこいつも変態ばっかし(笑)。

 一冊全部お仕置き残酷ショー。そのため、展開としては大きいものの物語の進度は小さい感じ。

 でも、今回は仕置きされる伊良子その失脚のきっかけとなった虎眼の愛人いく、そして仕置きする虎眼が中心のお話しのため、主人公?藤木は影薄し。だが、この巻ラストでの藤木の形相からは、次巻以降の狂気・暴走が十分予測されるので、続きに期待。


でもって、もうひとつ山口作品。


☆悪鬼御用ガラン(bk1)

 んー、いつもの山口先生らしからぬ雑なタッチ。あと、言いたいことはわかりますが、あんまり直接的に言い過ぎ!(笑)。まあ、たまにはこんな作品もあっていいでしょう。だけど、「更生不可能な悪」の存在を語り、性善説に真っ向から喧嘩を売りながらも、終盤にはセンチメンタルに「人の皮をかぶった天使」に言及するあたり、人の醜悪さを描きつつも最後まで人という存在の価値を信じようとする山口先生らしさは健在で少し安心。やっぱりこの作品は、後書きで言われているとおり山口先生の心象風景なのですね。


 あと、そういえば「スパイラル」の感想も忘れていましたので、この機会にやっつけますー。


☆スパイラル&スパイラル・アライヴ

スパイラル―推理の絆 (12) (ガンガンコミックス) スパイラル・アライヴ 1 (ガンガンコミックス)

 面白いです。先日ちらっと書いた様に、序盤の変に本格ミステリ的お約束に縛られたお話しから、ブレード・チルドレンとの闘争や彼らの存在についての謎解きに展開が絞られてからは、結構息もつかせぬ展開で、ページを繰る手が止まらない感じ。

 …なのですが、最新刊まで読み終えてみると、いささか物足りないというか、「なんだかなあ」という感情が残ります。ブレード・チルドレンの正体についても、総論賛成各論反対というか(笑)。へーと感心しながらどっかで「なんか大ざっぱやなー」とか「少しちゃちいなあ」、とか思っている自分がいます。あれですね、天才という存在が山ほど出てくる割に、なんかその人たちが天才に見えないという(笑)。「神様」と表現される鳴海兄についても、なにがどう神様なのか説得力があんまり…ひょっとして、彼が探偵役を務める外伝小説とかを読めば納得がいくのかな?ですが個人的には、本編で足りてない伏線や厚みを別のもので補完、というのは好きではないのです。

 まあ、良い意味でも悪い意味でも、少年漫画ってところでしょうか。

2005-01-24

[]積読の蓄積されるメカニズム

 Enigmaさんの本家の方のサイトで、『フレンチ警部と漂う死体』ネタばれ掲示板が立ち上がりました。

 そういえばクロフツも随分長い事読んでいないので、新刊だし久々に読んでみようか、と思い手に取ろうとするけれど、なんだか物語の出来としてはイマイチということらしい。なので、久々に読むクロフツがイマイチだと悲しいし、また久しぶりなので他の名作に類する作品を読んでおかないと、どうも自分的に正当な評価が下せない気がする。なので、積んであるクロフツのうちから、どれを読もうかと迷い、迷ってるうちに時間が過ぎてしまい、最終的に何も読まないまま月日が過ぎる…

 こうやって、うちの積読は増殖していきます。

 それはともかく、本気でクロフツ読みたいなあ。カーも。そういえばバークリーも積んでる。そういえばそういえばあれもこれもシリーズ一気読みしたいと思いつつ放置してる。こうやって迷ってるうちに以下略

 もう、今年あたり本気で速読法勉強しようかしらん。うちの積読ってばたぶん1000冊近くあるのに、1年に50冊足ていどの読書量では一生のうちに読み終われないよ。ぶんぶん。

 それはともかく、Enigmaさんちの企画、黄金時代本格好きはぜひ参加しましょうー。

 俺も参加したいです。しますたぶん。したいと思います。そのためには早く読まないと。でも書き込みするためには他のクロフツも読まないと話についていかないぞ。さあどれから…(無限ループ

2005-01-19

[]悪魔くん6〜7話

 昨夜でやっと仕事の修羅場脱出。

 なので、帰宅後夜更かしして、スパイラル読んだり悪魔くんの続きを観たりしましたよ。スパイラルは最新刊+スパイラル・アライブまで読了。そっちの感想はコミック感想の方で書くとして、昨夜鑑賞の悪魔くん6話と7話をレビュウ。


・第6話「首人形」

 女性のマネキン人形が変化したものと思われる妖怪(一つ目のマネキン)が、道行く人に変なガスを吹きかけて人形に変えてしまう話。実は、小学生のころに某怪獣怪人大百科でこの妖怪の姿を見たとき大層恐ろしくて、プチではあるけどトラウマになってたんでした。これまでの話の中では比較的ホラー度高いです。

 それはともかく今回も締まり屋で怠け者のメフィストですが、このエピソードにおける彼の悪魔くんに対する態度を観て、彼は結構ぶつぶつ文句を言いながらも、実はこの関係と悪魔くんそのものを気に入っているんではないかと感じました。人形に変えられかけた悪魔くんを助けた後、その体についたホコリを嬉しそうに払ってあげたりしてるし。こういうメフィストの心境は、第7話でよりはっきり現れます。


・第7話「魔の森」

 3人の強盗が山中に逃げ込み、愚かにもそこにあった祠からお札をはがした事から風や樹木を操る山彦妖怪が復活する。

 なんか、昔妖怪図鑑にのってた水木先生の体験談で、山奥に分け入ったらだんだん気持ちが良くなって自我がはっきりしなくなり、あれは山彦にとらわれかけたんでは、と仰られてたのを思いだした(うろ覚え)。そんな水木先生の体験を踏まえているからかどうか、やけに演出が凝ってる気がします。特撮も結構迫力。しかし、肝心の山彦妖怪は、回転して山嵐を起こすんですが、中の人が自分で一生懸命回っているらしいので、少し涙ぐましかったり可愛かったりしました。

 で、今回メフィストは、悪魔くんが彼を従えるための切り札、ソロモンの笛を奪取するのに成功し、一度は山彦に立ち向かう悪魔くんたちを見捨てようとするのですが、「やっぱり気になる」と帰ってきて、結局再戦し退治成功。そして、自分から笛を悪魔くんに返すのでした。お人好しな悪魔もいたもんですが、愛嬌のあるメフィスト役鈴木氏の演技もあって、とても温かい雰囲気のお話となりました。

 子どもがこんなに好きだなんて、ガメラみたいな悪魔ですな(笑)

2005-01-16

[]同じタイトル使っていいのかよ。

 最近、読書が進んでいません。なんだか先週一週間体調が悪くてだらだらしてたんですが*1、この土日のんべんだらりと過ごして少し復活。しかし来週は仕事が修羅場に突入ですが。ふう。

 こんな状態なので、あんまりDVD消化も読書も進んでいません。ただ、この土日のだらだらしがてら、「スパイラル〜推理の絆〜」を読んでいました。原作者の城平京さんは、鮎川賞佳作入選?後、厳密な意味での本格ミステリ小説は書いてらっしゃらないようですが、こちらの方では大成功のようですね。応援してます。1巻の後書きで、デビュー作「名探偵に薔薇を」について、「笑っちゃうくらう売れてない」と仰られていますが、ちょっと以外。えー、結構当時、話題になったと思ったんだけどなあ…といっても、本格ミステリ好きの仲間の間だけでだから、やっぱりトータルすると厳しかったってことなんでしょうか…ちなみに俺は買って持ってます。

 物語序盤、変に狭義本格ミステリの枠組みにこだわった犯人宛系のストーリーのあたりだと少し面白いかどうか微妙でしたが、本格的に「ブレード・チルドレン」たちが動き始めると、なかなかに面白くて止まりません。これまた城平先生、「だんだんミステリでなくなってきたかも」、と気にしておられるようですが、「ハートは本格」、しっかり伝わってきますぜ。ちゃんとした感想は、既刊コミック全部読み終えてから。

スパイラル―推理の絆 (1) (ガンガンコミックス) 鷲尾三郎名作選―本格ミステリコレクション〈6〉 (河出文庫)

 ちなみに活字の方の読書の方は、河出文庫の「鷲尾三郎名作選」。古いけどそんなこと気にならない面白さ、あります。

こうして、だらだらのたのたしている間に終わろうとしている日曜日、新番組の日曜劇場「Mの悲劇」を観ました。日曜劇場ってば「砂の器」やったり、「逃亡者」やったり、過去の名作のリメイクに力を入れている感じがするので、今回は夏樹静子さんの原作かー、渋いなーとか思ってたら、全然関係なしかい!タイトル全く一緒ってのはいいのだろうか。夏樹さんとか出版社から抗議とかなかったんだろうか。個人的に、なんか少し許せない気がするので、元祖「Mの悲劇」読んでみようかしら。

*1:某ルートから「女囚さそり」シリーズ全4作のDVDを入手したんですが、その毒気にあてられたのかもしれない、とか勝手に推測してみる(笑)

2005-01-12

[]新旧「七人の侍

 先日からちょろちょろ観てます「サムライセブン」、結構はまっております。

 比較的近所のツタヤさんが、4巻をまだ入れてくれない(そういや、ここまでの巻も3本いっぺんに「新作」扱いで入ったんだっけ)ので、待とうか自分で買おうか真剣に悩むほど(まあ、最近散財しすぎでお金ないんで待つと思いますが)。ともかく、続きが観たくて観たくて仕方がない。その欲求不満を少しでも緩和すべく、昔入手して未鑑賞のまま積んでいた元祖黒澤監督版「七人の侍」を観ましたでゲスよ。

 まあ、欲求不満はさておいても、先日からずっと「これは原作を観ていれば倍以上楽しめそうな気がする」というオーラがぶんぶん立ち上っておったので、時間を作ってちゃんと観ないと、と思っていたのです。

七人の侍 [DVD]

 ほとんど神にも等しい存在の「世界のクロサワ」監督の作品なので、私ごときが素人な批評をどうこう言っても無意味。噂に違わぬ傑作であった、とだけ申しておきましょう。ただ、「サムライセブン」と並べて考えてみるとき、「サムライ〜」は明らかにアクション・エンターティメントとしての路線を突っ走っているのに対し、元祖は娯楽としての完成度も無論高いけれどもそれだけではない、戦争とそれに蹂躙される者との関係など、暗く深いテーマも横たわっているわけで、このあたりを「サムライ〜」で最終的にどう料理するのか、かなり気になります。それはともかく、「サムライ〜」の方はやはり原作のツボは押さえつつ、世界観・ストーリーともにオリジナリティもふんだんに盛り込んだ贅沢な作品、ということは確かに言えると思います。キュウゾウかっけー(新旧両方)。

 で、実はその前に観ていました「サムライセブン」DVD3巻。

SAMURAI 7 第3巻 (初回限定版) [DVD]

 変わらず、いいペースで増えていく仲間。今回の新顔はヘイハチ。いやーかわいいねえこのヒト。登場のさせ方も、原作を踏まえてな愛嬌たっぷり。しかも相当有能有望株。カラクリが得意というのは、この世界観ではかなり重宝しそうだし。

 そしていよいよカンベエから「サムライ」としてのお墨付きを貰えるのかキクチヨ!かっこよすぎの6話ラスト。コマチの号泣に思わず貰い泣き。おっちゃま!

[]「怪盗ニック登場」エドワード・D.ホック 小鷹 信光編 木村 二郎ほか訳(bk1)

怪盗ニック登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 短編の名手ホックの怪盗もの。ちなみに帯の推薦文はモンキー・パンチ。微妙な褒め言葉が素敵(笑)。

 ホックらしく、山椒は小粒でピリリと辛いチックなしっかりした作りの佳品ばかり。

 しかし、最後のどんでん返しを仕掛けるためだとは思いますが、依頼人を裏切りすぎです(笑)>ニック氏いやまあ、別に彼が裏切りたくて裏切ってる訳じゃなくて、むしろ最初に裏切ってるのは依頼人の方かとは思うんですが、一応客商売なんで、あんまり依頼人の顔をつぶすと依頼がこなくなるかと…

 ちなみに気に入ったのは、虚構を現実に見せるための大がかりなトリックが見事な「真鍮の文字」と、スケールがでかくてなおかつ読後感も極めてさわやかな「大リーグ盗難事件」。

[]「ぼくらの」鬼頭莫宏 (2巻以下続刊)(bk1)

姫川みかげさんのとこで知ったこのコミック、みかげさんの読む本はなんとなくチェックしてしまう癖がある俺は(笑)、つい手に取ってしまいましたが、うわーすげーやコレ(笑)。

 痛すぎ、シビア過ぎ、そして哀しすぎ…にも関わらず、反対になんか生命力に満ちあふれている。この子供達は、自分が死ぬことがわかっている。だけど、その死は『生きるための死』であり、何かを確実に生み出している。んーなんか抽象的な言い方だなあ。とにかく、傑作。

 ときに、この作品がジョージ秋山氏の伝説のSFコミック『ザ・ムーン』を相当意識しているのは明らか(物語中で子供の一人が遠回しにこの作品のことに言及してたりするし、彼らが操るロボットの名前「ジアース」の由来は「ジ・アース」で、「ザ・ムーン」と似ているっちゃ似ている)。『ザ・ムーン』のラストは救いのかけらもなく子供達はただ無駄に死ぬが、せめてこの物語の結末は、何らかの救いがありますようにと祈らずにいられません。

2005-01-11

[]文藝春秋がサーヤ様オタ説検証

 いやー、思わず買って読んでしまいましたよ、文藝春秋2月号。

 うむ、これまで耳にしたり目にしていたサーヤ様オタク説の根拠となる噂が概ね事実であるっぽい根拠が示されて満足。っていうかそれほどサーヤ様を気にかけていたわけでもないんですが、やはりやんごとなきお方が俺らと同じ人間としていろんな趣味に興じておられてるらしい、というのは嬉しいかも。

 でも、皇族のみなさまって本当にしんどい生活しておられるんだなあ、と思わずしみじみ。自分の好きな場所に足を運んで好きな物を買うことすら許されない。

 ちなみにこの号の文藝春秋には皇太子サマの雅子サマ関連発言についての検証記事も掲載されているが、それらと併せて読むとますますその思いは強く。

 俺は基本的にアンチ天皇制(いやまあ、象徴天皇制そのものはそう嫌いでもないが、ことさら戦前を思わせる君が代教育とかしたがる輩を見てると反吐が出そうになる)なんですが、今月号を見て皇族のみなさんが愛すべき一個の人間として少し好きになりましたよ。がんばれ。雅子サマの『人格を否定するような動き』なんざぶっとばしちまえ。そしてサーヤ様はお幸せに。

2005-01-09

[]実写版「悪魔くん」3話〜5話

 目指せ水木しげる東映モノクロ特撮ファンサイト(嘘)。

 しかし、きっと全話レビューしちゃうぞこの勢いだと。結構連日見入ってるし。

 多分若干のネタバレしますので、予備知識なしで鑑賞を予定している人は注意です。

第3話「ミイラの呪い」

 ミイラ男の肉付きがやけに良くて健康的なこと以外は、雰囲気満点。

 ただの生きているミイラでなくて、訳あって封印されていた邪悪な人物で、様々な魔力を駆使して襲い来るあたり、ハムナプトラの先駆といえるかも。それにしてもやっぱりメフィストは馬鹿です…相変わらず小学生ごときに手玉にとられすぎ。しかもすぐ戦いを放り出したがるヘタレです。でもなんか、憎めないんだよなあ。

 そして、1話の間にミイラの襲撃と巨大化とエジプト行き、やはり超展開でスケールでかい。セット凝ってる。

 しかし、メフィストったら悪魔のくせになんで太陽を使った攻撃とかしますか。「闇を祓え」とか言いますか。ほんとに悪魔らしくないす。*1


第4話「大海魔」

 悪魔くんの家族構成が改めてしっかり把握エピソード。そうか、悪魔くんのパパはタクシー運転手なのか。船を沈めたり巨大化したり、スケールのでっかい攻撃を仕掛け来る大海魔は、海を汚した人間への復讐を口にする。海を干上がらせるという鬼畜にしてモーゼ顔負けの魔力で海魔を倒すメフィストは、今回少し妖怪を倒す悲しみを滲ませ、大人っぽいです。そういや、悪魔くんの家族との馴染み方といい、処世術も抜群で、かなり知性派なところを見せつけまくりです。こんなに如才ないあなたが、なぜ小学生相手だとああも大ボケオヤジと化しますか。ときに、彼がエロオヤジであることも判明。いろいろと発見の多いエピソードでした。


第5話「ペロリゴン」

 なんか、至極まっとうな怪獣映画的展開。暴れる大食い怪獣ペロリゴンの遊園地破壊と、悪魔くんと級友達のチェイスが中心で、今回はあまり超展開ではありません。ちなみに、ペロリゴンのことを旧知であったらしいメフィストさん、今回はやけに好戦的で前向きです。そういえば、今までヘタレな素振りを見せた時には、「弱点がわからないとどうしようもない」とか、相手が未知の存在であることを気にしてる感じがします。計算高くてある意味戦略家である、とも言えるのかも。


 しかし、このころの東映ってお金持ちだったのでしょうか。30分枠の子供向け番組なのに、着ぐるみといいセットといいミニチュアといい、手を抜いている様子がほとんど感じられません。すごいなあ。これだけ心血注いで製作されてたのに、視聴率がふるわなかったらしいというのは少し悲しい。

*1:この辺で思ったのは、メフィストってひょっとして、『神の敵』としての悪魔でなく、霊鬼と訳される意味においての「デーモン」、すなわち自然界の荒ぶる力の具現、人格化したものじゃないんだろうか、なんて思ったり。そうすると、別にその力が闇のものや邪悪なものとも限られないんだろうし、本気になると壮絶な魔力を駆使できるのに、変に人間くさかったり間が抜けているのも少し納得。

2005-01-08

[]宿願果たせり?

 俺は小学生時代には既に古くてマニアックなものが好きな特撮オタ予備軍だったので、友だちに借りて読んでいたアニメ雑誌一角に、レトロな特撮作品のビデオ化なんてお知らせが載ると血が沸き立つのを感じていた。その際強く「観たい」「入手したい」と強く願った作品は大人になってからあらかた願いを叶えてしまったが、ソフトそのものが滅多にビデオ屋に並ばなかったりあまり生産されてなかったりで邂逅が果たされなかったものもいくつかあり。

 そのうちの一つに、モノクロの実写版悪魔くん」があったのだが、このたび全話収録のDVDを入手!もう、にやにやしっぱなし。

 早速、2話まで観ましたよ。うひひ。

悪魔くん Vol.1 [DVD]

 まず、悪魔くん登場の一話から感想。やっぱりメフィストが初召喚される洞窟のセットは雰囲気あって素敵です。初戦を飾る妖怪ガンマーのデザインも、水木しげるさんが妖怪図鑑によく描いているものに忠実でイキのいい造形が素敵。だけど、フツーの小学生っぽい「悪魔くん」こと「真吾」くんがいきなりファウスト博士に出会って、実は博士の何百年来の使命を引き継げる逸材で、メフィストを契約して、早速妖怪ガンマーと対決…グランセイザーも真っ青な超展開です。

 まあ、悪魔らしからぬお人好しで怠け者で愛嬌のあるメフィストさんが可愛いです。でも、悪魔なのにこんなに弱くていいのかよ、というくらいガンマーに苦戦しているのはどうかと思いますが。


 続いて第二話の相手は飛行機を次々襲う、600年?以上も生きた飛行機よりも巨大な「化烏」。繰演を駆使して縦横無尽に飛び回る化けガラスさんが、ぎこちないながらも可愛いです。で、まあ、人間の姿(嘴があるのでまっとうな人には見えないが)に化けてメフィストの前に現れるのですが、メフィストをたばかるやり方も物腰もなんかほほえましいので、火や氷やいろんな魔法で彼にトドメを刺すメフィスト悪魔くんの方が悪者みたいに見えてしまいます。

 それにしても烏にも悪魔くんにも手玉にとられるメフィストは、やっぱりこいつが悪魔だというのは嘘じゃないんだろうかと思いたくなるほど馬鹿です。


 まあ、物語上も設定上もツッコミどころはいっぱいあるんですが、そういうのを超越した愛嬌・微笑ましさがもモノクロの画面ながら鮮やかに伝わってきます。まあ、子供番組たらんとするサービスの良さ、演出上の配慮が随所に見えて好感触なのであります。続けてレビューしていきまっす。

[]「悩み多き哲学者の災難」ジョージ・ハラ 対馬 妙訳(bk1)

悩み多き哲学者の災難 (ハヤカワ文庫 NV)

 何の前情報もなく本屋で見つけて「面白そう」と思って購入した本です。得てして自分のこういうカンははずれるのですが、今回は大当たりでした。面白い〜

 奇想天外な話ではなく、ミステリとしての謎もサスペンスとしての展開もそうとう地味なのですが、悩める哲学教授が自分の身辺のことにいちいち理屈をつけて考え込む様子が、とてもユーモアに満ちて楽しいのです。最後の解決?のきかけとなるマロイ刑事との重要な会話も、哲学者らしい、なるほどと思える発想の賜物だし。

 論理や思想をライトな感覚で楽しみたい人には、かなりオススメ。

 ですが、がっつり鳩尾に食い込むようなミステリではないので、本格あるいはハードなクライムノベルを読みたい方には少し微妙かも。

[]ヘルシング最新刊(bk1)

 げーはまぞうに7巻の画像まだないでやんのーちえ。

 とにかく、何度読んでも魂がふるえる、物語クライマックスセラスの過去もR指定なくらいに過酷だし、その絶望的状況を越えてのこの「覚醒」素晴らしすぎます。

 そして執事氏の哀しい復活。次巻はまた1年後かあ。待てるかな。

arkeleyarkeley 2005/01/08 23:58 『悩み多き哲学者…』、ニコルソン・ベイカー+バークリーっぽそうな匂いがして読書意欲をそそりますねw機会あれば読んでみたいと思います。

mayudamayuda 2005/01/09 11:03 ヴィトゲンシュタインに詳しいと、より楽しめるようです(俺は詳しくない)。ちなみに、心温まるホームドラマの側面もありです。ミステリ的なカタルシスはほとんどないけど(笑)俺は面白く読みました。

2005-01-07

[]読書もするにはしているけど

 なんか、更新するネタとしてはDVDとかビデオ観た感想しか出てこない…(笑)

 今読んでいるのは、「悩み多き哲学者の災難」ジョージ・ハラです。面白いし翻訳も悪くなく読みやすいのですが、主人公が哲学の先生なので、いろいろ理屈っぽい思考をたどる感じの場面・文章が多いため、読み飛ばしが出来ないのです。

 で、観たビデオ。以前CSで放送されたものを録画してそのまま積んでいたのを消化しただけなんですが…

るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 第一幕「斬る男」 [DVD] るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 第ニ幕「迷い猫」 [DVD]

るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 第三幕「宵里山」 [DVD] るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 第四幕「十字傷」 [DVD]

るろうに剣心追憶編」です。

和月作品では現在「武装練金」を追っかけている俺ですが、CSでやっている「るろうに剣心」なんかを観ていろいろ思い出すにつけ、いかに剣心がキャラ的にもストーリー的にも練られた物語であるかを感じるのです。まあ、いろんな作品からアイデア拝借してる部分もあるようではあるんですが、それを置いても、とにかくテンポがいい。「不殺」という剣心のポリシーもかっこいい。そんな彼の、秘められた過去の物語がこのOVAなわけですが、OVAという制約が少ないメディアである分、物語も描写も相当過酷。絵柄もどちらかといえば写実的で、作品の雰囲気を大人っぽくハードにするのに一役買ってます。原作でストーリーとかオチとか全部知ってるはずなのに、それでも面白かったー。

日蓮と蒙古大襲来 [DVD]

日蓮と蒙古大襲来 [DVD]

 まだDVDはこの2月発売だそうですが、発売されたら画像もアップされるのかなあ。

 うーん、ストーリー的には、かなり宗教色が強いので、特に日蓮様や法華経の教えに傾倒してられる方でなければきついかもしれません。実際、自分は終盤の蒙古大襲来の場面になるまで、結構退屈でしんどかったです。個人的には、もっと人間としての日蓮を掘り下げて欲しかった気もしますが、その辺は昔の映画なので、やはり道徳の教科書かもっともらしく書かれた偉人の伝記物語を読まされている気分。まあ、それはともかく、先述の通り蒙古大襲来およびカミカゼによる(これは日蓮様の祈りが吹かせたという設定)蒙古船団大壊滅のシーンはかなりスケールがでっかいし、前半の地味な部分もセットや衣装の作り込みはかなり細かくて雰囲気ばっちりなので、そのあたりは楽しみましたね。あと、元軍のみなさまが全く人間としての描写がなく、自然災害のように襲い来て回避もしくは撃退されるだけの存在として描かれていたのも少し違和感。まあ、これはきっと、最近の歴史スペクタクル映画の手法が主に「歴史上の人物の人間としてのリアルさを追求」「多彩な登場人物による群像劇」というものが多いので、自分の方がついそっちを基準にして鑑賞してしまっている、ということもあるのでしょう。

 さて、明日は読書感想アップできるといいなあ。

2005-01-06

[]ヒマラヤで発見されたのに北京原人とはこれいかに

 昨年の年末に「2004年最後の散財じゃああああ」とばかりに購入した、ショウ・ブラザーズの名(迷)作映画2本、「北京原人の逆襲」と「中国超人インフラマン」。

 昨夜、「北京原人の逆襲」を見終わったので感想など。

北京原人の逆襲  コレクターズ・エディション [DVD]

 噂に違わぬトンデモ映画でした(笑)いや、素直に面白かったんですけどね。

 とりあえず脚本はぐだぐだ。川口浩探検隊を思わせるヒマラヤへの原人探索行、女ターザンキングコングもどきの北京原人(なんで原人がこんなにでかいのさ。で、タイトルにも書いたがヒマラヤに住んでるのになんで北京原人そして、「ここで終わるんかい!」と劇場内の観客から一斉に突っ込まれたであろうラスト。ですがですが、これでもかといわんばかりにエンターティメントに徹しようとしているその姿勢が健気で、しかもその部分において絵的にもテンポ的にも一切妥協してないところはビリビリ伝わってきます。実際、後半に香港市内を原人が破壊しまくる様子は、かなり圧巻。ミニチュアも精巧この上ないし。

 ともかく、いろんな意味で味わい深い映画でした。幻の名作だったそうですが、DVD化されて本当に良かったと心から思うよ。


 さて、その他にも観たものはございまして、お気に入りのサムライ7、4話まで見終えましたよ。

SAMURAI 7 第1巻 (初回限定版) [DVD] SAMURAI 7 第2巻 (通常版) [DVD]

 DVDで言うと2巻まで見た計算になりますっていうかDVDで見たんですが。

 仲間も一人、また一人と増えてきていいカンジ。みんなキャラ立ちまくりでカッコいいです。自分は「七人の侍」を実はまだ見ていないんですが、あまりにも名作であるが故に、実際には見ていなくても知ってる台詞ってのがありまして。その一つ、カンベエの「この米、おろそかには喰わんぞ」。この台詞をサムライ7劇中で聞いたときには、鳥肌が立ちましたです。この辺、やっぱり原作の盛り上がりドコロはしっかりと押さえているカンジで好感触。

 でも、やっぱり「七人の侍」の役者と「サムライ7」のキャラを比較しながら観ると不思議な気分になりますね。ああこのひとが志村喬か三船敏郎かとか考えると(笑)

EnigmaEnigma 2005/01/06 20:56  『北京原人』と来ましたか。ほとんど飛び道具ですね(^_^;)
 もっとも、特撮監督は円谷英二の一番弟子(だと思う)有川貞昌なので、その点はしっかりしているのですが……。
 『極底探検船ポーラボーラ』という映画もありましたが、これはDVD化されてるのかなぁ?

mayudamayuda 2005/01/07 09:24 極底探検船ポーラボーラは、DVD出てないみたいですね…ですが、最近60〜70年代の特撮映画ががんがんDVD発売されているので、そのうちまた出るのでは。
北京原人の特撮は、確かに円谷の技に相応しく上質でした。物語はちゃちいけど映像は全くちゃちくない(笑)ある意味ものすごい贅沢な映画。それにしても飛び道具って(笑)そんなに意外でした?(笑)

2005-01-04

[]仕事始め

 今日から仕事始めであります。新年最初の出勤であります。

 とりあえず、働きたくないであります!押忍!(笑)

 公務員という職業柄、それなりに年末年始はまとまって休めるのに我ながら贅沢だとは思いますが…今年は年末年始のお休みが微妙に短かったので、遊び足りない&だらだらし足りないのであります(死)。まあ、仕事は厳然としてあるのでやらないわけにはいかないんですが、やっぱり身が入らないんで能率悪いなあ。


 その割には、しっかり正月三が日の間に、「ロード・オブ・ザ・リング」DVD鑑賞3連チャンも実現しましたが。本当は、コレに「ヴァン・ヘルシング」と「殺人の追憶」も加えたかったのですが…

ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション [DVD] ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・エディション [DVD] ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・エディション [DVD]

 まあ、全部ぶっ通しで脇目もふらず見るのはきついので、片手間にいろいろ用事をしながら見ました(邪道)。

 で、一応劇場公開で英語版見てるので、今度は日本語吹き替えバージョンで。

 とにもかくにも、アラゴルン大塚芳忠さんがはまり役です。他にもヴィゴ・モーテンセン氏の元々の声に近かったり、それらしくハスキーでワイルドな声を出せる人はいるにはいると思うんですが、アラゴルンの役ドコロである「王の末裔でありながら一流の冒険者」という存在感、高貴にして老獪ですらあるけれど、どこかまだ燃えたぎる若さを残した感じは、大塚さんでないと表現出来ませんきっと。

 他の声優さんも、まあギムリの内海さんとかはまり役。でも、ゴラムのキーキーかわいくない小動物じみた声は、やっぱり吹き替え前の方がいい味出してると思います。定番台詞の「いとしいしと」は、やっぱり、英語版の「マイ プレエエェシヤァアアス」で聞かないと迫力というか愛着(愛着なのかよ)感じないし。


 こっから先、ちとネタバレます。


 映画の中身としては、やっぱりこの三部作はフロドとサムのラブストーリー(笑)なんだなあ、としみじみ思いました。しょっちゅう見つめ合ってるし、またその視線がいっつもやけに優しかったり熱っぽかったり、潤んだりしてるし。でもってサムがヒーロー。フロド、攫われすぎで騙されすぎで、どう見てもか弱いヒロインです(笑)。しかも性悪系(笑)

 しかし、あの終盤の火口でのいざこざは、何度見てもしんどい。原作読んでないので、あの展開の正当性はわかんないですが、あそこだけでも原作からアレンジして良かった様な気が…「フロドのために」の後にあのシーン見ると、誰のためにみんな命かけてると思ってんねん、と真剣に情けなくなってくる。指輪の魔力がそれだけ強いんだろうから仕方ないと思いはしますけど…やっぱしかっこ悪いのは否めないっす。


 ともかく、何度見ても面白いですね、この映画は。また見よう。

2005-01-03

[]人生ゲーム

 昨夜は、親戚の家に行って蟹鍋食って飲んで、甥っ子達と人生ゲームやってきました。この人生ゲームは、昨年甥っ子達を誘って遊ぼうと思って某リサイクルショップで中古品を購入したものなんですが、いざプレイしてみると、「インターネット」とか思ったより新しい単語がボコボコ出てくる。後で見てみると、1997年に生産されてる品のよう。人生ゲーム自体はみなさんご存じのように、すごく昔に誕生したゲームで、結構長いこと版を重ねているのは知っていましたが、思ったよりも最近まで売っていたのね…というか今でも毎年くらい出ているのか(ここ参照 http://www.takaratoys.co.jp/jinsei/index.html)。

 プレステ2とかの時代になっても、やっぱりみんなで囲んで顔つきあわせて出来るボードゲームも捨てがたいですよね。

 で、甥っ子相手のプレイもかなり盛り上がりました。とりあえずサラリーマンは儲からず、政治家と医者は未だバブル全盛かと思うくらい勝率高い(笑)

 また来年もやりたいな(気早い)。

[]新ゲッター最終巻とサムライ7第一話

 年末に入手したアニメもちょこちょこ見てますよ。


新ゲッターロボ(6) [DVD]

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 最終巻、最終回。阿倍晴明は割とあっさり退場、最後に出てきたのは…そう来たか!微妙に懐かしい顔ぶれ(笑)だけれど、少し最後は短すぎたかな…と言いつつ、ネオゲよりは千倍マシです(笑)まあ、せっかくだからもう少し盛り上げて欲しかった気はしますかね…ゲッター線と鬼の謎もきちんと解けてはいるものの、少し消化不良だし。個人的にこの巻は、本編より特典インタビューへの石川賢先生登城の方が価値ありでした。大らかで自然体で、あんなキ*ガイっぽい話を描くような人にはとても見えません(笑)いやむしろ、自然体だからこそ、人間の秘めたる衝動も無理なく描けるということなのかも。

 ともかく、竜馬役石川さんも言ってましたが、ここで終わるのは少し物足りないので、初代ゲッターチーム再登場してほしいです!


SAMURAI 7 第1巻 (初回限定版) [DVD]

SAMURAI 7 第1巻 (初回限定版) [DVD]

 第一巻は2話収録なんですが、まだ1話しか見ていないんですが…

 スカパーPPVで放送開始したときから、すごーく気になってた作品なんですが、ここまですごくアレンジされてるとは…時代考証めっちゃハイブリッド。でも、面白いしかっこいいっすね!出てくるロボ侍?のデザインがなんかデジャヴ感じる…と思ったら、メカデザは小林誠氏ですか。重量級でカコイイメカを描かせたら、ピカイチですな。話としては第一話なんでまだまだこれから、という感じですが十分期待もてる出だしです。先が楽しみ!

[]吼えペン最終回

吼えろペン 13 (サンデーGXコミックス) (bk1)

 いやー、炎尾先生のサーガ(敢えてこう言ってしまう)も最終回ですか。長いこと楽しませてもらいました。だけど、最後は富士鷹ジュビロとの決着(まあ、最終的な勝敗がつくようなもんではないですが)で締めてほしかったような気もしますが。ともかく、このオチをどこでつけるかが難しそうな話を締めくくるには相応しいエピソードですな。でも、「新」、本当に始まるんですか???(笑)

2005-01-02

[]酒浸り

 12月31日の夜、レコード大賞を見始めるのと同時に飲み始め、カウントダウンライブと共に年越し、このサイトの新年リニューアルを終えて寝たのが朝3時。その間、ちびりちびりではあるがずっと飲み続ける。そして朝は10頃起床、おせちをむさぼりながら飲み始めていたら、電話がかかっていて呼び出されたりして結局寝るまで飲み続ける。24時間飲み続け。さすがに今日はもうアルコールは見たくない感じになってました。が、今夜は親戚の家行って蟹鍋食って飲んできます。甥っ子達と人生ゲームやるのだ。

[]「西城秀樹のおかげです」森奈津子(bk1)

西城秀樹のおかげです (ハヤカワ文庫 JA)

 年越し読書。そして、「2005年最初の読書がこれかあ」と思うと、うれしはずかしやら情けないやら複雑な心境です。

 ともかくもう、バカバカもうほんっとうにおバカ。とにかくどんなベクトルの素材も全てエロと百合につなげてしまう、もしくは逆にどんなエロな話もしっかりメリハリとオチをつけるこの腕前は素敵。リーダビリティは最高だし、とにかくテンポ良く楽しく赤面しつつ(笑)読みました。お気に入りは、やっぱりインパクトは最大でしかも最高のハッピーエンドともいえる表題作と、自虐ネタも含むメタ趣向が献身的ですらある「天国発ゴミ箱行き」、単なるエロと見せかけて実はすごく政治的にもSF敵にも深いのでは?と思える「悶絶!バナナワニ園」。

 それと、どこかで書いたような気もしますが、西澤保彦さんの「森奈津子」シリーズがいかに原典の再現度が高いか、コレ読んですごくわかりました。

[]「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」桜庭一樹(bk1)ただし現在品切中

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

 出たばっかりの本なのにもう品切れですよ。もう刷らないのかな。この重い内容だとバカ売れはしないだろうから、版を重ねるのは厳しいのかも…

 萌えなイラストに騙されると痛い目に遭う、重く息苦しい物語。「生きる力」を「弾丸」に例えたセンスが素敵だがとても哀しい。

 しかし藻屑の打ち続けた砂糖菓子の弾丸は、とてつもなく苦い。

 読み進めば進むほど、脈拍が早くなり呼吸困難になっていくような感覚を覚える。それほどに救いがない。ラストが絶望的すぎて何のカタルシスもないことも含め、極上の暗黒小説。でも万民にはお勧めできないかも。痛すぎて。

[]「魔の都の二剣士」フリッツ・ライバー 浅倉 久志訳(bk1)

魔の都の二剣士 <ファファード&グレイ・マウザー1> (創元推理文庫)

 帯によると「最も優れたヒロイック・ファンタジー」とうたわれたシリーズだそうですが、やはり書かれた時代が古いので、味わいとしては新鮮に感じるところはありません。しかしながら、実際に伝わる民間呪術の体系を下敷きにしていると思われる魔術・妖術の描き方は存在感ありまくりだし、犯罪都市ランクマーの暗い輝きに満ちた描写はノワール風味で素敵です。ただ、如何せん俺には、北国のバーバリアンであるファファードもグレイ・マウザーも、どうも単なる知恵のないごろつきのような感じしか抱けなくて、好きになれないのですよね…女にだらしないところなんて特に(笑)。でもまあ、この一冊に入っている作品は、どちらかというと後期に書かれたもの(物語内の時間軸では一番最初ですが)「外伝」として読んだ方が良かったのかもしれないです。それにしても、ランクマーの話ってぶっちゃけ、一晩の間の話なんですよね…しかも物語の大半、主人公達がアルコール入りだってのはどうなんだ(笑)

2005-01-01

mayuda2005-01-01

[]新年ご挨拶

 鳥あえずじゃなかったとりあえず(新年早々寒っ)、あけましておめでとうございます。

 昨年中はいろいろお世話になりました。本年もよろしくお願いします。

 新年と言うことで、壁紙と看板変えたんですが…壁紙、目え痛いですね(笑)後で修正します。

 ひとまず、今夜はご挨拶まで。


追記:なおしました。一応酉年にちなんだアイテムを集めてますが、「どこが鳥やねん!」という声が聞こえてきそうです。とりあえず、「羽がついてりゃ鳥ってわけじゃねえんだよ!」というツッコミをいただけることを目標に作成しました(笑…つーかそんなもん目標にすんな)。


 そして、トップ画像は一応くちばしもあるし「鳥」と言い切っても文句は言われないであろうウルトラセブンのギエロン星獣。

 …とまあ、どんなに言い訳したところで、干支である「酉」は基本的にニワトリなので、年賀アイテムの範疇からは微妙に(つーか結構)はずれるのですが…


 今年の抱負は…例年と同じかなあ。

 サイト更新しまくって本読みまくって小説書きまくる年にする。

 そのうち、更新の方は昨年はてなにしてから若干改善されたので、あとは後者二つですか。やはり毎年果たされないのは最後のやつなので、今年も最重要課題として掲げたいと思います!でも、小説を書く方向としては、今年はミステリから一旦離れるかもしれませんです。昨年のラノベブーム・新伝綺ムーブメントを横目で見つつ、再びファンタジーや伝奇アクションの世界に戻りたい衝動がわき起こってますので…

 ともかく、いろいろがんばりたい2005年です。

EnigmaEnigma 2005/01/02 09:54  あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 『宇宙大戦争』を借りようと思ったら、レンタル済みでした。とりあえず、ライダーが終わってからにします。

mayudamayuda 2005/01/03 10:55 謹賀新年です。こちらこそよろしくお願いします。
宇宙大戦争、レンタルされてましたかー。東宝の昔の特撮って、マイナーかと思いきや意外と人気でよくレンタルされてますよね。借りられないのは悔しいけど、同好の士が多いと思うと少し嬉しくなります。

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