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人類猿の惑星化計画の軍団 このページをアンテナに追加 RSSフィード


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↑ネタとか小説とか面白かったら、あるいはツッコミや激しく同意なときにいただければ幸い。コメントには、須く日記でお返事させていただきます。

2005-02-28

[]サムライセブン11〜12話

SAMURAI 7 第6巻 (初回限定版) [DVD]

 なんでこの巻(6巻)のパッケージイラスト、前の巻で死んだはずのヒョーゴが主役なんでしょう。まだ生きてるのかと思ってしまったじゃないかまぎらわしい。それとも、まだ生きてて再登場するのか?(この巻では全く出てきません)。

 いよいよカンナ村に到着、サムライを恐れる百姓との静かなる衝突、という原典でもかなり重要なポイントに到達です。この辺の、重くて微妙なシーンをどう料理するか楽しみにしていたのですが、キーパーソンである菊千代のキャラをフルに活用して、重すぎずしかし原典に劣らず感動的な、良いエピソードに仕上がってたと思います。天晴れ。

 その他にも菊千代7人目認定、初めての殺人に戦くカツシロウとキララのロマンスなど、見所多し。

 ちなみに、今回から登場するクール&ドライな観察者・オカラちゃんも、結構気に入ったかも。外見は全く萌えないんですが、このシニカルさはこれまでのサムライセブンにはなかったものなので、新機軸としてちょっと素敵かも。


 …昨夜の日記更新の際、これの感想書くの忘れてたんで急遽追加。

 病み上がりに自分でも忘れるほど大量にDVDを夜通し見てれば、そりゃ風邪も悪くなるさ。


 あと、テレビでターミネーター3を初鑑賞。面白いっちゃ面白いけれど、やっぱり2の圧倒的なラストを覆すほどの価値があるものではないかと…しかしアクションにしろ物語にしろ、畳みかけてくるような、人を油断させない工夫が随所でなされていたのは事実だと思います(実際不意をつかれて「うわーきたー!」と声が出てしまう場面も多かったし)。 

ターミネーター」のブランド名がない方が素直に楽しめたかも。

ターミネーター 3 プレミアム・エディション [DVD]

 しかし、T−X役の女の人、エキゾチックでなかなかそそられる容貌をしておられますが、あそこまで滅茶苦茶にズタボロに扱われるキャラって本人的にはどうなんだろう

 まあ、CGが大半だから本人は痛くないんだろうが…そこまでボコボコにならなくても。ってシーン多くて気の毒でした。ちなみに、この人、この映画以降どうなったんだろう?あまり姿見ないような気がしますが、活躍してらっしゃるのだろうか…?

 

[]「エロイカより愛をこめて」31巻 青池保子

エロイカより愛をこめて (31) (プリンセスコミックス)

 妻がこの作品の古くからの読者でして、自分も20巻あたりまでは読んでいたのです。ここんところずっとご無沙汰だったのですが(最近、長いエピソード多い漫画はしんどいのです。歳かやっぱり)、この巻は番外編ばかりを集めた短編集的作りになっているので、妻にも勧められて読んでみました。

 いやあ、番外編の醍醐味というか、普段見られない展開のオンパレードで面白い面白い!

 特に、少佐が心理実験と称してケーキ職人をやらされる「プロジェクトS」はもう抱腹絶倒モノ。仕事ならどんなことでも完璧にやっちゃうのよねえ、この人(笑)

 あと、「少年たちの黄金伝説」も、よくある話っちゃ話なんですが、にも関わらず泣けました。 変にひねってない分、ストレートに少年たちの信頼と友情が胸に染みこんでくる感じ。

2005-02-27

[]風邪リターンズ

 先日日記を書いてから後、本格的に一日寝込み、金曜日はなんとか一日働いて土日にじっくり寝て治す気でいたら、なんか土曜日一日薬も飲んでないのに元気になっちゃって、DVD借りてきて夜更かし鑑賞とかしてたら、今夜になってまた熱が噴き出しました。

 一日ずっと平熱だったんだから、もう治ったと思うよ普通…ぐえ。でもまあ、明日以降は絶対休めないし、これ以上風邪ごときに振り回されるのも癪なので根性で乗りきる予定。

 ゲッター線よ俺に力を。


 というわけで、気付けにいろいろ観たDVDの感想。


アンダーワールド

アンダーワールド スペシャル・エディション [DVD]

 千年以上にわたる吸血鬼と狼人間の一族の抗争のお話。うーん筋がなかなか複雑複雑。だけど、謎とアクションを間断なく交互に連射してくる展開は、サイバーパンク古典ホラーをミックスさせた妖美な舞台設定と相まって、一気に観てしまう。

 セリーンを演じるケイト・ベッキンセールの人間離れした美貌もイイ。

 あと、俺は日本語バージョンで観たのですが、冷酷残忍そうに見えつつ実は哀しいほどに気高く人間味のある狼人間の王・ルシアンの声は、我がフェイバリット声優の大塚芳忠氏だったのも嬉しい限り。


★「悪魔くん」第8話「水妖怪」

悪魔くん Vol.2 [DVD]

 しばらくレビュー休んでましたが、久しぶりに観たので。

 クトゥルー神話にでも出てきそうなくらいグロくて非人間的な、水妖怪の造形が秀逸です。また、水に混ざって人間の体やメフィストの体に侵入するばかりか、巨大化もするしなかなかにバラエティに富んだ攻撃を仕掛けてくるので楽しいです。が、水にまつわる妖怪の弱点は一つ、ということなのか、退治の仕方は「大海魔」とほとんど同じ。うーん、この番組のスタッフって、水にまつわる妖怪が好きなのかしら…?それとも水木先生か。

 ちなみに、ここんところのメフィストは、悪魔くんに召喚されるまでもなく洞窟の魔法陣の上で昼寝ぶっこいてる場合が多いです(笑)。なんか、ひょっとしてやっぱり現世が気に入ってる?(笑)もしくは、何度も召喚されるうち、肉体の構成素子が現世での生活に適した形に変化しているとか?ともかく、制作側が意図したか否かはさておき、興味深い変化ではあります。


★特捜戦隊デカレンジャー 1〜8話

 いやー、リアルタイムで見損ねていたんで、DVDが出たら絶対ちゃんと全話観ようと心に決めていたのですが、やっと実現。想像以上の面白さです。なんというか、自分のマイフェイバリtyト戦隊はタイムレンジャーで、それより後の作品はそこそこ楽しみつつ全身全霊を傾けて見入る感じではなかったんですが、今回は画面に釘付け。伏線は緻密だし、キャラは立ちまくりだし、テンションも高いし、泣けるエピソード満載だし、目が離せません。

 最初はジャスミン萌えだったんですが、5話あたりからウメコにも禿しく萌え。あの一途さ、一見何も考えていないように見えて、見るべきところはちゃんと見ている独特の視点。ええわあ。

 エンディング冒頭の装備紹介?コーナーも、手を抜いてる様子が全くなく、笑いのツボはいりまくりだし。もう、ケチをつけようと思えば敵キャラのネーミングの安易さくらいしかありません(笑…でもまあ、この路線は戦隊の持ち味みたいなもんだから、変えるわけにはいかんだろうしむしろ変えて欲しくない)。

 現時点で、俺はこの作品については全肯定ですよ。

 やっぱりリアルタイムで見たかったかもなあ、と今にして少し後悔。


 ここまで書いてやっぱり、いくら平熱になったからって一晩でこれだけのDVDを一気に見たらそりゃあ風邪ウィルスも復活するってもんだよなあ、としみじみ反省。

 だってデカレン面白いんだもの。

2005-02-23

[]風邪っぽい。

 昨日から喉が痛かったりしたんですが、今日の昼飯食い終えたあたりから頭がぼーっとして喉痛増幅して、肩とか腕とか体のあちこちが痛いです。背筋ぞもぞもします。

 時期によって休めないときはとっても休めない仕事場だから、風邪引かないようにビタミンC飲んでうがいして注意してたのに。くそ。

 ちなみに、職場のフロアじゅうあちこちでエヘン虫の声が。

 そりゃ、一日こんな空間にいたら風邪も伝染るよなあ…

[]「されど罪人は竜と踊る」浅井ラボ(bk1)

されど罪人は竜と踊る (角川スニーカー文庫)

 以前、たまたま買ったザ・スニーカーに特集記事が載っていたのを見て、面白そうなので買っていたものを積読にしていたのを思い立って読みました。

 というか最近はなんだかファンタジーが読みたくて仕方ないのですよ。

 とにかく、悪口大戦が素敵面白すぎ。口の悪いキャラクター同士が言い合いをするシーンがある小説は数あれど、ここまで悪し様に罵りあうのはなかなか珍しいのではないかと。

 だが、戦闘の再コンビを組んでいるときには最強のパートナー同士となる。この点についても、形式としてはよくあるパターンっちゃパターンなわけですが、ここから「口喧嘩」の部分を最高に先鋭化し特化させた結果、とんでもなく刺激的で新鮮なテイストが生まれた模様。しかも、悪口のひどさの分、戦闘時の信頼関係の強さがより際だちます。

 しかし、そこだけが売りかというとそんなことはなく、極めて高度な謀略の数々や、豊富すぎるとしか言いようのないボキャブラリイを駆使して作られた独特の専門用語・造語を駆使しての濃密なアクションシーン、緻密でリアリスティックな世界観など、褒めちぎりたい側面は多々あり。

 これだけ褒めておいてなんですが、それでもこの作品は万民向けではありません(笑)。

 先述のような独特の専門用語・造語のせいで、かなり読みづらく(文章が下手という意味に非ず)、あと悪口オンパレードも多分にネガティブで下品なので(笑)、真面目で純粋な性格の人は絶対に不快感を覚えます。

 しかし。

 闇を透かして、面白いファンタジーの神髄を見つけたいなら、この本は必ず満足させてくれるでしょう。

[]「黒いハンカチ」小沼丹(bk1)

黒いハンカチ (創元推理文庫)

 なんといってもこの短編集は、探偵役ニシ・アズマ先生がかわいくて良いです。お昼寝大好きなとことか(笑)。この先生の推理法としては、観察+直観型というか、論理的に謎を追いつめると言うよりは何かを見てはっとする感じ。ですが、謎を解いた後の犯人への追求の仕方とかが、ハッタリが効いてて良いのです。このあたりから、北村薫氏が評するように「ホームズの直系の弟子」だと実感するものであります。そういえば、犯人をあまり手ひどく追いつめない優しさもホームズ似かも。

 戦後の女性意識改革の風の最中に婦人雑誌に書かれただけあって、当時考えられるところの「新しい女性像」についての記述が見られるのも面白いです。

[]「ルカ−楽園の囚われ人たち−」七飯宏隆(bk1)

 珍しく積読せずに買ってすぐ読みました。リーダビリティ最高。そして、物語の根底部分と直結してなおかつ、読者にも全ての流れが手に取るように把握できる叙述形式。これは一種の発明ですねー。スバラシイ。ただ、全体に横たわる切なさとか「泣き」については、自分自身が最近いささか飽きてきているので、あまり心は動きませんでした…といいつつ、あの絶望と希望が優しく絡み合うラストでは、やっぱり泣きそうになりました。滅びは人の運命なのか。それでも人の心は残るのか…余韻ひきます。

2005-02-22

[]どうせ踊らされるのなら

 いきなりなんだ、と言われそうだが、自分は誰かに「踊らされる」ことがそんなに嫌いではない。「踊らせる」ことは無論好きだけど(笑)。

 人の権力にも知能にも欲望にもヒエラルキーというものが厳然として存在する以上、下位に属するものがより上位の存在に利用されるのは仕方のないことだし、下位に属するものにとっては、「踊らされ」てみせることによって逆に上位の存在を利用する、という図式も考えられるだろうから。

 だから、「どうせ踊るなら気持ち踊ってやろう」とか「みんなしてバカみたく踊ろうじゃないの」とかいう台詞がかなり好きだったりする(笑…前者は、出典が不確か。たしか、ココリコミラクルタイプで、時給800円がデビューしたとき、八嶋さんか誰かがそんなこと言ってたような…。後者は、「スパイラル」の土屋キリエの台詞。清隆さんに踊らされてることについてのコメント)。弱肉強食な世の常の不条理を全面的に飲み込んだ上で、踊らされる者、力無き者の意地を見せてやろう、という覚悟が垣間見えてかっこいいと思うのです。

 なんか前置きが長すぎでしかも抽象的なお話で申し訳ないですが、もともとは何の話をしたいのかと言うと。

 先日ちょっとしたお祭り騒ぎとなった、ハリウッド版『呪怨 JUON』CMに関する公式ブログコメント欄での抗議集中の件について。

 抗議100件以上…「呪怨」CM怖すぎて差し替え

 まあ、自分としては、そもそもクレーマーという人種が好きではないし、メディアでの表現規制の問題については、受け手側の問題を送り手側の問題にすり替えて大騒ぎするバカどもが大嫌いなので、「良識のある親」ぶって暴論を展開する書き込みが不愉快きわまりなく、しかもあまりにツッコミどころが多いのでつい自分もつられて反論カキコちょっとだけ(本当にちょっとだけ)してみたりもしたのです。

 それら抗議に一部とはいえ屈したかに思えるCM差し替えですが、この裏側で何が起こったのかについての根拠ある推測を、テレビ業界関係者としての視点から大先輩ふりーく北波さんが展開しておられます。

 http://black.ap.teacup.com/devilwing/105.html

 もし、これが事実だったら、という仮定の下でのお話ではありますが…

 あひゃひゃひゃ、楽しくて笑いが止まりませんわん。

 結局、全部お釈迦様の掌の上。俺も含め、大騒ぎした連中はみんな踊らされたにすぎんわけです。ですがまあ、なんと気持ちの良いことか。そしてまた、抗議して「全部ではなくても要求が受け入れられた」と思って喜んでる連中の、馬鹿面を想像すると腑よじれそうになりますわ。

 久々に、俺的には気持ちよーく踊らされて、楽しく「やられた!」と思えました。

 もしこの記事を読んで悔しがってるクレーマーがいたなら、次回からもうちょっと賢くなることをお薦めする。昔から、あんたらみたいな輩は掃いて捨てるほどいたんだからさ。ちょっと頭のいい人間なら、あしらい方くらい予め予測して仕事してるってこった。

[]ゲームブックは創元か社会思想社に限る

 最近更新ペースが復活で嬉しい「ちゆ12歳」さんちで、こんなニュース見ましたー。

 「ソーサリー」の新訳版が完結 http://tiyu.to/title.html#17_02_21

 最近、過去の名作ゲームブックの復刻が静かなブームになっていることは知っていましたが、とうとう完結ですかソーサリー4部作。自分が生まれて初めて自分で買ったゲームブックこそ、実はソーサリーの三作目「七匹の大蛇」だったのです。なんで三冊目なのかっつーと、田舎の本屋にそれしか置いてなかったから。ちなみに、初めてプレイしたのはアニメージュの付録だったナウシカゲームブック巨神兵を倒せ!」でした。ああ懐かしい。

 というような個人的追憶はさておき、

 ちゆさんに追従して申し上げると、やっぱし新訳の固有名詞の扱い方は納得がいきませんなあ。

 なんだよ時大蛇って。なんか剣と魔法の世界の魔物と言うより裏山の沼の主みたいなイメージではないですか。

 でもまあ、訳が浅羽莢子さんですからねえ…そういえば社会思想社のファイティング・ファンタジーシリーズは結構この人の訳多かったような気がしますが、微妙に和風な感じではありました。エルフの名前で「赤速」さんとか。

 ともかく、新訳や復刻は嬉しいけど、やっぱりソーサリーとかはイラストも題名も創元社版が良かったと思う俺でした。

 あと、二見から出てたJ・H・ブレナンの「ピップ」シリーズ(あるいは、「マーリン」シリーズ?)も出てるんですね。全作出たら買って再プレイするかも。

2005-02-21

[]M&W

 以前、TBSドラマ「Mの悲劇」が夏樹静子氏の原作と全く関わりがないことに納得がいかない、というようなことを書いたのですが。他人から見るとどうでもよくて、自分でもこんなことしてもそう大したメリットがあるわけじゃないことはわかってても、一旦気になりだすとムキになってやってしまうのが俺の性格。

 あれからさんざん探して、夏樹静子「Mの悲劇光文社カッパノベルズ版をブックオフでゲット。映画化された「Wの悲劇」は流石にあちこちでボコボコ転がってるんですが、「M」はBK1でもアマゾンでも品切れ、なかなか巡り会えませんでした。

 で、ここは番組が終わる前に読んで比較してみるのが普通の流れなのだと思うのですが、とりあえず双方が似ても似つかぬストーリーであることをカバーの内容紹介で確かめた時点で満足してしまい、読む気が起こりません(笑)やっぱ馬鹿だ俺

 ちなみに、番組の方は中盤にしてミサ様の復讐劇もいい加減終幕を迎えそうな雰囲気で(ミサ様のサイコ度も最近少し薄れてきて、マモルくんが苛められぬくのもいい加減飽きてきてたので妥当な展開だと思う)反対に彼女の身辺と1年前の事件を巡って知られざる真相がちらほらしはじめて、後半は真相と黒幕?(いるとすればだけど)追跡劇にシフトするんでしょうか。結構わくわくしてます。

 でも、不可抗力とはいえ自分が悪い癖にミサを「救いたい」とか言うマモルくん(それに限らず、心の底では「自分は被害者で悪くない」という思考回路で動いてるとしか思えない言動が散見するんだよなあ)は、復讐されても当然じゃん、という気持ちもしてたので、このまま「本当に悪いのはこいつだ!」的展開になるのも少し甘い気はする。

 それはともかく、FOMAテレビ電話のCMでハセキョーがホラー映画を見ながらかわいこぶってても、「この悪女が!騙されるもんか!」と最近思ってしまいます。(笑)

2005-02-14

[]「雷鳴の夜」ロバート・ファン・ヒューリック 和爾 桃子(bk1)

雷鳴の夜 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 ディー判事シリーズ初挑戦です。実はヒューリックという作家さんも比較的最近知った若輩者の俺。いや、年齢で言うと若輩どころかオヤジなんですが中身は…とかはさておき。新しい名探偵に出逢えた喜びで一杯です。なんて言うと大げさですが、古代中国というエキゾチックな舞台仕立てにカーを彷彿とさせる妖異な謎、複雑な人間関係、テンポのよいストーリーテリング。そして、しっかり古代中国の文化的・思想的ペダンティズムも物語の中に無理なくとけ込む形で織り込まれています。この本、かなーり薄い本なのですが、物語の中身は相当贅沢にいろんな要素が詰め込まれていますよ。ごちそうさま。

 個人的には、骨の髄まで儒教の徒としての思考回路が組み込まれているディー判事がやっぱり趣深い。そして、根は人情家で寛大だけど、真の悪に対してはきっちり制裁を下すところも、惚れます。ラスト、本当にかっこいいんです。怖いけど(笑)結構ハードボイルド

2005-02-12

[]「ガルーダ」と「ガス人間第一号」

 最近見たかった映画2本を連続鑑賞。

 

★「ガルーダ

ガルーダ DTSスペシャル・エディション [DVD]

タイで初の怪獣映画だとか。最初にこの作品の存在を知ったのは「宇宙船」での紹介記事にて。一目惚れに近く、ずっと発売したら見たい見たいと思っていたのでした。

映像の美しさ・特撮の迫力としては、期待以上。画的には文句をつける箇所見あたらず。まあ、自分は怪獣はCGより着ぐるみが好きな人間なので、ガルーダがオールCGなのは少し寂しかったですが、緻密で立派に存在感あったので、問題在りません。

ストーリーの方も、それなりにグー。「それなり」って言ってしまうのは、前半のドキドキ感、期待感が後半で思ったほど報われないから。ガルーダという種族の謎、どうやらその他にも「神」とされる生物が随所にいて、それを狩る特殊部隊がタイにはあって…という、菊池秀行を彷彿とされるアクションSFな展開はかっこいいのに、後半、ガルーダとの市街での戦いになると、途端に説得力を失う。ガルーダが「賢くて」人間の裏をかくのはいいんだけど、どうやって手の内を読んだかが説明されないので、なんか釈然としない。そしてあっけなさ過ぎるラスト。前半から中盤が鳥肌たつほどかっこよかった(特に、魔力のこもったナイフを持つ兵士と、ガルーダが対峙するシーンなんて、手に汗じっとり)だけに、あまりに勿体ない…まあ、何度も強調するように画的には最高なので、その迫力だけで十分欠点を補ってあまりあるんですけどね。もっと面白くかっこよくできたはず、と思うと少し惜しい気が。

 ともあれ、面白い映画には変わりありません。


ガス人間第1号 [DVD]

ガス人間第1号 [DVD]

 実はこんな映画を小学生のトキから知っていた自分。駄菓子屋で売っていた東宝特撮映画シール・コレクションのような商品の中にこの作品のスチールが含まれていたからなんですが、今考えるとどう考えてもガキ向きの作品じゃないよな(笑)

 かなり古い作品なので、科学考証が怪しいしツッコミどころも満載なのですが、ともあれ、悲恋の物語として相当に切なく美しいです。

 藤千代の最後の公演の後、抱擁するガス人間と彼女、そしてその直後訪れるカタストロフィ。まあ、ガス人間さんはどうかすると今現在言うところのストーカーさんぽくもあるんですが、怪物と化した自分の宿命を全面的に受け入れた上で、せめてもの救いを藤千代に尽くすことにのみ求めてゆくその姿は、やはりけなげ。

 八千草薫の若かりし日の姿に微妙に萌えつつ、小学生時代の思い出を反芻しつつ、堪能いたしました。

[]「月の裏側」恩田陸(bk1)

月の裏側 (幻冬舎文庫)

「人間モドキ」「盗まれた街」という、過去に多く使われているが故におそらくホラーやSF作家が一度は挑んでみたくなるであろうテーマの作品。愛嬌のある登場人物達のペダンティックだったり繊細だったりする会話の合間に、徐々に進んでいく怪異、という展開は、結構ドキドキするのだけど、ラストであまり明確に謎が明かされてない感じがするので、どうかすると欲求不満気味の俺です。

 が、まあ、謎や怪異に敢えて解決をつけず、可能性だけ示して終わる、という形をよく使われる(そう言い切れるほど多く恩田作品を読んだわけではないけれど。「MAZE」とかはそうだったような気がする)恩田さんなので、これはこれでいいのかも。

2005-02-06

mayuda2005-02-06

[]食玩にはまりかける

 昨日に変更したのですが、時間がなくなったので、ご報告が今日になってしまいました。レトロな怪獣(ギララとマンダ)とレトロな玩具ロボのバトル、ってとこですが、凝った画像を作る気力がないので(だから、先日のボツ画像も人生ゲームの盤にソフビ乗っけたりしてた)、背景は色気がありません。まあ、普段の画像が変にカラフルなので、たまにはこんな風にシンプルでもいいかなと。

ちなみに、マンダや懐かしロボは食玩。

 最近、食玩の世界の深さを改めて感じ、危うくどっぷりはまりかけるところでした。

 画像のネタを探すのに、ちょっと思いついて「ソフビスーツ・ガンダム」を買ってみたのですが、これがかなーりできがよい。なので、ちょっと買い込んでみると、なかなか思ったのが出ないので、次から次へコンビニ巡って買いあさり…

 結果、ソフビスーツガンダムのシリーズ2全6体をコンプリート。しかし、その負の遺産として、ゴッグ4体とゲルググ3体がだぶってます。実はミリタリー風味も好きな俺は、ゴックの無骨であるが故に魁偉で兵器チックな風貌が日頃から好ましく思っていたのですが、それにしたって4つはいらん。ガンダム好きの職場の後輩Tくんに押しつけようかどうしようか思案中。あ、いるひといたら送料こっちもちで送りますよ。


 で、最近更新またサボり気味ですが、その間にもサムライ7は観てました(笑)

 というわけで、DVD4〜5、話数にして7話〜10話の感想。

「古女房」シチロウジ加入、カツシロウ正式加入、そして最高にクール&ハードな怒濤のキュウゾウ加入!とうとう野伏りとの戦闘も開始され、燃えっぱなしです!

 しかし、7話。異様なまでに線が雑でアヤシイんですが、これってワザと…??背景は綺麗だったし、8話からはフツーに丁寧な作画だったし、会話に「桃太郎」が出てくることだし、「まんが日本昔ばなし」テイストを狙ったのでしょうか?

 しかし、キュウゾウの「…生きて、みたくなった」は本当に名セリフだと思う。

 …生きて、みたいよね。男なら。

 ときに、時間かかりすぎの「鷲尾三郎名作選」をやっと読了。今読んでるのは急に雰囲気変わって恩田陸「月の裏側」。鷲尾さんの本が存外に疲れたので(つまらなかったという意味にあらず)、読みやすい文体の本を無意識にセレクトしたらしいです。

[]「鷲尾三郎名作選 文珠の罠」鷲尾三郎日下三蔵・編)(bk1)

鷲尾三郎名作選―本格ミステリコレクション〈6〉 (河出文庫)

 表題作をはじめ、ユニーク・ナンセンス推理の毛馬久利シリーズなど、大規模で派手なトリックが目に鮮やかです。が、文体が古めかしいため、結構読むのはしんどかった…。なので、自分は推理中心の話より、医療サイコ・サスペンスとでも言うべき「鬼胎」と「生きている屍」の方が楽しめました。トリックとしても医学的知識にしても他の作品同様古めかしいのですが、それでも鬼気迫るものがあるのは人物描写の緻密さとストーリーテリングの腕前によると思われ。

[]「なるたる」&「天上天下

 何を思ったか現実逃避してコミック全巻一気読みとかやりました。ちなみに「なるたる」は「ぼくらの」をより深く理解したくて思わず購入。ちなみに、明らかに「ぼくらの」のベースで作品内でも間接的に言及されるジョージ秋山の「ザ・ムーン」もゲット済みですってどっかで前に書いたような気もするが。絶版なんですが、幸運にも近所のブクオフで全巻ゲット。

なるたる(1) (アフタヌーンKC) なるたる(12) (アフタヌーンKC)

 実はこの作品、先にアニメの方は見ていて、その際の最終回の後味の悪さと置いてきぼり感(とっても尻切れトンボっぽかったんですもの。でもまあ、それが全10話前後の深夜アニメの宿命ではあるけど)が結構つらくて、いつか原作の結末をちゃんと読めば、この感情も解消されるかと思っていたのですが…

アニメ版よりも何十倍も悲惨で救いがないじゃありませんか(号泣)

 作品の順番としてはこっちが先だけど、「ああ、やっぱり『ぼくらの』の作者さんだ」と変に納得してしまったのでした。「過酷な運命」を描くのになんの遠慮も会釈もない。徹底しすぎているが故に透明感さえ感じる残酷にリアルな世界。

 だけど、ただ。ほんの僅かだけど救いはあって。圧倒的な悪意と死と破滅があるけどその狭間にはたしかな「ヒトの生きた証」がある。読み終えた後で、「人類なんて滅びていいんだ」と捨て鉢に思ってしまう一方で、「ヒトは生きていてもいいんだ」とかすかに、ほんのかすかにだけど温もりを感じたりする。本当に不思議な作品。だけど当分再読できない。痛すぎて。

 その反動で、というわけではないけれど、セクシーダイナマイツ学園オカルト格闘アクション、「天上天下」を最新?12巻まで一気読み。

天上天下 第1巻 (ヤングジャンプコミックス) 天上天下 第12巻 (ヤングジャンプコミックス)

 うん、こっちは何も考えずに一気に物語に身をゆだねられる、信頼して勢いに乗れるお話ですね。(と言いつつ、読み進むと結構ハードでダークな世界観&人間関係ではあるのだけど、基本的に凪やボブとかその他のキャラがバカなまでに明るいので、バランスが保たれてる)。まあ、お色気過剰なのは少し苦手なんで、時々辟易しますが、素直に面白いです。あと、絵は超丁寧。カラーページとかあんなにエロいのに芸術的(笑)

2005-02-03

mayuda2005-02-03

[]お正月はおしまい。

 新年あけてもう2ヶ月目に突入したので、いい加減壁紙と看板を変更しました。

 しかし、壁紙の方、少し鬱陶しいですね。ごちゃごちゃしすぎ。

 なので、すぐ変えるかもしれません。

 看板は、うちの次女猫琥珀大魔神とのコラボです。

 なんか風邪気味でしんどいので、今日はこのご報告のみ。

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