ゲームブックは創元か社会思想社に限る

 最近更新ペースが復活で嬉しい「ちゆ12歳」さんちで、こんなニュース見ましたー。

 「ソーサリー」の新訳版が完結 http://tiyu.to/title.html#17_02_21

 最近、過去の名作ゲームブックの復刻が静かなブームになっていることは知っていましたが、とうとう完結ですかソーサリー4部作。自分が生まれて初めて自分で買ったゲームブックこそ、実はソーサリーの三作目「七匹の大蛇」だったのです。なんで三冊目なのかっつーと、田舎の本屋にそれしか置いてなかったから。ちなみに、初めてプレイしたのはアニメージュの付録だったナウシカゲームブック巨神兵を倒せ!」でした。ああ懐かしい。
 というような個人的追憶はさておき、
 ちゆさんに追従して申し上げると、やっぱし新訳の固有名詞の扱い方は納得がいきませんなあ。
 なんだよ時大蛇って。なんか剣と魔法の世界の魔物と言うより裏山の沼の主みたいなイメージではないですか。
 でもまあ、訳が浅羽莢子さんですからねえ…そういえば社会思想社ファイティング・ファンタジーシリーズは結構この人の訳多かったような気がしますが、微妙に和風な感じではありました。エルフの名前で「赤速」さんとか。
 ともかく、新訳や復刻は嬉しいけど、やっぱりソーサリーとかはイラストも題名も創元社版が良かったと思う俺でした。
 あと、二見から出てたJ・H・ブレナンの「ピップ」シリーズ(あるいは、「マーリン」シリーズ?)も出てるんですね。全作出たら買って再プレイするかも。