中国超人って

北京原人の逆襲」とセットで買った、「中国超人インフラマン」の感想です。
 実はこれ書いてるのは5月5日だったりするんですが、この感想はなんか別格にしたい感じで(笑)
中国超人インフラマン [DVD]
 なんか、とあるものの本でこのヒーローのことをイナズマンのパクリ、と書いていたのをみかけたことがありまして。そのときは、えー、たしかにイナズマ模様入っているけど、カラーリングもデザインもずいぶん違うじゃん、穿ちすぎだあ、などと思ったのですが、敵の怪人を見るとウデスパーがいるので、イナズマンのパクリで間違いないようです。
 うーん、日本のヒーローもののソウルが、微妙に香港テイストに翻訳されるとこうなるのか、という勉強になる映像資料かも(笑)。しかし、日本の特撮は設定や科学考証をここまでデタラメじゃないぞ。と思ってしまうくらいすごいチープ。そして、インフラマンの戦い方にあんまり日本のヒーローの美学は感じられない…(泣)敵が巨大化すると何の前触れもなく巨大化するし、敵がやられて小さくなるとそれを思い切り踏みつぶすし、敵の怪人と戦闘員たちが現れると、それに伯仲する数の隊員で対抗してるし(笑)。まあ、アクションは上出来なんですけどね。
 まあ、面白かったです。だけど、同じショウ・ブラザーズ作品なら、話がでたらめでも見せ物的な見所だけは絶対外さない「北京〜」の方が、俺は好きかなあ…