SBR5巻、フラワー・オブ・ライフ他

コミックも、買い始めると読み始めると止まらないのです。この、気が多いくせに一つのことをやり始めると一気にやらないと気が済まない癖、本当にやめないとと思うけれど、悪癖もこの年齢になるともう染みついてて直らない(笑)。

 

Steel ball run 5
荒木/飛呂彦??著
集英社 (2005.8)
通常24時間以内に発送します。
えーと、俺の買ったのにはありましたよ、この変な濁点(笑)ちょっと嬉しい。
完全にスタンドバトルなこの巻の展開ですが、大統領まで出て来て、レースそのものの目的まで似密があることが判明して…どこまで濃密になるのか想像もつきません。が、スタンドバトルに特化して、旧ジョジョ的展開に回帰していくのかと思いきや、次巻では再びレースそのものの息詰まるデッドヒートが繰り広げられる予感…サイコーっす荒木先生。
 そういえば荒木先生、ユニクロのTシャツのデザインをやるとかやらないとか。(正確には審査員)欲しい…マジ欲しいよ…

フラワー・オブ・ライフ 1
よしなが ふみ著
新書館 (2004.5)
通常24時間以内に発送します。
フラワー・オブ・ライフ 2
よしなが/ふみ??著
新書館 (2005.6)
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妻に勧められて読んでみたのですが、面白い!学園コメディとしてもほんわかくすくす笑えて楽しめるのですが、オタク生態学の入門書としてもなかなか(俺は「げんしけん」とか読んでないんで、比較の基準が曖昧なのがなんですが)。そしてそして、真島くんの外道っぷりにもう、抱腹絶倒なのです。絶対こいつ頭イイはずなのに、成績は徹底的に悪い。でも美形。もう、圧倒的存在感で笑わせてくれるのですが、だからといって他のキャラが喰われているわけではないのはスゴイと思う。ちゃあんとベクトル違えつつ、春太郎も三国くんもシゲ先生も武田さんも、しっかり見せ場あり。とりあえず三国くんかわいいよ三国くん。近所にいたら絶対かわいがるなあこんな高校生。
よしながふみさんって、どこかで聞いたお名前だと思ったらアンティークの人なのね。そっちは未読なんですが、少し読みたくなってきました。

マンガ嫌韓流
マンガ嫌韓流
posted with 簡単リンクくん at 2005. 9. 4
山野 車輪著
晋遊舎 (2005.9)
通常24時間以内に発送します。
えー、先にはっきり申し上げておきますが、私はいわゆる「嫌韓厨」でもなければナショナリストでもありません。なので、この本を手に取ったのも、単純に話題になっているから。あと、偶然知っておそるおそる読んでみて、結構目からウロコだったコリアンジェノサイダーnayuki(タイトルは物騒ですが、中身は公平に真面目な歴史のお勉強です)以降、このあたりの問題に少し関心があったので。あまりくど書くと、本気で長くて面白くないだけの文章になりますので、割愛。まあ、この辺の問題について知識が深いとは言えなかった俺としては、素直に勉強になりましたよ。まあ、nayukiのおさらいみたいなところもあったけど。ただ、相手が偏っているrと言って避難する自分の方が既に主観に凝り固まっている罠とか、ラストで「真の友好を」とか言いつつ、細部を読むとやっぱり韓国の人が嫌いなんじゃんと思える箇所があるとか、冬ソナ他韓国ドラマが「イメージ操作を行っているのに注意しつつ見るべき(冬ソナ自体は面白い、フォロー入れているあたりはまあ、公平性を保とうという努力は見て取れるけど)」と言いながら、漫画で日本人をかっこよく描いてコリアン関係者を醜く描くのはイメージ操作じゃないのかよ(笑)とか、いささか言行不一致なとこが見受けられるのは鼻につきます。そのへんだと、論破できるところはしながらも、最終的に韓国側も愛すべき存在として描写しているnayukiの方が、「真の友好」を望んでいる感じがして好感が持てる。
ただ、この本全体の感想としては、正論な部分もかなり大きいことを全面的に認めた上で、トータルな人間全体が馬鹿で滅ぶべき種だと思っている俺としては、なにを重箱の隅つつきを、と思わずにいられない。
その後でどんないいことをしようと、戦争は戦争で人殺しは人殺しだ。でもって弱者の中には弱者であることを傘に着て何かに寄生しようとする輩がいるのも、マスコミが都合のいい情報の加工を行っているのも、別に韓国の問題だけのコトじゃあないだろう。特に韓国に関する問題だけを取り出して、あーだこーだ言うのは馬鹿馬鹿しい。いや、これはこの本を馬鹿にしているのではなくて、俺個人のこの周辺の問題に関するスタンスっていうことで。
まあ、それでも、日本が(一部の)韓国の人に不当な要求をされているとは感じずにいられませんがね。俺としては、結局どっちもどっちなんじゃないかと思います。
結局長くなってしまった。
まあ、俺は韓国映画好きだし、キムチ好きだし、どっちにしろ韓国には好きなものいっぱいありますし、やっぱり仲良くしたいなあ。