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人類猿の惑星化計画の軍団 このページをアンテナに追加 RSSフィード


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↑ネタとか小説とか面白かったら、あるいはツッコミや激しく同意なときにいただければ幸い。コメントには、須く日記でお返事させていただきます。

2005-09-30

[]昔の特撮は面白い

いや、今の特撮も無論面白いわけだけど。やっぱり、CGとか使ってない時代の生々しい感じとか、職人芸な感じとかが、時折とても愛おしく感じるわけで。そんなわけでDVD感想一気にいきます。

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ [DVD]

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ [DVD]

いやー、この時代の東宝特撮映画を観ていると、愉しみつつも結構ツッコミどころがあってそれもまた味わい深し、という感じなんですが、この作品についてはまるでいじったりからかったりできる隙がまるでない。どこまで広がってるんだろうと思うような広大な都市のセットとミニチュアは極めて緻密で手を抜いているところがまるでなく、ストーリー展開も無駄がなくしかもわかりやすく、そして深い。まあ、敢えて言うなら「フランケンシュタイン」って名前ついてても本家フランケンシュタインの怪物との共通点が人造人間である以外全くないことくらいで。サンダとガイラは言葉を喋らない。にも関わらず、着ぐるみの動作と演出で、兄弟どころか分身であるはずの二匹が次第に敵対し憎み合ってゆく悲しいドラマがきっちり表現されている。演出といえば、ガイラの恐怖についての演出もかなり秀逸で、船の真下の海面からガイラが顔をのぞかせている描写なんかは、本当にコワイ。実は、そんなに期待して観たわけではなかったんだけれど、想像以上に素晴らしい作品でした。殺獣光線車カコイイ。水野久美様、マタンゴでの毒婦役とはうってかわって知性的で上品な女科学者役(コメンタリーでのトークによると、水野さん本人は毒婦役の方が好きだったそうだが)で、芸域の広さを感じます。

ちなみに、DVDの映像特典には、当時作られたサンダを主人公にした絵本「怪獣ジャイアントサンダ」の画像が朗読付きでついてますが…本編からの飛躍逸脱ぶりに大笑い。そーかそーかサンダは正義の味方か。まあ間違いじゃないけど。

幻の大怪獣 アゴン [DVD]

幻の大怪獣 アゴン [DVD]

んー、ゴジラそっくりの設定で、ありがちなデザインの恐竜さんですが、んー。んー。いやあ、古いという意外にあんまり価値を見いだせない作品でしたねえ。科学考証もストーリーもぐだぐだ。アゴンが大量の麻薬を喰ったらどうなるか、と科学者が言ったら、横から刑事が「おそらく死ぬでしょう」って、何故素人の貴様が専門家相手にそんな断定的な口を利くか。

アゴンの着ぐるみ、いっつも口開けっ放しで間抜け面だし、まあ、ミニチュア・セットだけは精巧でしたが、出てくる登場人物みんな大ボケさんばっかだし。まあ、結果にはつながってなくても努力だけは認めましょうといった風情の映画

SAMURAI 7 第12巻 (初回限定版) [DVD]

SAMURAI 7 第12巻 (初回限定版) [DVD]

ついに最終巻一歩手前ですよ。相変わらずカツシロウは何かにとりつかれて凝り固まってますが(ゴロベエさんが出て来たときは、こいつの勝手を叱ってくれるかと期待したんだがなあ…)、それでも指揮能力・戦闘力ともに壮絶にレベルアップしているので、その点は褒めてあげなくては。そして、コマチぼうと婚約(笑)のキクチヨ。最終決戦に向けて、人間ドラマもより深まりますが…キララちゃんが惚れておるのは、カンベエさんなのか?カツの字ではなくて?割と気づいてなかった俺は鈍い?

巌窟王 第8巻 [DVD]

巌窟王 第8巻 [DVD]

伯爵ってばアルベールくんに正体を明かすのかと思ったら、そういうわけでもないのですねえ。だがしかし、彼が去った後のあの邪悪きわまりない哄笑。ついに本性を現したか…と思いつつ、アルベールとの別れ際に見せたあの哀切な目は、お芝居じゃないよね?これまでの交流の中で、伯爵の復讐計画には一部の狂いもなくとも、アルベールに対する思いやりだけは、ほんのかけらでもいいから本物の部分があったのだと信じたい気持ちでいっぱいです。

伯爵だけでなく、エデとかフェルナンとか、今回は人相ががらっと変わる人多いですね。

ここから更に崩壊が加速すると思われますが、アルベールは救われるのか…?ああ、やっぱり続きが気になるっ。

2005-09-25

[]キオクノカケラ

ウルトラマンネクサスのDVDもいよいよ9巻で、残すところあと1巻。今回はTV放送分は2話のみの収録で、代わりの目玉に未放送エピソード「詩織−ロストメモリーズ−」が。

今回も、しっかり放送された本編の世界観を補完してより深める良エピソードでした。というか詩織ファンは必見。憐ちゃんファンも必見。

ウルトラマンネクサス Volume 9 [DVD]

ウルトラマンネクサス Volume 9 [DVD]

詩織のナイトレイダー加入のきっかけや、それ以前の経歴、そして恋愛にまで及ぶ、詳細な過去が語られるが、その過去と向かい合った後に再びもたらされる、残酷な平穏。切なすぎ。また、彼女の日頃の癖や行動の理由までばっちり判明します。伏線回収完全すぎ。というか、監督以下スタッフのみなさんがそこまで詩織のことを愛しているとは知りませんでした(笑)高槻刑事には、最終回あたりでも登場して欲しかった気がするなあ…ある意味このヒトも、ビーストと人間とTLTの関係を表す象徴のような存在になりうると思うので。

記憶が人を作り、人と人とをつなぐ絆も、また記憶で出来ている。そういう意味で、最終回のあの結末と重ね合わせると、かなり物語全体のテーマと密接につながったエピソードといえそうです。

ときに、8巻の「幽声」ディレクターズカットと合わせて観ると、憐ちゃんのネクサスとしての個性がかなりはっきり見て取れます。どこまでも真っ直ぐで洗練された戦士であった姫矢と比べると、彼のネクサスは結構感情的で愛嬌があるのがわかります。敵に逃げられて悔しがったり、高槻刑事の代わりにビースト殴ってあげたり(笑)。きっと、打ち切りにさえならず、このあたりもきちんと放送されたなら、前半の不人気を取り返す要素にもなったろうになあ…

次巻10巻は、特に追加エピソードなどはなく、普通に最終話まで4話分収録予定の模様(まだ情報収集途中なんで、はっきりわからないですが)。少し残念。最終回だけでも、ディレクターズカットにしてくれい!


あと、サムライ7に続いて、溜めていたシリーズ物DVD鑑賞、今度は巌窟王も消化。とりあえず、5〜7巻まで。

巌窟王 第5巻 [DVD] 巌窟王 第6巻 [DVD] 巌窟王 第7巻 [DVD]

これだけ一気に観ると、かなりのジェットコースター感味わえますねえ。というか、1話ごとに展開大加速、従って伯爵の復讐劇もより本格的に、より陰惨に容赦なくなっていくわけで、三人の罪人オヤジもどんどん社会的にも精神的にも壊れていきます。アルベールとユージェニーの純愛だけが、オアシスのように熱く優しく物語を彩ってくれるわけですが、それすら雲行きは相当怪しい。そして次巻では、いよいよアルベールに伯爵が正体を明かすっぽい…物語ももう中盤を通り越したようなんですが、今後も目が離せません。それにしても、この作品の独特の色遣いにも、だいぶん慣れました(笑)何の違和感も感じないわー。それにしたってアルベール、いい加減に伯爵と話すとき頬を赤らめるのはやめようぜ。んなこっちゃから801のネタにされんだよ…

2005-09-24

[]ゼットン登場

ウルトラマンマックスで早くもゼットン登場ですが…

番組内で出てくるタイミングもマックスにやられるのも速すぎです。

それに、なんですかウルトラマンゼノンって。何の前触れもなく現れて、新武器マックスに渡して帰って行きましたが…俺、マックス毎週観てるワケじゃないし、この回も、どうしても我慢できなくってトイレで途中退席したりしたので、観てない場面もあるにはあるんですが、どっかに登場の伏線あった???

まあ、異様にシンプルな展開で幼児向けにわかりやすい話ではあるのかもですが、ここまでいろんな意味でありがたみがないと、むしろ情操教育に悪い気がしませんか。ピンチになれば、すぐに誰かが助けてくれて、誰かが便利な道具をくれて、強い相手も一発KO。こんなん観たら絶対世の中舐めて育つぞガキは。

俺にとって唯一の救いは、長澤奈央ちゃんの浴衣姿と忍者?姿(どう考えてもファンサービスだよなこれは)が拝めたことですが。来週も拝めるんですかそうですか。そして来週はキングジョー登場ですか。「恋するキングジョー」というサブタイトルには惹かれるものを感じますが、サブタイの渋さと中身が反比例している例が多いこの作品のことなので、期待しないのが吉なような気もします。キングジョーCGバリバリっぽいし。

というわけで、せっかくのゼットン登場だというのにあまりに満たされなかったので、妄想を写真で再現。くそう、もう一度ネクサスに会いたいよう。

f:id:mayuda:20050925222832j:image

2005-09-23

[]吉村達也さんはマタンゴがトラウマらしい

なんか、朝日新聞に載っていた吉村達也さんのエッセイで、「子どもの頃に観た『マタンゴ』がものすごく怖かった。映画見終わった後、アイスクリームを買うときに手が震えた」とか書いていらしたらしい(自分は読んでいないので文章の細部違うかも)。それを読んだ妻が、「マタンゴはそんなに怖いのか」と問うので、一緒に鑑賞することに。しかしまあ、妻の方は序盤で寝てしまいましたが。まあ、ホラーホラーでも絶叫系というよりはじわじわサスペンス系ですからね…*1

マタンゴ [DVD]

マタンゴ [DVD]

ともかく、秀逸です。救援が望めない絶望と飢え、相互不信によってじわじわと追いつめられていく遭難者たち、その隙間で怪しく姿を垣間見せる「マタンゴ」人間たち、そして一人、また一人とマタンゴを口にしてヒトでなくなっていく者たち。極限状態での醜い人間ドラマに、「ヒトでなくなる」という究極の切り札を用意することによってもたらされる、静かだが蠱惑的きわまりないカタストロフィ。そして、全てが終息したかと思われるラストに、不気味に提示される現代社会への疑義。傑作です。そこに加え、男を手玉に取る悪女役の水野久美がまた、美しくて色っぽくてもう大変なのです(笑)。無人島で遭難しているのにどうしてそんなに濃く化粧できるんだとかいうようなツッコミは、水野様の妖艶さにかき消されてしまうのです。

ちなみに、怪物としてはマタンゴ人間は怖くないです(グロテスクではあるけど)。何をしたいのかよく分からず、動きも緩慢なので襲いかかってきてるのかただ寄ってきているのかよくわかんないし。コワイのは、この状況ではおそろしく身近に感じられる、「ヒトを捨てること」への誘惑。だがしかし、ラストシーンで「今の世の中で、ヒトであることに何の価値がある?」とこの物語は我々の鼻先に切っ先を突きつけてくるのです。今の日本特撮・ホラー映画も、ただCG使いまくって豪華なものを作ったり、絶叫やねちょねちょどろどろばっかり見せつけるものより、こういう人間のシンプルな部分を揺さぶるような作品がより量産されればいいのに、と思います。

時に、また時代を反映してマタンゴ発生の理由は放射能による突然変異。この時代、怪物誕生の理由は全部放射能(笑)。まあ、それだけ原爆や水爆実験の記憶、核の恐怖が身近だったんでしょうね当時は。記憶が薄れ、核兵器とか原発とか、身近すぎるほど身近にあふれかえっているのに、その脅威や恐怖はまるで実感できない現代の我々より、ずっと健康的な反応かもしれないっすね、なんて思ってもみたり。

*1:終盤はなんとか目を醒まして鑑賞。結局翌日になって、再度最初から再鑑賞。ラストはやっぱり怖くて面白かったらしい

2005-09-22

[]電車男最終回を観る

うん、面白かったです。個人的には白石美帆陳釜さんが最後にオチつけたのに大爆笑。やはりただ者ではなかったか!ときに、この一週前の放送で、電車を押し倒す陣釜さんに萌え殺されそうになったのは秘密だ!というか、遊んでる悪い女なんだけど、無神経じゃない。馬鹿女じゃない。根っこには熱かったり温かかったりするものをちゃんと持ってる。ドラマのオリジナルキャラの中ではダントツのキャラだったと思います。ああ、そうか、世間ではこういうのをツンデレっていうのね(どこの世間か)。

ともかく、ストーリー的には最高の最終回だったと思いますが、やっぱ2ちゃんとかの本質を垣間見てるネットユーサーの一人としては、このラストシーンのような状況はありえねえ感じで違和感ありまくりではあるんですが。あと、このドラマのヒロインってのはエルメスたんじゃなくって、掲示板の住人たちだったのね、としみじみ感じる次第。エルメスたんとのラブシーンより、住人どもとのお別れが圧倒的に盛り上がってるのってどうよ。

ときに、電車のヲタおよび2(A?)ちゃんねらーカミングアウトとか、完全オリジナルかと思いきや、後日談で出て来た要素も巧く混ぜてあるのね。(「後日談」を最終回視聴後に知った俺)ちなみに、後日談(そして2ちゃん内の電車ムーブメントの終焉のカタチ)を知ってしまうと、ますますこのドラマは嘘くさくて観てられないわけですが、ヲタとネットをネタにした妄想幻想恋愛ファンタジーとして観れば、やはり面白い作品であったことは認めざるを得ないです。ともかく、3ヶ月間愉しませて貰いました。ありがとー。

[]ブラックジャックによろしく12、黒鷺死体デリ5,ガンダムオリジン・シャアセイラ

ブラックジャックによろしく 12
佐藤 秀峰著
講談社 (2005.9)
通常24時間以内に発送します。

精神科編、いよいよ雲行きが怪しく…も、この巻の最後では救いが見えたかな。それにしても、心の病気とのつきあい方ってのは本当に難しいと思う。俺の昔の友人にもいますが、本人は悪くないことがわかってても、会話があまりに成り立たないので、結局誰も相手にしなくなってしまったし。まあ、そいつの場合、そいつが病気なことをひたすら周囲に隠して治療さえ受けさせなかった家族が悪いんですけどね。そういう意味では、このコミック内での患者と周囲の関係は、ファンタジーなほどに戯画化されているけど、それ故に本質をついている。


黒鷺死体宅配便 5
山崎 峰水漫画 / 大塚 英志原作
角川書店 (2005.8)
通常24時間以内に発送します。

よくもまあ、死体をネタにこれだけバラエティに富んだ話を考えつくもんだなあ、としみじみ思う。読み始め、こんな暗いネタの漫画はそう長く続くわけないと思っていたのに、もう5巻ですよ。そういう意味で、やはり「死」とのおつきあいも人生の一部分である以上、生活の一部として文化であり歴史であり産業であるんだなあ、と。今回は、ミイラが出て来たり冷凍睡眠が出て来たり、普段に増して変わり種な話が多かったので、かなり楽しめました。個人的には死戸(しぬへ)さんがお気に入り。ミイラ医師シヌヘ、ってわけね(笑)


機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 9
安彦 良和著 / 矢立 肇原案 / 富野 由悠季原案
角川書店 (2005.4)
通常24時間以内に発送します。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 10
安彦 良和著 / 矢立 肇原案 / 富野 由悠季原案
角川書店 (2005.8)
通常24時間以内に発送します。

しばらく、ガンダムオリジンからは遠ざかっていたのだけれども、オリジナル・エピソードということで、やはり気になって読みましたよ。いやあ、兄妹の哀しい過去、とりわけシャアの経歴がスタートから裏切りと謀略に彩られていたことなどは、綺麗事でない彼の指導者としての器を感じました。やはり悲しかったけど。でも、少し矛盾している感じのエピソードではあります。シャアの名が有名になれば、セイラは少なくとも兄ではなくとも知り合いの「シャア」として思い出すはずなのに、とか。まあ、これだけの大長編ともなれば、細かい矛盾は目をつむらねばなりますまい。それでもこのエピソードは面白いわけだし。それに、ランバ・ラルやハモンさん、ドズルの若かりし日の姿は素晴らしくかっこよく、セイラさんの少女時代は可愛く、猫ルシファもカワイイ…(死んだときは泣いてしまったよ)美味しい見所はたっぷりでしたし。次はルウム戦役ですか。素敵だ…楽しみです。

2005-09-20

[]火サス予告篇スクリプト

えー、いつもお世話になっているよしさんの、ミクシの日記経由で知りました。


http://cgi.jjp.co.jp/cgi/jjp.co.jp/user-cgi-bin/ns/index2.html


とりあえず、主人公繭田でやってみましたー。

「美人三姉妹 光ケ原高原トラベルミステリー連続放火事件」

光ケ原高原の人気のない地下室で起きた放火事件。被害者は大富豪

警察の必死の捜査をあざ笑うかのように起こる放火!冬の光ケ原高原で繰り広げられる大追跡!事件を目撃した人物を追い求め一路火打山へ!追いつめられる犯人!上越北署の刑事繭田恭生の推理が冴え渡る!

7年の歳月を経てよみがえる事件に繭田恭生は迫れるのか!?

次回土曜洋画劇場

『家政婦は見た! 光ケ原高原食べ歩き漫遊連鎖放火事件』

美人三姉妹どこにもいねえじゃねえか。

[]『容疑者・室井慎次』の次は『警視庁捜査一課・木島丈一郎(仮)』?

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200509/gt2005092002.html

実は知ったのは殊能将之さんの日記でだったり。心境的には、殊能先生に激しく同意。ってか、木島丈一郎って誰よ??

ググってみたら、真下正義の名バイプレイヤーですか。ふーん。こっちは観てないから、どんなかっこいい人なのかよく知りませんが、番外編の番外編っていう発想に取りあえず生理的嫌悪。

まあ、結果的に面白ければきっかけは何だっていいわけなんですが、最初はやっぱり引くなあ。一応観てみるかもしれないですが、眉には唾べっとりつけるよー。

2005-09-19

[]宮部みゆきさんはSAMURAI7のファンらしい

ということを、先日の大極宮で知った俺です。やー、俺自身は実は熱心な宮部作品読者とは言えないんですが、巨匠先生が同好の士だと知ると、なんだか嬉しい嬉しい。

というわけで、しばらくDVD溜めてたんですが、一気に鑑賞しますた

SAMURAI 7 第9巻 (初回限定版) [DVD] SAMURAI 7 第10巻 (初回限定版) [DVD] SAMURAI 7 第11巻 (初回限定版) [DVD]

ゴロベエが物故なさってから、どうも意気消沈してしまって、6話も溜めてたですよ。9〜11巻ですね。こっから先は、野伏せり撃退後にカンナ村が再興し、都にさらわれていた村の女子どもを救出するということで、原作にない全くのオリジナル展開。オリジナル世界観の利点をフルに活かして、どんどん意表をついた展開に持って行ってくれます。特にウキョウくんの正体と本性なんて…(絶句)。単なるバカ殿かと思っていたら、ここまで大化けするとは。まあ、最初からオリジナルのキャラとして登場してきた彼ですが、その本質をかいま見せるような動作や表情は往々にして見せていたわけで。スタッフの見事な計算ぶりに、舌を巻くばかり。このまま怒濤の展開で、最後まで引っ張っていって欲しいものです。ちなみにカツシロウは少し軽蔑。この恩知らずが。

ついでに、もいっちょ感想。

電送人間 [DVD]

電送人間 [DVD]

電送シーンがカコイイです。制作年代が年代だけに、おそらくはローテクを駆使しているであろう合成なんですが、だんだん実体が消えて、テレビの画像のように電波かノイズのようになって消えていく様が、結構リアル。そこに蠅がいたら面白いのに、とか思う俺は悪人(笑)。サスペンスフルな展開と相まって、なかなか楽しめました。まあ、転送先の近所に馬鹿でかい電送機を設置しないと犯行ができないあたりは、トホホで笑えましたが。

ときに、「美女と液体人間」のときにも感じましたが、この東宝「怪人」シリーズ?は当時の風俗が活写されているのが趣深い。ミニスカで胸の谷間強調のセーラー服(つーても女子高生じゃなくて水兵さんの方)を着たホステスがわんさかいる「キャバレー大本営」は大笑いと同時に萌えさえ感じましたよ。男の劣情刺激するなあマジで。

2005-09-18

[]「ジーヴズの事件簿」P.G.ウッドハウス著/岩永正勝・小山太一編訳

ジーヴズの事件簿
P.G.ウッドハウス??著 / 岩永/正勝??編訳 / 小山/太一??編訳
文芸春秋 (2005.5)
通常24時間以内に発送します。

ウッドハウスという作家さんが、そんなにも時代を支えた作家さんだと全く知らなくて、今回の邦訳出版ラッシュ(?)に触発され、やはり読んでおかなくてはと思い、大枚はたいて買ったのですが…うーんうーん。すみません、英国風のユーモアと自分のユーモアのセンスっていうのがここまで乖離してんのか、と困り果てるばっかりでした。BK1で書評を書かれていた方お二人も、声を揃えておっしゃっていましたが、バーティもその友人ビンゴも、どこにも良いところ優れたところがない。まあ、この時代の貴族階級を扱った小説では、似た立場のキャラクター、いわゆる高等遊民というか働かなくても暮らせる財産をお持ちの人もよく出てくるのだけど、どこかに気品が漂っているものだが、この人たちにはそれもない。短編の中には、労働者闘争に励む活動家が登場するものもあるが、ぶっちゃけこの人たちに財産分配してやれよと真剣に諭したくなる。まあ、ジーヴズはまあ、それなりに紳士で気品と教養があって、尊敬できる執事さんではあるんだけど。たまたまこの本に収録されている話がそういう話ばっかり、ということなのかもですが、彼の持ってくる「最良の解決」の大部分が、バーティの立場を犠牲にすることによっていろんな人間関係をぶちこわすことってのもどうよ??バーティが立ち聞きしてしまう、彼が「知性はゼロ。頭脳皆無」と評する発言と考え合わせると、単に馬鹿な身の程知らずのお坊ちゃんの面目を潰して愉しんでいる嫌な人のようにしか思えないんですが…。

俺自身は、世界的に評価されている巨匠を、自分が読んで面白くなかったからといって悪く言うほど傲慢にはなれませんが、それでも、時代と国籍、感性というものには、飛び越えることの出来ない溝がある場合もままあるな、と実感して頭を垂れる次第。うーん、俺もイギリス人に生まれたかったかも。

[]「アルレッキーノの柩」真瀬もと

アルレッキーノの柩
真瀬/もと??著
早川書房 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。

某メーリングリストで「面白かった」という評判を見かけて、衝動買いをしたんですが。長い!とにかく長い!設定は魅力的で、<十二人の道化クラブ>の設定とか、ハートレイの魔女の呪いとか、19世紀ロンドンの舞台仕立てとか、面白いと思うんですよ。なのに長さばっかり気になって乗れないのはなんでかなー。途中から速読で読んでましたが、それで丁度な感じ。文章も上手ですっきりはしているのですが、なのになんだかサクサク読めない。しんどく感じる。かといって、描写が微に入り細に入って、雰囲気が出てたり素晴らしいペダントリイが詰め込まれているかといえば…そうでもないのですよねえ。別にくどい文体というわけでもないと思うのですが…やっぱりメリハリがないということなのでしょうか…もう少し物語の焦点を絞って、テンポ良くした方が良かったのでは。で、じっと考えてみると、ああそうか、これは良くも悪くも少女小説なのだなと。作者さんの思い入れ、感情移入、キャラクターを愛する心、そういうものがありったけ詰め込まれている。そういうものにシンパシーを感じる純なお年頃の女の子なんかは、長ささえクリアできれば、きっと楽しく読めるのでしょうが、俺のような最初から眉に唾つけて読みたがるひねくれオヤジが読むと、そういうのが過剰で無駄な部分に感じられてしまう。その意味で、この小説がこの作者さんにとって「大人向け」に書かれているとしたら、その試みは失敗と言わざるを得ないでしょう。

[]「博士邸の怪事件」浜尾 四郎

博士邸の怪事件
浜尾 四郎著
春陽堂書店 (1996.6)
通常2??3日以内に発送します。

死後硬直とアリバイの関係、二転三転する容疑者と証言とか、なかなかにロジック派で硬派な本格…と思いきや、その解決はズルイよ!!というか解決まで伏せた手がかり多すぎ!やっぱり、本格に徹するならフェアプレイの精神に徹して欲しかったと思うわけですが、まあ、戦前の探偵小説黎明期・創世記の作品ということで、未完成な部分があるのは仕方ないことなのでしょう。この時代の諸名作が礎となって、今の本格があるわけですから。一方、同時収録の「不幸な人達」は、皮肉が効いてて、しかも複線ばっちりで、ブラックで面白かったです。山椒は小粒でピリリと辛い感じ。

[]デスノ8、のだめ13

 のだめ13…て書くと、デスサーティーンみたいですねえ。ラリホォ〜〜

Death note 8
大場/つぐみ??原作 / 小畑/健??漫画
集英社 (2005.9)
通常24時間以内に発送します。

うーん。L在りし日の手に汗握る心理戦はどこへやら。ミサイルに大統領にと、はあ、スケール大きいのはいいけど、そういうのを期待してはなかったんですけどねえ。ニアの表情が描き変えられたりしてるみたいなんですが、ジャンプ掲載時の、奇妙な愛嬌がある顔の方が良かったです。妖怪小僧みたいで雰囲気あったし。ちなみに連載の方はもっとすごいことになっていますが…展開の意外性だけは保っていますが、意外ならなんでもいいというわけでもないと思うんですがね。ヒカ碁みたく、終わりどころを間違えてしんどいことにならなければいいんですけどね。

のだめカンタービレ 13
二ノ宮/知子??著
講談社 (2005.9)
通常24時間以内に発送します。

一方、こっちは、変わらず驚かせてくれるというか、ここまで来てものだめ千秋も持ち味はそのもまま、飽きずに愉しませてくれます。しっかし、あのダメなオケを千秋くんがどう料理してくれるのか、続きがめっちゃ気になります。

のだめ」といえば、ドラマ化騒動。一応、話自体は完全にデマというわけではなかったんですねえ。だけれども、あんな感じで没になったんじゃ、そりゃあ先生も、自分の口から説明できないよなあ…でも、上野樹里ののだめや岡田くんの千秋は観たかったような。少し惜しい。

2005-09-17

[]ディスクアニマルは売れていないのか?

昨夜は気心の知れた職場の先輩や後輩と少人数の飲み会。調子に乗って久々にかなーり深酒してしまい、今の時間帯(夜10時)ごろになってやっと頭がクリアになってきました。はあ、少し反省。

仮面ライダー響鬼 VOL.2 [DVD]

仮面ライダー響鬼 VOL.2 [DVD]

イブキさん&あきら登場篇、または明日夢くん高校受験クリア篇(笑)。いやー、いい感じで相変わらずまったりしつつ、巨大な魔化魍とのバトルは迫力で、イイ!いやー、真面目でクールなあきらちゃんにはマジで萌えますな。モッチーよりはこっちが好みです俺は。というか、ライダーのデザインとしてはイブキの方が俺はかっこいいと思うんですよね。今後の展開も楽しみ…と言いつつ、先日から映画版公式ブログが30話の路線変更に伴う苦情で炎上してるのを見ると、複雑な心境ですね…俺は正直、井上脚本も嫌いではないんですが(555はあんまりにもグダグダ過ぎでしたが、アギトとか、かなり好きでしたし俺。シャンゼリオンも)。まあ、事情としては理解できますよ。このDVD2巻も観ていて、かなーり地味な展開で明らかにお子様向きではない(笑)感じだし。むしろ本気で深夜枠の特撮ドラマと思った方が納得できる作りだし。だけど、そこまでの積み上げをぶっ壊して、物語としての完成度を崩壊させるくらいなら、ネクサスみたく打ち切りにしてくれた方がまだしも良かったと思う。俺はネクサス大好きだけど、途中で急に話の作りがマックスになってしまったら、はっきり見限ったんじゃないかと思う。はっきり言って、打ち切りにしないのは、シリーズとしてのプライドもあるのかもだけど、玩具が売れないとか言いながらも、作品単体としてはしっかり大人受けしていて人気自体はそこそこイケるのを認識しているからではないのか。ようするに、視聴者とスポンサーとどっちの機嫌も損ねたくないための、中途半端な決断なんじゃないのか?。覚悟が足らん覚悟が。

それにしたって、関連の玩具、ディスクアニマルとか、売れてないのかなあ…俺、映画版の分も買ってしまったし、都合全部持ってるんですが。そういや、今回ヒビキさんの山ごもり中に、タオルとか水筒とか持ってくるアカネタカとリョクオオザルとルリオオカミ、可愛かったなあ…

2005-09-16

mayuda2005-09-16

[]トラウマアイテム

ぶっちゃけ、俺は小学校時代は家がとても貧乏で、玩具の類はほとんど買い与えられず、買って貰ったとしても一ヶ月の間に300円のプラモ一個、とかだったので、100分の1スケールのガンダムからして既に俺にとっては高級品でした(笑)。

そんな生活をしていた俺なので、80年代に流行したいろんなアイテムについても、友達が持っているのを横から眺めた惨めな思いでしかなかったり。

やはりこのあたりの思い出がトラウマになっているらしく、この時期の懐かしいアイテムが食玩になって売られていたりすると、もう正気を失って買い込んでしまう…(笑)

以前、「なめネコ」(のまネコにあらず)の免許証やステッカーが並んでいるのを観たとき、免許証を箱ごと大人買いしてしまいましたが、これは少しというかかなり妻に評判が悪かったです。「かわいいけど、こんな動物虐待みたいなものをいっぱい買い込んでくるなんて」と。…かなり凹みました(笑)

でもって、こないだ発見したのは、イマイから出ていた「ロボダッチ」。

かさばるので流石に箱ごと買うのは思いとどまりましたが、3つほど一度に買い込みました。

箱の中に、当時の商品チラシの復刻版が入ってるのですが、いやー、懐かしい。秘密基地があったり、宝島があったり、この辺の賑やかさ、わいわいがやがやなバラエティ豊かさが、人気の秘密だったんだろうなあ。それはともかく、今観るとマジでパクリの宝庫だわロボダッチって(笑)ガンダムのパクリからドラエモンのパクリから、あるわあるわ。今なら確実に著作権問題に発展しそうな雰囲気ぶんぶん。あと、今回復刻されたシリーズには含まれていないけど、黒人差別とか言われそうな品もあるようだし、人種問題にもコトが及びそう。いやあ、まあ、シンプルに子どもに伝わるってことは、ステロタイプに忠実だからで、人間の認識の根底から、説明が長くなる物を極力こそぎ落としているから、善悪いろんな意識の形を悪気があるなしにかかわらず拾い上げてくるからで。変な結論ですが、子どもって残酷ってことなんだろうなーとか改めて思いました。 

2005-09-14

[]よつばと魔人探偵

よつばと! 4
あずま/きよひこ
メディアワークス (2005.8)
通常24時間以内に発送します。

相変わらずおっとりまったり天然あずま節。いやー、こんな淡々としたお話なのに、全然飽きが来ないしネタが尽きないのはすごいと思います。それがよつばスタジオ?ともかく、今回も素敵な1冊でした。自分としては、この巻って、よつばがとーちゃんを好きで好きで仕方ない雰囲気がよりよく出てる気がして、なんかじーんと来ました。よつばには、ぶっちゃけこのまま大人にならないで欲しい。このまま時間が止まって欲しい。そりゃそうと、電撃大王って月刊なのに、この巻に収録してるお話は全部夏休み終盤ネタ。リアルタイムで読んでたら、季節感に違和感ありまくりだったんでしょうが、この発売日に読むとわりかし旬なネタでフルに楽しめました。単行本マジック


魔人探偵脳噛ネウロ 2
松井/優征
集英社 (2005.9)
通常24時間以内に発送します。

なんか、1巻に比べるとかなーり絵が巧くなった感じなんですが、それでもあの独特のアングルとデッサンは健在。このまま、異才系の画風で突き進んでいってほしいものです。

ともかく、この巻で一番強烈な印象を与えてくれるのは、「ひとりきりの歌姫」アヤ・エイジアでしょう。この事件、割と早期に動機と真相が見当ついてしまったのですが、それにも関わらず、なんともいえない感傷と悲哀を感じさせる犯人像。ネウロが本格推理かどうかというのには、かなーり疑問符なところがあるのですが、このお話に限っては、動機と犯人とテーマが見事に融合した、ホワイダニット系の傑作本格ミステリになっていると思います。

そして、変化が現れ始めたネウロとヤコの関係。このあたりの緻密な変化を上手に描きつつ物語を勧めていく様は、ストーリーテラーとしての手腕も感じさせます。頑張れ松井先生。目指せ中期連載。

2005-09-11

[]選挙は眠い

今日は選挙の投票所の受付から開票までお手伝いすることになったので早起き。眠いです。

そして夜12時前に帰宅。選挙速報をみながらまったりしてうつらうつら。

スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲 [DVD]

スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲 [DVD]

 東京ファンタで話題になったのを知って以来、観たい観たいと思っていたフィリピン映画。思いっきりスパイダーマンのパクリ(笑)。ちなみに、東京ファンタでの上映時のタイトルは「ガガンボーイ」(「ガガンボ」ってのは向こうの言葉で「蜘蛛」のことらしい。そして、原題もこっち)だったのに、DVD化にあたっては何故か、よりスパイダーマンのパクリらしさを強調して「スパイダー・ボーイ」に。俺は原題の方がかっこいいと思うんですけどね。

いやー、展開も設定も、映像そのものも、すっげーぐだぐだ(笑)だけど、ここまでぐだぐだに暴走してると、いっそ痛快ですらあります。それに、演じてる役者さんから作ってるスタッフが楽しんで作ってる感じはすごく伝わってくるしね。ちなみに、舞台はマニラですが下町というかスラム(言い過ぎ)のようなごたついた町並みの「アクメヴィル」という地区の中なので、パッケージのように高層ビルの間を華麗に舞うシーンは一秒たりともありません。JAROに訴えるぞゴルア。ともかく、陽気で楽しいパロディ映画として、とても面白かったです。が、もしかして本気でシリアスにスパイダーマンをパクってるつもりで作ってるんだったらどうしようとか思うと金縛りに遭いそうです。うむ。

[]「クドリャフカの順番『十文字』事件」米沢 穂信

クドリャフカの順番
米沢/穂信??著
角川書店 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。

久々に奉太郎くん他古典部の面々の活躍が観られます。やー、やっぱり面白いや米沢さんは。だけど、基本的には謎の種類というか推理のベクトルというかメインの解決や犯人の動機なんかが同タイプなので、そっちにはさしたる衝撃も感動もなし。むしろ、古典部4人それぞれの視点から語られるカンヤ祭の様子と『氷菓』販売作戦の方が楽しくて、読み入ってしまいました。ともかく、満腹。これからもこのシリーズ続いて欲しいですね。

2005-09-10

[]西洋骨董洋菓子店

 先日、よしながふみさんの「フラワー・オブ・ライフ」の感想の中で「アンティーク」も読みたくなってきたと書いたら、妻の妹氏が台風の真っ只中にそれだけのためにうちにやってきて、全4巻貸してくれました。嬉しいけど、あんな嵐の中わざわざ。いやー、台風の時とかってなんか血が騒いで今わざわざしなくってもって外出を無理矢理してしまうときってありますが、そういう感じだったんですかねえ。タイフーン・ハイっちゅうか。まあ、こんな笑い話が出来るのも、自分の地域が台風の直撃を免れて被害がほとんどなかったからなんですが。巨大台風にすっぽり包まれて大変な目に遭われた九州のみなさまには、心からお見舞いを申し上げますです。

ともかく、ありがとうございました妻の妹氏。

そういうわけで感想!ときに「アンティーク」ってのはドラマのタイトルで原作は飽くまで「西洋骨董洋菓子店」だったんですね。ふむ、こっちの方が好きなセンスかも。

西洋骨董洋菓子店 1
よしなが ふみ著
新書館 (2000.6)
通常24時間以内に発送します。

西洋骨董洋菓子店 2
よしなが ふみ著
新書館 (2001.5)
通常24時間以内に発送します。

西洋骨董洋菓子店 3
よしなが ふみ
新書館 (2001.12)
通常24時間以内に発送します。

西洋骨董洋菓子店 4
よしなが ふみ著
新書館 (2002.10)
通常24時間以内に発送します。

とにかく、キャラ立ちまくりの4人の会話に、大笑いしっぱなしでした。その根っこに流れる切なさと、美味しそうなケーキの描写。格別甘いもの好きでない俺ですら、ここのケーキなら腹いっぱいになって糖尿が悪化しても(おい)食いまくりたいと思ってしまうほどの丁寧な描写。

そして、物語のメインの謎である圭一郎誘拐事件の真相なども、毎回のエピソードと上手くちりばめられていて、目が離せない感じでした。

この物語のラストですが、「寂しい」と感じる人もあるようですが、俺はむしろこの人たちの「強さ」と、「アンティーク」を守り育ててゆくことの「喜び」を感じました。ちょっとくらい向かい合っただけでは癒されない傷、消せない過去。そんなものをもごくあたりまえのこととして日常の中に抱きしめて、今の素敵な生活をより噛みしめて歩んでゆく強さ、その幸福

おとなしめな絵柄とクールな展開、力まぬ上品な語り口にも関わらず、元気が貰えるコミックでした。魔性のゲイ小野さんと、お友達になりたいなあ。俺は明らかに彼の好みではないので魔性にひっかかるおそれはないから(笑)、普通に面白いいい友人になれそうな気がする。 

2005-09-03

mayuda2005-09-03

[]『容疑者 室井慎次』を観てきた。

「踊る大捜査線」好きの俺としては気になりつつ、地味っぽいしDVDが出てからでいいか、と思っていた俺ですが、過去に青島×室井のやおいサイトなんかを巡回していた経歴を持つ妻が、どうしても観たいというので連れ立って鑑賞してきました。

微妙にネタバレますので未見の方は注意。

公式サイト http://www.odoru-legend.com/

面白くないことはなかったんですが、映画としてのバランスは相当悪いと言わざるをえません。展開とかかなり分かりづらいし、真相はなんじゃそりゃって感じ。君塚さんは、監督には向いていないと思う。マジで。

とにかく、室井さん周囲に喰われすぎ(笑)田中麗奈も八嶋さんも哀川アニキも、筧さんも真矢みき様も、みんなそれぞれに個性的でかっこよかったり戦慄的であったりして、それぞれに出来ることをしている感じなんですが、存在感がお互いに食い合って相殺されてます(笑)。なので、画面というか展開がすごく五月蠅い。だもんで、無論室井さんはクライマックスまで…はおろか、クライマックスになってもいいところ、ほとんどありません。それでも、柳葉さんの名演もあって、シーンシーンを抜き出してみると良い感じの雰囲気のものがいっぱいあるんですが。それでも、美味しいところを持って行ってしまうのは筧さんと真矢みき様なので、むしろ哀しくなってくる(笑)あと、自分って弁護士モノ法廷モノが結構好きでして、田中麗奈が新米弁護士役ってとこからもリーガルサスペンスとしての展開をかなり期待していたんですが、一度も法廷で勝負するシーンはなし。八嶋くんとの舌戦も期待したけど、実質は戦いにすらならない。

やーやっぱりこれだけのキャラクターとこれだけの情報量を詰め込むのならば、連続ドラマぐらいにはしないと。哀川アニキ演じる新宿北署の刑事さんだって、パンフ読んで裏設定みるとかなりいけるのに、署長である室井さんとの信頼関係がどんな風にできあがったかわからないから、彼がいろいろ頑張ってくれるのも「なんで?」って感じで説得力ナシ。

これらを総合すると、いろんな物語上のいろんな要素、テーマ、キャスト、設定、そういう諸々は良いものを揃えながら、租借せずに適当に詰め込んでしまったばっかりに、どこから切っても中途半端な作品になってしまったなあ、というのが俺的評価。

それでも、泣けたシーンは二つほどあって。一つは室井さんが死んだ恋人のこと、辛い過去を田中麗奈ちゃんに話すところ。もう一カ所は、物語の展開とはまるで関係ない箇所なのだが…室井に面会に来た湾岸署の三馬鹿が、「和久さんが心配していました」と言うところ。いかりやさん亡き今、和久さんはもう画面に登場することはあり得ないんだなあ、と思うと…もし、あの人が元気なら、次の「踊るレジェンド」は和久さんが主役だったろうに。そう思うと寂しい。

2005-09-01

[]一体何年同じコトを繰り返せば気が済むのか。

 8月末締め切りの、第6回電撃hp短編小説賞。個人用メモ欄に「投稿したい小説賞」として載っけている関係か、うちのサイトにやってくる方の中では結構このキーワードたどって来られる方が多くて。また、普段巡回させていただいているサイトさんだと「ファンタジア領の鍵番」さんとかで執筆マラソンとかされていて。ああ、みんな頑張っているんだなあと。俺も頑張らなきゃと思いつつ。いくつかアイデアはあるもののどれでいくか決断を迷っているウチに三日前になり。やっと路線を決めたその夜には飲み会。まあ、あと2日気合い入れれば、と思ってたら、書いているウチにどうも尺を短く設定しすぎたことに気づき。練り直してたら、もう31日。消印有効なので0時までに大型郵便局に滑り込む計算でしたが、気づくと半分書けないうちに夜10時。諦めました。

 ここ3年ほど、長さがお手頃で、しかも賞に勢いがあるので狙い続けていたこの賞ですが、毎年同じパターンで投稿しそこねています。ダメだなあ俺。まあ、書きかけたのは勿体ないので、短い尺のバージョンだけでも近々仕上げてこっちでアップしようと思います。平助さんのいくじなし。(←このネタが分かる人は結構マニアかも)

だいたい、こんな風にDVDばっかり見てるからこんなことになるんだよ!


蒼穹のファフナー Arcadian project 09 [DVD]

蒼穹のファフナー Arcadian project 09 [DVD]

圧倒的戦力を前にして絶望的状況という、きわめて盛り上がる最終2話。フェストゥムという、哲学的なテーマを抱えた敵だからこそできる、逆転劇。堪能いたしました。でもって、希望ある長いお別れ。静かなる感動のラストでした。

ウルトラマンネクサス Volume 8 [DVD]

ウルトラマンネクサス Volume 8 [DVD]

今回一番楽しみだったのは、「幽声−コーリング−」のディレクターズ・カット版。いやあ、有意義有意義。しっかり、あの結末に通じる流れを補完するエピソードになってるし、アクションもパワーアップしてて、いや満腹満腹。続く9巻でも追加エピソードあるようだし、楽しみだなあ。これで、10巻で最終回が増強されたら、本当に最高なんですが。


 なんか、生活リズムを考え直さないと、このまんままともな小説を書けずに死んでいくんじゃないかという気がしてきました…俺の馬鹿。

カウンタ