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人類猿の惑星化計画の軍団 このページをアンテナに追加 RSSフィード


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↑ネタとか小説とか面白かったら、あるいはツッコミや激しく同意なときにいただければ幸い。コメントには、須く日記でお返事させていただきます。

2005-10-30

[]体調わるー

うう、最近仕事が修羅場モードから全然抜け出せなくて、休日出勤はばかすかあるはで、はっきり言って調子わるいです。風邪をひきかけてるようなんですが、くしゃみと鼻水と微熱がずるずる続く感じ。てなわけで、本も全然読めず、空いた時間は、ぼーっとDVD観てる感じ。

んなわけで、ネット上の友人各方面にも、不義理しっぱなし中。すみません。

予約注文してたFateホロウアタラクシアも届いたわけですが、プレイする気力ナシ。結局、体験版もまともにプレイしないうちに、この時期になっちゃったよ。

ウルトラマンネクサス Volume 10 [DVD]

ウルトラマンネクサス Volume 10 [DVD]

いよいよ最終巻。この辺は、リアルタイムでじっくり観てストーリー完全に知ってるわけなんですが、それでも見入ってしまうなあ。これで終わりと思うとやっぱり寂しい。この巻には8・9巻みたいな追加またはディレクターズカットなエピソードもないし。

見直してみるとやはり、打ち切り決定後の短い話数で、よくぞこれだけ盛り上げて、しかもピタリと伏線回収してのけたスタッフの手腕に舌を巻かずにいられない。まあ、最強のビーストであるはずのイズマエルが1話で1撃でやられてしまったり(メガフラシより弱い?)とか、ザギの暴れ回るポーズが猿めいて馬鹿みたいとか(笑)、尺が短い故の物足りない点は数々あるものの、急斜面を一気に駆け上がるかのような素晴らしい盛り上げよう。グッジョブです。

それでも…副隊長のジュネッスとか観たかったなあ。あと、ノアはせっかく「暗黒」ザギの対極として登場するんだから、あんな鉛色に近いシルバーじゃなく光り輝いててほしかった。

ともかく、長い長い慟哭の後の、癒しと再生の物語。最後まで、しっかりと見届けました。


トリニティ・ブラッド chapter.3 [DVD]

トリニティ・ブラッド chapter.3 [DVD]

なんか、アマゾンの画像が全部同じなんで、貼っても面白みに欠けるなあ…

それはともかく、第3巻。ローマでのアベルくんのへたれぶりに癒され、ソードダンサーの酷薄さにシビれます。対極っぽい雰囲気のお話が二つなんですが、ソードダンサー氏はこれからもっと活躍してくれるのかな?

2005-10-29

[]長いお別れ。

巌窟王 第9巻 [DVD]

巌窟王 第9巻 [DVD]

泣いた。

泣いた泣いた泣いた。

この巻の下りは、原作にはあるのだろうか。いや、この展開は決闘がああいう鎧を操縦しての形式でなければ成立しない気がするので、きっとオリジナルなんだろうな。

アルベールは甘ちゃんでガキで馬鹿で、そんなにも彼が全てをかけて守るほどの男なんだろうかと思いもしたが、そういえば時々いるよな、どうしようもない奴なんだけど、憎めなくて、無邪気で、なんだか羨ましくて、そいつが困っているとつい自分が馬鹿を見ることがわかっているのに助けてしまう友人って。

次巻からの展開が、全然予測できまへん。伯爵はどうも偽悪者ぶっているような気もするのですが…この辺の鍵は「巌窟王」が握っているのか。

2005-10-26

[]サムライよ永遠に

SAMURAI 7 第13巻 (初回限定版) [DVD]

SAMURAI 7 第13巻 (初回限定版) [DVD]

ついに最終回。大乱戦の中、一人、また一人とサムライが斃れてゆく。誰と誰が死んで誰が生き残るか、原作「七人の侍」と同じ。ラストシーンも同じ。だが、そこに至る経緯は、かなり原作と違う。俺的には、SFという枠組みや全26話という尺の長さが有利に働いた結果とはいえ、原作を超えてしまったと思います。もう、キ***の死に様なんて、号泣。その、最後の力を振り絞った……の後の……跡……うああ、ネタバレなしにはこの慟哭を伝えることはできません!見た人なら、わかるよね?

全話通して、こんなにもクオリティが高く、こんなにも愉しませてもらえる作品に出会えたのは、本当にひさしぶり。

本当に個性的だった七人の侍たち。影が薄い人、いなくていい人、魅力的じゃない人なんて、一人もいなかった。ラストに水さすようだけど、一言言いたい。あんたたちの闘いは、負け戦なんかじゃなかったよ!!

[]ニライカナイ

ニライカナイ 1
岡田 芽武
講談社 (1999.9)
通常2-3日以内に発送します。

岡田さんを知ったのは「聖闘士聖矢episodeG」なんですが、この作品を知ったのは、「クトゥルフ神話ハンドブック」です。なんといっても、沖縄の神話とクトゥルー神話がつながってしまうというその壮大さがスゴイ。絵の描き込み具合とトーンの投入量もすごい(笑)。スゴイつくしなんですが、神様連中の台詞が沖縄弁で翻訳ふりなが付き、バックグラウンドになるオカルティックな話も複雑きわまりないので、読むのに異様に時間がかかります。なので、まだ2巻までしか読めていません。全6巻読み終わるのはいつだろう(笑)

2005-10-16

[]DJラオウ

うあー、油断してチェック怠ってたら、10/1にアップされてたのか!くそっ、出遅れた…

とにかく、待望のDJラオウ第四弾です。少し静かな感じではありますが、その分がっしり掴んでくれますよ今回。ブラック度は増してるなあ。哀愁のアミバ


http://www1.ocn.ne.jp/%7Eslot777/dj4.htm

[]こんな武装錬金なら嫌だった〜エロスは程々に編〜

「ピリオド」が待ち遠しい「武装錬金」ですが…

18禁にしといた方が良いのだろうか。


http://f42.aaa.livedoor.jp/%7Ebathory/kora/renkin4.html


朝目新聞さん経由。

たしかに、あの「うっとり」は、なんかそっち系の想像しちゃいそうな変な色気に満ち満ちてたからなあ……

[]現存する最高齢の生き物・ハリエットちゃんはもうすぐ175歳

http://amor1029.exblog.jp/2324506/


うわー、歴史ある亀さんなのね。しかし、結構波瀾万丈な目に遭ってるのに、こんなに長生きしてるってのは素直に喜ばしい。ゆっくりまったり、余生を幸せに送って欲しいもんです。

everything is goneさん経由で。

[]クロサギ

クロサギ 7
クロサギ 7
posted with 簡単リンクくん at 2005.10.16
黒丸 / 夏原 武原案
小学館 (2005.10)
通常24時間以内に発送します。

絵画販売詐欺、俺遭いかけたことあるんすよ。もう10年くらい前、飲み会で街に出て、バス停から会場のお店まで早足で歩いているときに、不意に若いネクタイ姿のお兄さんに声をかけられ、「無料で絵の展覧会やってるんで見ていきませんか」と。本気で急いでるときだったんで、しつこく粘るのをさっさと断ってその場を後にしたんですが、最近この詐欺の存在を知って、「もし引っかかってたら…」とゾクリとした。まあ、俺は知らない人に街頭で声をかけられることが基本的に嫌いなので、もし急いでなかったとしても引っかかることはなかったと思いますけど(第一、その辺の人間に声かけて客入れようとする展覧会、って図式が一大違和感で怪しさ大爆発)。

最近被害拡大してるらしいけれど、起源はかなり古いらしい、というお話(いや、詐欺でなくて本当に展覧会だった可能性もないことはないけど)。

前置きが長くなってしまいましたが、この7巻ではしっかり「絵画販売詐欺」が扱われ、「フィッシング詐欺」が扱われ、旬な詐欺事件がふんだんに盛り込まれています。やっぱ勉強になるなあ。一方、氷柱ちゃんとの関係はどんどん鬱展開になっていきそうで、イヤな感じかも。ところで、桂木さんの出番が今回異様に少ないような…気のせい?

2005-10-15

[]久々のweb拍手お返事

というか、そもそもメッセージ自体が来ない(笑)

もう、久々にメッセージいただいて癒されましたよ。

というわけで、お返事させていただきます。

かなーり遅れてのお返事です。申し訳ないです。

特撮 『GARO』はどうですか? バリバリに大人向けかと。 箋(覚えておられるかわかりませんが)

 おおっ。憶えてますとも!お久しぶりです。というか本当に最近ゲッターやケン・イシカワのネタ少なくてすみません。先日、最近の特撮がガキ向けに特化しすぎてる気がする件についてコメントいただいております。

GAROですか。たしかにアレは放送時間帯から何から何まで大人向けですね(笑)

うちの地方ではやってないのですが、CS経由でテレ東系の局が見られたりするので、一度見てみたいと思います。

ちなみに自分、GARO制作が発表されたとき、たまたま「蒼穹のファフナー」にはまっている最中だったもんで、GAROの金ピカデザイン見て「おお、フェストゥムだ」と口走ってしまったことは内緒だ!

ちなみに、牙狼(GARO)公式はここ。 http://www.tv-tokyo.co.jp/garo/

個人的には、密かに蛍雪次朗さんの隠れファン(ゼイラム以来)だったりするので、そっちが愉しみかも。

[]ククナギ。

UMA大戦 ククルとナギ(1) (講談社コミックスボンボン)

UMA大戦 ククルとナギ(1) (講談社コミックスボンボン)

この漫画を知ったのは最後通牒さんで紹介されたのをたまたま見かけて面白そうだったからなのですが、普段チェックしないコミックボンボンという媒体だけに、期待と不安半々でした。が、まあ、フォーマットが基本的に小学生向けなので、設定・展開はディティールの点で手加減(手抜きにあらず)が見られるものの、その中でいかに破天荒で痛快な展開にするか、ぎりぎりのところまで挑んでいる感触があるのが好印象。他のところは……んーククルがいまいちジコチュー女にしか見えないのと、ナギの変身後がネコミミっぽい(笑)のとか、少し萎え要素があるものの、秘密機関の兵器がモスマンそっくりの「モスマ」だったり、その秘密機関の名前が「ハレ」だったりして(笑)とにかく派手なアクションは見応えがあるので、2巻も読もうと思います。

2005-10-09

[][]ミッドランダーズ 第3話「サトリ」

そういえば第二話を書いてから、しばらくお休みしてましたが、やっと書きました。

第三話「サトリ」です。

http://homepage3.nifty.com/mayudaya/midlanders3rd.htm

うーむ、自分で書いておいてなんですが、相変わらず微妙なこのシリーズ、お願いだからだれか感想ください(笑)好きで書いているシリーズではあるけど、評判がわかんないので今後の方向が定まらない(笑<他力本願)。

少しは、前作もしくは前前作より面白くなってればいいんですが。

2005-10-08

[]子ども番組の原点に帰るのが最近の特撮の傾向か?

えーと、多分東京あたりでは既に第二話放送されているんでしょうが、うちはBSジャパンの方で観てるので、昨日初めて観たのです。超星神シリーズ第三弾、「超星艦隊セイザーX」。

なかなかにシンプルでわかりやすいけれど、それなりに個性が描き分けられているキャラクターたちに、テンポの良い展開、まあ、細かい設定の描きこみや説明は大雑把すぎる気もしますが、それはこれから語られたりもするんでしょうし、特撮はまあ十分迫力があったので、良しとしましょう。ですが、ガキを助けるために無理矢理宇宙船の操縦を奪い取る拓人とか、コスモカプセルとかゆー貴重品がなんでその辺に転がってるのかとか、なにそのガキの喧嘩みたいな取り合い取っ組み合いみたいなとこから嫌な予感がし始めて、エンディングと「こんにちわ!」で愕然。

なんだこの「おかあさんといっしょ」級のお子様向けっぷりは。

…だがまあ、ヒビキの路線変更やネクサス打ち切り、マックスの幼児向けっぷりを知ってる身としては、それほどの驚きでもなし。まあ、「こんにちわって言おうね!」ってメッセージはマジで大切だと思う(いやマジで。情操教育の上で、ヒーローものにもきっちりこういうコーナーを設けることは実はかなり有効なんじゃないかと思いすらした)し、どうせやるのならここまで「これはそういう番組です!」と全身で主張してくれた方がいっそ好感すら持てる。

ただやっぱり、こうやって子供番組としての原点に帰っていくのが最近の特撮の傾向なのかしらん、とか思うと複雑な心境。ここ数年、大人向けアピールに成功してきたが故に築かれてきたのが現在の特撮ブーム(だって、クウガとかタイムレンジャーとかアギトとかがあれほどブレイクしなければ、絶対に生まれなかったであろう雑誌とかいくつもありますよ。特撮ニュータイプとか)だと思うので、それが失われてしまうのはやっぱり少し寂しい。

結局、この原点回帰は、時代の要請としてもっと純粋な意味での子供向けヒーロー番組が求められているということなのか、スポンサーが気が短くなって経営も本気でやばくなって、なりふり構わず口出しすることに決めたということなのか、どっちなんだろうね?

少なくとも、ヒビキさんとかネクサスの事情を見る限りでは後者が強いようですし(無理に子供向けに作らなくても、本当に「面白い」ものを作れば子供はちゃんと感じとる、というのが俺の持論でもありますし?)、ああ、なんか大人の事情でその番組やシリーズの方向性がその物語的価値とは違うところで歪められてしまうのは、やっぱ悲しいなあ、としみじみ溜息。


といったところで、こっちは大人も子供(?)も楽しめるであろうアニメの感想。

トリニティ・ブラッド chapter.1 [DVD]

トリニティ・ブラッド chapter.1 [DVD]

吸血鬼ものとしては、「吸血鬼の血を吸う吸血鬼」クルースニクとか、斬新な発想がありつつ、そこにサイボーグとかテロとかいろんな要素をデコレートすることで、かなり面白くなってる感じのお話ですね。というか、「吸血鬼もの」という一見使い古されたモチーフも、アレンジでここまで新味を持たせられるというグッドな例で、恥ずかしながらお話作りをする人間である俺としても、かなり参考になりますた

原作は未読なんですが、原作読者のみなさんから観て、このアニメ化はどうなんでしょう?忠実?

ですが、「不殺(ころさず)」っていうキーワードは、「トライガン」や「るろ剣」まで徹底して初めて説得力や感動を生めるテーマだと思うので、ナイトロード卿がおっしゃっても、少しちぐはぐな気もします…同僚はトレスくんとかざんざか敵を大量に殺しまくってるわけだし。

ちなみに、トレスくんは、ゾロ声の中井さんといい、「ポジティブに(もしくは「ネガティブに」)」という台詞といい、かっこいいですねえ。

[]ハードゲイなFLASH

とどまることを知らないハードゲイ旋風なわけですが!エルエルさん経由でこんなものを発見!


http://www.tok2.com/home/norwareitum/hg.html

要は、「へぇ〜」ボタンならぬ「フォ〜!」ボタンなんですが、鳴らすとうちの猫どもが反応して、みんなして警戒してうろうろしたり唸ったりして大変でした。まあ、狼の遠吠えっぽいといえばそれっぽいんですし。猫がいるお家では濫用は止めた方が良いと思われます。

2005-10-02

[][]ヤフー文学賞に投稿予定だった作品。

長さ的にはすぐ書けそうな分量だが、「明日」という俺におよそ似つかわしくないようなポジティヴなテーマが障壁で応募しようかしまいか迷っていた同賞ですが、しばらく悩みに悩んで「明日」にこじつけようと思えば思えるネタを思いついたんですが…如何せん書き始めたのが9月30日の夜9時頃だったもんで、三分の二ほど書き上げたところで締め切りの深夜12時。

勿体ないので、そのまま書き上げました。

うーん、できあがってみるとやっぱり「明日」がテーマというにはキツいなあ。

というわけで、一応アップしてみたので暇つぶしにでも読んでみていただければ幸いです。


・「渦と滴」 http://homepage3.nifty.com/mayudaya/uzu.htm

まあ、出来としては…どうなんでしょう、と思いつつ。


ちなみに、初めてぽんすけさんちの「短編宣伝ドコロ」に登録させていただきました。

俺ごときが登録しちゃっていいのかなあ、とかドキドキしつつ。

2005-10-01

[]番組改編期の悲しみ

えー、10月です。秋です。するってえと、大きな番組改編期に差し掛かってるわけでして、いろいろとチェキしていた番組が最終回迎えてしまったわけなんです。というわけで、電車男より後、本日(書いているのは実は10月2日だが)までに最終回を迎えた番組のトータルな感想なんかを。


★ファイト

ひょっとして意外がられるかもしれないですが、なんせ西原センセが大きく関わっている企画ですので、毎日ではないけれどちょこちょこ観ていたのです。本仮屋ユイカもナチュラルでカワイイし。最終回の感想としては、とりたてて大きな不満はない代わりに、動揺や感動もナシ。「ジョンコぼくじょう」について、本当に採算が取れるのか心配になったり、というか牧場なのにお客さんがいっぱい来るとか来ないとか、どこで収入を得ようとしているのかわからない(観光牧場を目指してるのか?)とか、太郎さん、一切連絡もなにもなくトラックで馬つれて北海道から帰ってきて、もし優に別の男が出来てたり一緒に働くのを断られたらどうすんだろうとか、変なことばっかりに目がいってました。まあ、この話も一種のファンタジーですからねえ。それなりにすっきり楽しく美しく終わったんだから良しとせねばなりますまい。

が、一番感動したのは西原センセご本人のゲスト出演だったり。なんか、日々割烹着が似合うキャラになっていくなあこの人は。台詞こそ少ないものの表情豊かで、ばっちり画面になじんでて、テレビ慣れもしてらっしゃるところが伺えました。


★幻星神ジャスティライザー

先週までは物量にものを言わせた大侵略作戦で、一大カタストロフを予感させる展開だったのに、あんな巨大戦艦が翔太の特攻一発で撃破、最終回はクロガネが一匹で暴れ回ってるだけかよ。三人が一つになっての巨大シロガネは良かったと思うが(というか、俺は最初から、シロガネは翔太が変身するんでなしに、トリプルファイターみたく三人合体で誕生する設定にすべきだったと思っている)…なんか、あっさりしてるねえ。つーか、ダルガ斃したからってさっさと戦力放棄しちゃっていいわけ??前も、カイザーハデスを斃したらダルガが出て来たわけだし、また新しい敵が出てくる可能性もあるんじゃないの?大人げないツッコミでした。最終回前が結構盛り上げてくれただけに、ショボい終わりに感じられてしょーがないのです。


ガンダムSEED DESTINY

うう、これまた、グダグダで余韻がない最終回。まあ、展開としてはああいうカタチになるしか丸く収まる方法はなかったと思うので、良いのですが。いかんせん、前回のオンエアを観たとき、本当にあと一話で全部終われるんかいと心配になったのが的中した感じ。すっげー圧縮展開。

で、終わりもあんな感じでぶった切ってるので、SEED最終回のような感動はまるでなかったです。

それにしても、シンが泣いていたのは、作戦が失敗して悔しいのか、オーブが滅ぼされずに済んで嬉しいのか、どっちなんでしょう…ステラの幻影も何が言いたいんだかさっぱりわかんないし。キラとデュランダル議長の会話もなんか上滑りな感じだし。キャラ全員舌足らず(いや、それでも、アスランのシンへの説教だけは説得力あったなあ。アスランは除外)。

まあ、ブラッドプラスが終わったら一応続編まだやるらしいんで、そのときにはもうちょっと地に足のついたストーリーテリングを見せてほしいもんです。

[]「ゴーレムの檻」柄刀一

ゴーレムの檻
ゴーレムの檻
posted with 簡単リンクくん at 2005.10. 2
柄刀 一著
光文社 (2005.3)
通常2-3日以内に発送します。

アリア系銀河鉄道」以来、宇佐見博士シリーズはかなりお気に入りなんですが、やっと2冊目ですか。心待ちにしておりましたよ。相変わらず読み飛ばしの出来ない濃密なロジックとペダンティズムに満ちて、しかも人間の発想の根っこを掴んで捻るような意外にして圧倒的な解決。素敵です。収録作品の中では、やはり表題作が最高傑作。あんなシンプルなトリックが最終的に「世界そのものを裏返す」大仕掛けになるとは。伏線はきっちり引かれているもののさらっと流されているので、一緒に推理するのは難しいですが、妖異に満ちたゴーレムの存在と相まって、知的冒険小説とでも言うべき抜群の面白さです。ごちそうさまでした。

[]「女王様と私」歌野 晶午

女王様と私
女王様と私
posted with 簡単リンクくん at 2005.10. 2
歌野 晶午著
角川書店 (2005.8)
この本は現在お取り扱いできません。

読んでいてほとんど激痛に近いイタイ主人公に、救いのない現実。帯の惹句通りリーダビリティ最高で面白いが、衝撃は…どうかなあ。というか、あの主人公だとオチはあんなところだろう、というのは割合予測がつくというか、他の選択肢はあり得ないというか。ただ、ぐいぐい読者を引きずり込む語り口があまりに巧いので、それは別に欠点とはならない。むしろ、「ああ、やっぱり」という奇妙な哀しみと憐れみの心がわいてきて、これはこれで余韻があります。しかし、三笠くんはアク強くて結構美味しいキャラっぽいので、もっと活躍してほしかったなあ。

本格としてのどんでん返しや驚愕というよりは、現代の社会病理を抉るサイコスリラーとしての戦慄を期待して吉な傑作。

[]「少女には向かない職業」桜庭 一樹

少女には向かない職業
桜庭 一樹著
東京創元社 (2005.9)
通常24時間以内に発送します。

小さな漁師町で、生活に疲れて酒とかにおぼれる大人に虐げられるアダルトチルドレン、ってどっかで観たことあるなと思ったら、西原理恵子さんの「ぼくんち」そっくりではありませんか!無論パクリとかそういうことを言いたいのではなくて。「生きるために闘う子ども」という部分で、もしかして桜庭さんは西原センセに大きな影響を受けているんではないかとか思うと、結構嬉しかったり(「弱いから、死んだ」なんて台詞、使う場所や使い方は違えど、ほぼそのまんまだし)。

それはともかく、「砂糖菓子〜」と同ベクトルのアダルトチルドレンものなんだけれども、プヒプヒさんが指摘されているように「砂糖菓子〜」よりずっと一般向けとして書かれたこの作品の方が陰惨さが薄められている。これもまたプヒプヒさんの受け売りめくが、この人は相当「大人を信用していない」と俺は思います。というより、ラノベ購読者層の方に、より強烈に何かを伝えたがっているというか。「砂糖菓子〜」で感じた血を吐くような叫びは、この作品では感じられなかった。すっきりしていて、一気に読めはするんだけれど。ただ、願わくば、ラストはもうちょっと、この出来事が彼女たちのこれからの人生にどう影響するのか、見届けたり思いを巡らしたりできる方が良かったかなと思う。

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