2009-11-21
高卒の俺が教育改革案をぶち上げて見る。
「教育」っていうのは、目に見えた効果がすぐに上がるような「政策」ではないのかもしれないけれど、「高速道路無料化」よりも、こちらのほうが、よっぽど「未来のために大切なこと」だと僕は思いますし、自分の息子を、そんな「社会に対する復讐心に支配された人たち」がたくさんいる世界に投げ出すのはしのびない。
「自己責任論」では、どうしようもない状況に置かれている子どもたちを、どうにかしなくては、日本に、いや、人類に未来はありません。
ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 - 琥珀色の戯言
どうすればいいんでしょうねー。いくつか案をだす。
留年させろ
自分がブクマに書いたこと。
本当に「教育」したいのであれば、まず小中から留年させるようにして、教室内の学力の粒が揃うようにしないといけない。
これは効率からの観点がひとつ。二次関数分からない奴には微積は理解できない。だから授業するだけ無駄だし、本人のモチベーションも下がる。わかんないのに面白い授業なんてない。だからセンター試験のようなものを年に何回も試験して、ある基準に満たない場合、留年させて「あげる」べき。教室から追い出すのが愛といってもいい。
ただ留年しっぱなしはあれなので、本人の努力や補修や再テスト如何で元の学年に戻れるようにしてあげる。この留年はできれば教科ごとに行うのが望ましい。
18年で無理やり体裁を整えるのではなく、20年かかったとしてもボトムラインを保証する必要がある。社会で落ちぶれるのを学校で十分に落ちぶれて事前に防ぐ必要がある。それが教育に対する信頼の形成に繋がる。また、逆に飛び級もありだと思う。
教科書分厚くしろ
正直いって教科書が薄すぎる。もっとくどくていい。
なぜ円錐の体積が円柱の体積の3分の1になるか説明できるか?説明がはぶかれた分、暗記科目になる。また、円周率が何故3.14に近似するかは中学の最後ぐらいに実習してもいいと思う。
国語も量が足りない。くだらない論説は抑えて、ラノベでも古典でもいいから、好きなものを読ませる時間をとれ。とにかく量が足りない。だから、教科書は便覧的というか、過去の多くの作品から白眉となる部分を多く取りあげて、「読みたい!」という気持ちを刺激するようなかたちになればいいなと思う。個人的には、中学で習った伊勢物語の「露と答えて消えなましものを」が非常に良かった。ああいうのがたくさんあるといい。
社会も暗記科目でなく、どうしてこうなったかの理解に比重をおきたい。墾田永年私財法とか書けなくてもいいから、説明できることが重要。
一定の検証を経ずに暗記させてしまうと、無批判に物事を信じる人間になってしまう(特に活字に対して)。それがまずい。だから教科書がたまに間違ってもいいと思う。(数学の本でもたまに『数字』が間違ってることあるし)
あと、説明できるほうが面白いし、話のネタになるっしょ?
論理的な思考力は人格に影響する
語弊があるかもしれないが、見出しの通り。人に説明できないことや実際のデータを持って説得できないような事柄は『伝聞』か『信仰』に過ぎない。
「これこれこうだからこうなるんだ」といった自分が確信を持って説明できることは人格に影響する。某首相が野党時代と声のトーンが違うという動画が話題だが、あれに近い。説明できないことがあるとまるで違った人間のように見える。
「こうだ!」と思えば声を大にして言うほかないのである。「こうらしいよ」というのでは全然違う。自分の中に『理解』があれば、他人にも『理解』を促すことができる。それがなければ、自分の意思の強要や教条的な繰り返しを産みかねない。
そういった論理に対する理解が人格に影響するのだ。感情と言った論理に無関係に見えるものも「自分が嫌だと感じるものは相手も嫌だと思うだろう。」という基礎的な論理が不可欠だ。
まとめ
今、述べたようなことが理解されれば、『勉強』というものが単に就職のための道具だという認識でなく、真に自分にとって良いものであるということがわかるのではないだろうか。そうすれば、モラトリアムの消化のようにも見えた学校生活に漂う厭世観の払拭に繋がると思う。
前段で触れた細かい部分の議論も大事だが『教育』とはなにかという根本から再定義していくことが、教育改革のための第一歩だ。
とかっこよくまとめてみる。
追記:
続き。
もっと先鋭的な意見を出してみる。
公教育はもう全部ニコニコでやろうや。教育改革案2 - CodeHour
- 296 http://b.hatena.ne.jp/hotentry
- 263 http://www.hatena.ne.jp/
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