仏大統領選、最悪事態回避でユーロ上昇

24日の外国為市場では、懸念されていた仏大統領選挙第1回投票で、
マクロン候補とルペン候補が決選投票に進むことになり、
アジア市場でユーロが急上昇しました。

急進左派のメランション候補と極右ルペン候補による
決選投票となることを市場は懸念していましたが、
EU残留派のマクロン氏が優位に立ったことで、ユーロを
買い戻す動きが強まっています。

朝方は、ユーロが対円で120円台に乗せていましたが、
その後はユーロ売りも出て、119円台前半〜半ばで
推移しています。

ドル円は110円前後で推移しています。

北朝鮮問題を巡って、日米、米中首脳が電話会談を行うなど、
25日の建軍記念日を前に、北朝鮮の動きが気掛かりになる中で、
ドル買いが強まり、ドル円は110円前後で推移しています。

英ポンド円は140円台後半〜141円台前半、
ドル円は83円台前半での推移となっています。