2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ドルの上値の重さを意識へ

今週の為替相場は、ドルの上値の重さを 意識した展開が続くと思います。予想外の米朝会談が行われたことで、 朝鮮半島を巡る地政学的リスクが大きく減退しました。中朝に続き、南北、米朝首脳会談が予想される中で、 これまでのリスク回避の動きは大きく後退…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国では週末6日に雇用統計の発表があります。失業率は0.1%改善して4.0%となることが 予想されています。また注目される非農業部門の新規雇用者は、 前月の31.3万人増から18.8万人増が予想されています。前回の…

ドル上昇、106円台後半

29日の外国為替市場では、ドル円相場は 106円台後半にドルが上昇しました。前日の海外市場では、米中貿易戦争懸念が和らいだこと、 発表されたGDPが底堅い動きとなったことなどを材料に ドルが買い戻された流れを継ぎました。ドル円は106.80円前後で、ユーロ…

ドル円は105円台後半で小動き

28日の外国為替市場では、ドル円相場は 105円台後半で小動きとなっています。米中貿易問題が小康状態に入ったことを材料に、 ドル買いの動きが強まりました。また、年度末・月末のドル買いも入り、 ドルは底堅く推移しました。ただ、ドルの戻りは鈍く、106円…

金正恩氏訪中、習主席と初会談

中国国営新華社通信は28日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が 中国を訪問したことを確認するとともに、習近平国家主席と 初めて会談したと伝えました。両首脳は冷え込んでいた両国関係の改善で一致し、金氏は 「金日成主席と金正日総書記の遺訓により(朝鮮…

ドル円は105円前後で推移

週明け26日の外国為替市場では、ドル円相場は 105円前後で推移しています。米国の貿易戦争に対する懸念やトランプ政権に対する 不透明感から、ドル売りの動きが続いていましたが、 ドルの下値では思惑的なドル買いも厚く、さらに株価が 底堅く推移しているこ…

104円台の攻防

今週の為替相場は、104円台の攻防が 大きなカギになりそうです。ドルが対円で104円台に下落したのはトランプ政権が 対中国での貿易戦争を仕掛ける中で、日本に対しても 関税をかけるなど、日中に対する厳しい姿勢を 示していることが、ドルの下落、円の上昇…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国が利上げを発表したり、欧州も利上げについて 前向きな発言が出てくる中で、中央銀行の政策金利の 行方についてはある程度の見極めが出てきていると 思います。経済指標に対する関心もやや薄れている感じがあ…

米、鉄鋼輸入制限を発動

トランプ米政権は23日、鉄鋼とアルミニウムの 輸入制限措置を発動しました。一律に関税率を引き上げつつ、適用除外を 取引材料に貿易相手国に譲歩を迫るものです。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は22日、 日本が当初の除外対象に含まれないことを…

英中銀、政策金利据え置きを決めるも、金利巡り意見割れる

イングランド銀行(英中央銀行)は22日、政策金利を 0.50%に据え置くことを決定しました。委員7人が据え置きに賛成したものの、 2人が0.75%への利上げを支持しました。これを受け、市場では5月利上げ観測が強まっています。中銀は、予想通りに国債の買い入…

ドルは105円台後半に下落

22日の外国為替市場では、ドル円相場は 105円台後半に下落しています。前日のNY市場では、FRBが市場の予想通りに 利上げを発表しましたが、年3回の利上げの 姿勢に変わりはないことが明らかになったことで、 ドルを買い進む動きがありませんでした。むしろ、…

米FRBが0.25%利上げ、今年「3回」を維持

米連邦準備制度理事会(FRB)は21日の連邦公開市場委員会 (FOMC)で、政策金利を3カ月ぶりに0.25%引き上げ、 年1.5〜1.75%にすることを決めました。市場が注目していた今年の利上げペースは、3回とした 昨年12月時点の想定を維持し、景気の拡大基調などを…

ドル円は106円台前半で小動き

20日の外国為替市場では、ドル円相場は 106円台前半で小動きとなっています。ECBが予想より早い時期に利上げに 踏み切るのではないか、との思惑が 広がり、ユーロなど欧州通貨が 堅調な動きを見せています。円は対ドルでは横ばい圏での動きが みられています…

米利上げは想定内

今週の為替相場は、20〜21日に開催される 米FOMCで利上げが実施されるのではないか との観測が一段と強まっています。発表された米雇用統計など経済指標が 堅調な米経済を示していることで、FRBとしても 利上げをしない選択肢はないとの読みが一段と 強まっ…

黒田日銀総裁を国会可決、副総裁は若田部・雨宮氏

衆参両院は15日、それぞれ本会議を開き、 日銀の次期総裁に黒田氏を再任し、2人の 副総裁に新たに若田部・早稲田大学教授と 雨宮・日銀理事を起用する国会同意人事案を、 与党などの賛成多数で可決しました。今後、内閣の任命を経て「物価2%目標の実現に 向…

ドル円は105円台後半で小動き

16日の外国為替市場では、ドル円相場は 105円台後半で小動きとなっています。前日のNY市場ではドルが上昇する動きが見られましたが、 ドルの上値ではドル売りが厚く、東京市場に入ると 105円台後半に小幅下落して推移しています。市場では、来週の米FOMCで利…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。この中、米国は21日にFOMCが開催され、 米利上げの動きを見守る展開が予想されています。雇用統計や、他の経済指標をみると、 3月の利上げの確度はかなり高まった との読みが聞かれています。米朝対話の可能性が…

ドル円は106円台半ば前後で推移

14日の外国為替市場では、ドル円相場は 106円台半ば前後で推移しています。ティラーソン米国務長官の突然の解任で、ドルが急落、 対円で106円台前半に下落する動きが見られましたが、 その後は106円台半ば前後での小動きが続いています。市場では、トランプ…

トランプ米大統領、国務長官を解任

トランプ米大統領は13日、ツイッターで、 ティラーソン国務長官を解任し、 ポンペオ中央情報局(CIA)長官を 後任に充てると発表しました。CIA長官には副長官のジナ・ハスペル氏を 昇格させる予定です。

ドル円は106円台前半〜半ばで推移

13日の外国為替市場では、ドル円相場は 103円前半〜半ばで推移しています。前週発表された米雇用統計で時間当たり賃金の伸びが 鈍化したことを材料に、ドル買いの勢いが削がれました。また、森友学園問題で財務相や麻生財務相、 あるいは安倍政権について厳…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。トランプ米大統領の貿易戦争発言や、米朝首脳会談実施の 思惑が広がるなど、大きな材料が出ているだけに、 経済指標に対する関心が薄れる可能性があります。日本では、森友問題で安倍政権に対する懸念が 浮上する…

トランプ米大統領、巨額対日赤字は「不公平」

トランプ米大統領は10日、ツイッターで、安倍晋三首相と9日に 電話会談した際、日米の通商問題も議論したと明かした上で、 巨額の対日貿易赤字は「不公平で持続的ではない」と不満を 表明しました。一方、問題解決に向けた取り組みが「うまく行くだろう」と…

日銀、大規模な金融緩和政策を維持

日銀は9日、金融政策決定会合を開き、長短金利操作を 柱とする現在の大規模な金融緩和策の維持を決めました。黒田総裁は記者会見で、金融政策を正常化させる 「出口」について、「2019年度ごろに2%の物価目標を 達成しても、直ちに出口を迎えることを意味す…

カナダ中銀が金利据え置き

カナダ銀行(中銀)は7日、政策金利を 1.25%に据え置きました。貿易政策が「不透明感を高める要因」となっている との認識を示しています。

ドルの下押しに要注意

今週の為替相場は、引き続きドルの下押しを 注意する必要があると考えています。トランプ大統領が指摘した貿易戦争で、 為替市場は大きく変化しています。これまでは、どこかで理性的な動きが出てくると 思っていましたが、貿易戦争を宣言したトランプ大統領…

ドル円、105円台後半に上昇

6日の外国為替市場では、ドル円相場は東京時間は 概ね106円台前半で推移していました。前日の海外市場では、ドルを買い戻す動きが出て、 ドル円は106円台前半でドルが底堅い動きを示しました。これまで、リスク回避の動きから買われていた 円を売る動きも出…

黒田日銀総裁、出口「極めて緩やかに」

参院は6日の議院運営委員会で、政府が日銀総裁として 再任する人事案を提示した黒田氏から所信を聴取しました。大規模な金融緩和から抜け出す「出口戦略」について、 黒田氏は「金融市場に大きな影響を与えないよう、 極めて緩やかに最も適切な形で進める」…

ドル円相場は105円台後半で推移

週明け5日の外国為替市場では、ドル円相場は 105円台後半で推移しています。トランプ米大統領の貿易戦争発言や黒田日銀総裁の 出口発言などを受けて、円が上昇した先週の流れを継いで、 円は底堅い動きとなっています。貿易戦争が強まれば、リスク回避の円買…

貿易戦争、ドルの足枷に

来週の為替相場は、貿易戦争を打ち出したトランプ米大統領の 発言を受けて、ドル安が強まる展開となりました。主に中国を対象としたものと当初は見られていましたが、 欧州も、日本もその範疇に入ることで、外国為替市場では、 ドルに対する信認が問われてい…

WTO事務局長、「貿易戦争、誰の利益にもならず」

世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長は2日、 トランプ米大統領による鉄鋼などの輸入制限措置の 発動方針表明を受けて声明を発表し、「貿易戦争は 誰の利益にもならない」と懸念を示しました。同事務局長は「WTOは米国が表明した計画に対し、 明確な懸念を…