Hatena::ブログ(Diary)

医療システムデザイン勉強会

2016-07-16 医療システムデザイン勉強会のM&Aのお知らせ

[]

みなさま

医療システムデザイン勉強会を主宰して参りました桜庭と申します。

2008年の発足以来、あらゆる医療関係者(医師、薬剤師、厚労省職員看護師介護士、シンクタンカー、自治体職員医学生医療機器メーカー、弁護士、製薬会社、政治家、患者会関係者、栄養士、新聞記者、プログラマー、アプリ開発者等)が、対等な立場で自由闊達議論する場、業界の構造を俯瞰できる場をご提供して参りました。

そしてアイディアや提案の一部は、行政・政治関係の参加者によって、実際に各種提案に盛り込まれるなど、アドボカシー活動も担って参りました。

しかし、2014年7月より私が留学しておりますこともあって、医療システムデザイン勉強会主催の勉強会は、ほぼストップしておりました。

このたび、私が2016年8月に帰国いたしますことを機に再起動して参りたいと存じます。そして、この際、より一層、企画力を増進し運営実務の効率性を向上させるべく、私が代表を務め当会の幹事メンバーの大多数が所属するNPO法人ZESDA(日本経済システムデザイン研究会 http://zesda.jp/)に吸収することに決まりました。

こちらのNPO法人は業種・地域・組織を超えた連携によって新しい事業やシステムを創出する「プロデュース」を行っていく組織です。(なんだかちょっとわからんという方は上記ホームページをご覧ください。)ゆえに、立場を超えた協働によって新しいシステムのデザインの創出を期する医療システムデザイン勉強会と思想的根幹において軌を一にしておりますことから、合併整理が可能と判断いたしました。

今後は、NPO法人ZESDAが主催する各種ワークショップシリーズ内の、医療系分科会として位置づけまして、当会の活動を継続してまいります。

以上、当勉強会コミュニティに長らく所属されているような私の知己以外の方々にはいささか唐突なるご報告になりますが、なにとぞご容赦いただけますようお願い申し上げます。

また、これにより、みなさまに、医療従事者以外との交流機会も豊富にご提供できることにもなろうかと存じます。

そして、これまでも随所で協働して参りました「健康イノベーション連盟(仮名)(池田裕樹氏主宰)」や「未来医療研究会(稲葉俊郎医師主宰)」等関連団体とのコラボレーション企画も引き続き実施して参ります。

各位におかれましては、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

桜庭大輔

2015-04-29

[]


f:id:medical_design:20150426151243j:image:w200

f:id:medical_design:20150426163017j:image:w200

2015年4月26日都内会議室にて、医療経団連設立準備員会主催の

北原茂実医師講演会NPO法人ZESDAと共に後援いたしました。

テーマは「医療経団連構想」と「輸出産業としての医療」でした。

参加者は約60名、8割が医療に関連する企業や医療従事者でした。

まず、北原医師より、日本が抱える団塊世代後期高齢者となる「2030年問題」の背景と現状、特に人口構成や現行法規に関する説明がなされました。

そして、「このまま何も変えないことには大きなリスクが存在する」と述べ、その解決策として、医療を産業として海外に輸出すること、そのために必要となる「医療経団連」についてお話がありました。

さらに、医療を基軸とした「地方創生」の方法についても、踏み込んだお話がありました。

最後は約40分間にわたり参加者との質疑応答が行われました。

2013-07-21

[]

f:id:medical_design:20130721142700j:image:w200

f:id:medical_design:20130721142746j:image:w200

2013年7月21日都内会議室にて第30回勉強会を開催しました。医師看護師公務員(国・地方)、メディアコンサルタント、システムエンジニア、ビジネスパーソン医学生等約25名の参加がありました。

今回は、国立成育医療研究センター研究員の、美留町潤一先生をお招きし、今後の日本の幹細胞研究や臨床応用に関する方向性や課題などについてご講演いただきました。

まず、美留町先生より、iPS細胞やES細胞等の臨床応用研究を進めていく上で、どのようなルール作りが検討されているかについて、現在の政府内の議論の方向性についてご紹介がありました。

その上で、iPS細胞、ES細胞等の技術にどのような可能性が期待されているか、またどのような限界やリスクがあるか、についてもご説明がありました。

休憩後は、具体的にビジネスにするために克服するべき問題点をはじめ、調整を進めている厚労省経済産業省の問題意識の同行等、多岐にわたる論点について、会場全体で活発な質疑応答や情報共有、ディスカッションが行われました。

2013-06-15

[]

f:id:medical_design:20130615134153j:image:w200

f:id:medical_design:20130615143445j:image:w200

f:id:medical_design:20130615140910j:image:w200


<参考>

一生太らない体のつくり方 (経営者新書)

一生太らない体のつくり方 (経営者新書)


2013年6月15日都内会議室にて第29回勉強会を開催しました。医師看護師公務員(国・地方)、メディアコンサルタント、システムエンジニア、ビジネスパーソン医学生等約25名の参加がありました。

今回は、イーク丸の内院長仲 眞美子医師をお招きし、「予防医療」についてご講演いただきました。

まず、仲先生より、日本人特有の「節約遺伝子」の存在を意識しながら「糖質をコントロールする」食事の必要性や、男女の脂肪のつき方の違いをはじめ、自分の体のことを知り、自分の身体に合った方法でダイエットすることの大切さや具体的な方法について、科学的な根拠に基づいたご講演がありました。

その上で、医療費の抑制のためにも、健康診断のデータを一括管理し、受験者本人がそれぞれにふさわしい助言を医師から得ながら、主体的に健康管理していく医療システムデザイン構想についても触れました。

休憩後は、具体的にビジネスにするために克服するべき問題点をはじめとした多岐にわたる論点について、会場全体で活発な質疑応答やディスカッションが行われました。

そのなかで、仲先生の標榜するような予防型医療社会を実現するためには、多様な職種の方々が垣根を越えて一堂に会したネットワーク型の協働が必要という点で一致しました。

2013-03-20

[]

f:id:medical_design:20130317150720j:image

f:id:medical_design:20130317154456j:image

f:id:medical_design:20130317133745j:image


2013年3月17日都内会議室にて第28回勉強会を開催しました。医師介護士、公務員(国・地方)、メディアコンサルタント、システムエンジニア、研究者ビジネスパーソン弁護士、学生等約25名の参加がありました。

今回は、 北京天衛診療所の田中健一 顧問医師をお招きし、「中国の医療事情」についてご講演いただきました。

まず、田中健一先生より、「飲み会の費用負担」の話を例にとりながら、リバタリアニズム、コミュ二タリアニズム、リベラリズム等の各思想の基本的な考え方について説明がありました。

その後、参加者はそれぞれの考え方に最も近い思想ごとに分かれてグループごとに着席し直しました。

その上で、田中先生は中国・日本・アメリカ・イギリス・ドイツ等各国が、それぞれどの思想に基づいて医療制度を構築しているのかについて、比較しながら解説されました。


休憩後は、田中先生から中国の医療制度・事情についての説明があり、これを受けて、会場全体で多岐にわたる論点について活発な質疑応答やディスカッションを行いました。

自分がどのような考えで日本の医療制度を受け入れているのか、またゼロから医療制度を再構築するとしたら、自分はどのような医療制度を求めるのか、などについて考え直すきっかけを得ることができたように思います。



<参考>

財団法人 海外法人医療基金 海外医療情報ニュースレター

「北京の街角から〜中国医療現場からの報告〜第10章「中国のエリート医師の巻」」

http://www.jomf.or.jp/include/disp_text.php?type=n100&file=2008110104

2013-01-19

[]

f:id:medical_design:20130129023241j:image

f:id:medical_design:20130129022155j:image

f:id:medical_design:20130129022156j:image


2013年1月19日日本財団ビルにて第27回勉強会を開催しました。医師公務員(国・地方)、メディアシンクタンク研究者ビジネスパーソン、学生等約25名の参加がありました。

今回は、東京財団の冨田清行ディレクター及び三原岳研究員のお二人をお招きし、2012年10月に東京財団から発表された医療政策提言医療介護制度改革の基本的考え方 〜真の国民的議論を実現するために〜」についてご講演いただきました。

まず、冨田ディレクターから、上記について三つの提言(新たな連帯の形成と政策決定の地方分権化、保険点数から住民のケアへの責任に対する報酬制度へ、プライマリー・ケアを確立する「地域包括ケア・グループ」の提案)を中心に説明いただき、続いて三原研究員より、介護現場の声や海外調査を踏まえた、今後の日本の医療介護のあり方に関する提言がありました。

その後、会場全体でディスカッションを行い、各国に見られるかかりつけ医(ゲートキーパー)制度は日本にも根付きうるのか、医師医療従事者(コメディカル)の役割分担について、専門性・資格・教育課程の観点から見直すべきことは何か、介護医療は一体として捉えるべきか、区別して捉えるべきか、在宅介護のニーズとコストなど、多岐にわたる論点について活発な意見交換を行いました。


<参考>

東京財団による政策提言『医療・介護制度改革の基本的考え方 〜真の国民的議論を実現するために〜』(2012年10月)

2012-11-11

[]


f:id:medical_design:20121111153953j:image:w200

f:id:medical_design:20121111150732j:image:w200

f:id:medical_design:20121111143501j:image:w200

2012年11月11日都内会議室で第26回勉強会を開催しました。医師公務員(国・地方)、メディアシンクタンク研究者ビジネスパーソン、学生等約40名の参加がありました。

今回は、村上正泰先生(山形大学大学院医学系研究科医療政策学講座教授)をお招きし、日本の医療政策に関してご講演をいただきました。

まず、村上先生から、財務省及び厚労省において、財政管理側また医療サービス供給側から医療政策の策定に従事されたご経験を踏まえ、医療費財源としての税制と保険制度のあり方について、ご提言を交えたご講演をいただきました。

その後、会場全体でディスカッションを行い、保険者の適切な規模(広域自治体都道府県市町村か)、海外の医療保険制度の状況、医療費財源における税と保険料の比率、また地域医療のあるべき姿など、多岐にわたる論点について活発な意見交換を行いました。

2012-08-20

[]

f:id:medical_design:20120819151729j:image:w200

f:id:medical_design:20110101042331j:image:w200


2012年8月19日都内会議室で第25回勉強会を開催しました。医師、地方議員、公務員メディアビジネスパーソン等40名の参加がありました。


今回は、矢作直樹教授(東京大学大学院医学系研究科・医学部救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・ 集中治療部部長)を講師にお招きして、「人は死なない」と題し、魂魄や霊の存在、生命の不思議、宗教の起源、について勉強しました。


というのも、経済的、合理的な医療資源の配分システムを設計する上では、その判断の根本において、死をどのようにとらえるべきか、死生観の議論もまた重要であるからです。


多くの参加者は事前に矢作直樹教授の著書である「人は死なない」を読了して参加しました。


矢作先生の講義の後、もし死を恐れない立場をとるならば、死に抗うための医療行為や、新しい薬や治療法を開発する際の動物実験や生体肝移植をどのように捉えればよいか、また輸血をどのように捉えればよいか、超常現象はどのように解釈するべきか、などの論点を含め、活発な議論が交わされました。

2012-05-27

[]


f:id:medical_design:20120513152802j:image:w200

f:id:medical_design:20120513143949j:image:w200

f:id:medical_design:20120513143942j:image:w200


2012年5月13日都内会議室で第24回勉強会を開催しました。医師、地方議員公務員メディアビジネスパーソン等30名以上の参加がありました。

今回は、「介護保険スペシャル」として、日本の介護の状況の概論を勉強しました。超高齢社会の医療システムをデザインする上では、そのすぐ隣の介護についても、正しく理解することが必要になります。


前半は、当会の幹事でもある金澤一行より、マクロのデータを中心に、介護の財政的な状況と諸外国との比較を通じ、日本の介護の現状が、介護保険のみに大きく依存したシステムであることと、持続可能性からの課題点に関してプレゼンが行われました。

後半は、現場の方の意見として、下記のパネリストとともに、現場の実情を踏まえたパネルディスカッションと会場との意見交換を行いました。

そのうえで、介護保険のみで対応するのではなく、地域全体で高齢者も含めた住民への生活の対応をする地域包括ケアの仕組みを構築していくことの意義について議論を行いました。



パネリスト(五十音順)

ユアハウス弥生 所長 飯塚裕久氏

アシストケアプランセンター昭島 管理者 石田英一郎氏

所沢市職員 肥沼位昌

文京区議会議員 前田くにひろ氏

2012-03-06

[]

f:id:medical_design:20120303170525j:image:w200

f:id:medical_design:20120307001108j:image:w200

f:id:medical_design:20120303170703j:image:w200


2012年3月5日(土)都内ルノアール会議室にて第23回勉強会を開催しました。

医療法人社団KNI理事長の北原茂実氏(医師・医博)より、標記のプレゼンがあり、医師ビジネスマン行政担当者(省庁、地方自治体職員等)、シンクタンクメディア、学生他、90名以上の参加がありました。

<講演レジュメ

第一部 :医療医療産業は何を担うべきか

1.医療崩壊の真実

2.国民皆保険の功罪

3.今医療を崩壊から救うには 〜望ましい医療の形〜

4.国境を越えた医療の展開は世界の潮流 〜必要とされる医療の輸出産業化〜

5.カンボジアHHRDプロジェクトの目指すもの


第二部 :医療と教育の国際都市八王子を目指して

1.社会を支える4本の柱

2.今回の震災から学んだこと

3.追い求めるべき理想の社会

4.なぜ私達はまちおこしに取り組むのか

5.まちおこしの基本をなすファームプロジェクト

6.復活のモデルとしての医療と教育の国際都市八王子構想

7.最後にお願いしたいこと


※ 第二部は栽樹会との共催により開催いたしました。