Fri, Aug 19

  • 00:01  あれは何かの本で失敗例として取り上げられていたけれど、あれをたとえば、○時までの罰金はいくら、そのあと○分あたり罰金増加、○時を過ぎるとさらに違反金追加といった、最近DoCoMo が始めたパケット料金プランみたいに複雑にすると、「正解」がどこにあるのかわかりにくくなる
  • 00:02  人間はたぶん、頭を使って問いに臨んで、そこから正解を見いだせないと、倫理に立ち返る。「結局正直が一番だよ」という落としどころは、曖昧なルールと、複雑すぎるルールとに出現して、シンプルで明快なルールで吹き飛ぶ
  • 00:03  完全看護導入、付き添いさん廃止、という今の病院は、そういう意味で「シンプルで見通しのいいルール」が導入された状況で、条件が一緒なら、声高にサービスを求める方がお得、という結論は誰にだって見える。遠慮という習慣を引きずってるからそうならないだけで
  • 00:04  遠慮というのは、信頼とは別物で、我慢しているわけだから、問題が起きれば、「侯だろう」と想定していた何かと異なれば、当然反動が来る。
  • 00:05  そういう意味で、曖昧なルールで信頼を無理矢理立ち上げてたのは時代劇レベルの昔で、今は過渡期、最終的に、複雑に過ぎるルールを看板に掲げることで、何が正解なのかの見通しを悪くして、落としどころとしての無難な信頼を醸成する方向に行くんだと思う。それが快適なのかどうかはさておき
  • 00:07  信頼とか安心を生み出すのに、サービスを提供する側の「内心のまごころ」なんてなんの意味もない。ある振る舞いを続けていると、そういう心持ちでいることが、一番違和感が少なくなるということはあるにせよ
  • 00:18  @reservoir 実際にそうなる蓋然性が高いんじゃないのかな、と。他の業界がそうなりきれないのは競合がいるわけで。医療には、そもそも西洋医学以外の競合が事実上いないのです。。  [in reply to reservoir]
  • 14:51  民族というのは、勝ち逃げを許さない組織の単位なんだよ、という定義が腑に落ちた。大成功して、それを独り占めしようとしても、最終的に血のつながりだけは逃げようがないんだと。民族というのは、だから入るのが難しいというよりも、抜け出すことができない集団なんだと
  • 14:57  食うや食わずの農家に知識皆無の強盗が押し入れば、「お、米たくさんあるじゃん」なんて、真っ先に種籾に手を付ける。そういう意味で、種籾に手を出して「これで解決できます」的な論を張る人は、基本的に強盗なんだと思う
  • 15:10  釘は道具として信頼性が高いから、ハンマーをためらう人は少ない。釘が曲がればハンマーを持った人は舌打ちをして、引き抜かれた釘は捨てられる。人間をハンマーで叩くことはできないし、生きている以上捨てることは無理なのに、釘のように扱われる「信頼できる人」はけっこう多い
  • 15:12  ものの信頼と、人の信頼とは全く異なる。結果の再現可能性が高くて、扱いやすくて、安価で交換可能であれば、ものの信頼が強化される。他の選択枝が選べないこと、顧客から見た問題が大きく過ぎて、切り分けの目安も見えないことが、人の信頼を強化する
  • 15:14  結果の再現に全力を挙げること、顧客のためにつくすこと、後進を育てること、こうした営為は「ものの信頼」を高めこそすれ、人の信頼を高めない。ある意味自分で自分の首を絞めているようにも思える
  • 15:16  顧客に選択枝がない場合、相手は目の前の誰かを信じることしかできない。人の信頼というものは、結果が事後的に作り出すというよりもむしろ、交渉の場をどういう状況に設けるのか、場の設定が作り出す。
  • 15:19  都会を走るバスの運転手と、田舎道を走るタクシーの運転手と、お客さんから受ける信頼は異なってくる。バスの運転手が仮にスーパーライセンス持ちだったとしても、ものの信頼しか得られないし、2分も遅れれば舌打ちされる。誰も道を知らない田舎道なら、30分迷っても、タクシーの運転手は感謝される
  • 15:20  人の信頼は間合いの科学なんだと思う。顧客に向かって自ら近づくほうが便利だけれど、それはものの信頼を高めてしまう。人でいたかったのなら、洞窟の奥にお客さんを招き入れないといけない
  • 15:45  http://t.co/OuJHFkC ロケットストーブの基礎知識
  • 15:47  ガスタービンが高温燃焼するほどに効率が上がるのと、原理的には同じでいいんだろうか?燃焼室の直後に煙突を置いて、それをあえて断熱する、という部分が肝みたいだけれど
  • 15:49  そういえば、昔高校にあった石油ストーブにはけっこう長い煙突が着いていて、上昇気流だけでは限界があったのか、電動ファンで空気を後押ししていた。面倒な授業の前、電源コンセントを抜いておくと15分ぐらいで爆発して、授業が台無しになって便利だった
  • 15:50  あれなんか風物詩だったから、コンセントが抜かれる授業の時には、ストーブ周辺の学生は、あらかじめ机をずらして避難していた。そのうち先生の側から「お前ら、何机ずらしてるんだ?」なんて見つけられて、コンセントの刺し直しを命ぜられる。今から思えば最初から分かってたんだろう
  • 15:52  @aki0816 電源抜いておくと、風向きによっては煙突のなかを冷たい空気が逆流して、とんでもないことになるんじゃないのかなと。。昔の学校は、煙突がどこも横出しだったから、風の影響を受けやすかったでしょうし  [in reply to aki0816]
  • 22:25  地政学の本を読んでる。密林で評判よかったから期待していたのだけれど、「左翼はアカだから馬鹿」的な飛躍が多くてうっへりとする。歴史的にそうなってるのが真だとしても、どうしてそうなのかを地政学的に説明できないのなら、書いちゃいけないし、学を名乗っちゃいけない
  • 22:36  やっぱり誰か、誰かというかソ連だけれど、たたく相手を万能の悪役に祭り上げなきゃいけない論理は失敗なんだと思う。何もかもが左翼の深謀、ソ連の遠慮で片付けられて、万能の悪役が今どうしているかと言えば、国解体しちゃってるのに
  • 22:55  挫折。「地政学の論理」という本。これが地政学という物ならば、いいや、という印象。最後まで読み通せなかった。英国で地政学を学んだ人の日記なんかを読んでると、すごく面白そうな考えかただと思ったのだけれど
  • 22:58  ゲスな定義すると、いい学術書って、嫌いな相手を交渉するための材料を提供してくれる物なんだと思う。嫌いな誰かをどれだけ口を極めてののしったところで、笑い飛ばせないのなら、相手から「必死ですね」なんて哀れまれて終わる
  • 23:01  笑いって知識がいる。面白い言い回しがあったとして、それをコピーして叫んだところで、二番煎じは全然笑えない。誰かを哄笑してやろうと思ったら、だから嫌いな誰かの考え方に学んで、理解して、叩くに足る理由と、その論理を自分で探さないと、笑いをとれない
  • 23:02  @finalvent @m_um_u トンデモ系でなく、もう少し今風にした君主論とか、そういう言い回しの種があったらいいな、と思って本を買ったのですが、今ひとつでした。。  [in reply to finalvent]
  • 23:08  @Shingi 逆説的に、相手によっぽど興味を持たない限り、その相手を哄笑することなんてできないように思うのです。2ちゃんねるの左翼叩き言説なんかも、コピペも大本の人たちは詳しく調べてるわけで  [in reply to Shingi]
  • 23:09  @m_um_u 君主論は、あれが室町末期ぐらいに書かれた本だとは信じられないぐらいに面白かったのです。。何回も読み返した本。  [in reply to m_um_u]
  • 23:12  パタリロが昔、「人をおちょくる50の方法」という本を熱心に読んでいて、確かバンコランに頭はたかれてた。あれ読んだ子供の頃、いつかああいうの書きたいと思った
  • 23:14  @Shingi 結局こう、哄笑だって共感の特殊なありかたで、共感を引っ張るためには、その分野の専門家であることは外せないですもんね  [in reply to Shingi]
  • 23:15  @taku1531 戦略論の原点は名著でした。。すごく役に立ちました  [in reply to taku1531]
  • 23:16  @dora_m いつも書いてる日記なんかは、それでも原体験はあのへんにあったりするのです。おちょくれるなら、それは人を理解しているということでもあるのでしょうし  [in reply to dora_m]
  • 23:21  @taku1531 探してみます。。ありがとうございました  [in reply to taku1531]

Powered by twtr2src