トピアリーの剪定

 イングリッシュガーデンは冬に地上部の無くなる宿根草と樹木もどちらかというと落葉樹を主体とした庭ですので、冬場はどうしても寂しくなります。
 そんな冬のガーデンで存在感を現すのが、青々とした常緑の生垣とトピアリー(人工的に刈り込んだ樹木)です。当園ではヒノキの仲間で「レイランディー」という品種を使用しています。刈り込むほどに葉が密になりきれいな生垣やトピアリーになります。
 「刈り込む」というと大きな刈り込みハサミでジョキジョキと刈るイメージですが、このレイランディーを含めた常緑樹は切り口がどうしても茶色くなってしまします。それを最小限に抑えるため春〜秋は伸びた枝葉だけを一つ一つ切っていきます。かなり根気が要ります↓

 冬だけは比較的茶色くならないため、トリマーでの刈込も行っています。これはスムーズですね。↓

 ご来園の際は花だけでなくこのような刈り込みの樹木にも注目してみてください。