鋼殻のレギオス/雨木シュウスケ/富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)


モンスターが闊歩する、汚染された大地。人々は、レギオスの中で身を寄せ合って暮らしていた。そんな苛酷な環境の中で生きるため特殊能力を発現させる者がいる。主人公も幼くしてその才能を開花させた天才だった。


なんか色々詰め込んでるけど、基本的には俺TUEE小説。勿論自分もそういうのに憧れた人間であるからして、それなりに楽しめた。でも、ギャグにしろバトルにしろ女の子の可愛さにしろ、この作者なりの何か、というのはこの巻では見出せなかった。

ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭/ヤマグチノボル/MF文庫J

ゼロの使い魔(7) (MF文庫J)


お国のため、名誉のために戦う貴族と無理やりそれに付き合わされる平民。それがまるで理解できない現代日本人である才人。無双単騎駆けには心震えるものがあったけど、元凶であるアンリエッタはこれどう落とし前つけるんだろうなー。

クレギオン(2) フェイダーリンクの鯨/野尻抱介/富士見ファンタジア文庫

フェイダーリンクの鯨―クレギオン〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)


ガス惑星フェイダーリンクのリング上で細々と生活を営む人たち。政府のフェイダーリンク太陽化計画によって立ち退きを余儀なくされようとしている彼等を、ミリガン運送の3人が助け出す。


好きな子の前ではカッコ悪いところは見せられない、というあれと居住惑星ごとに重力が違うということがこんな形で結びつくとは思ってもいなかった。そりゃそうだよなあ。重力が違えばこういうことも起こりうるよなあ。

狼と香辛料Ⅱ/支倉凍砂/電撃文庫

狼と香辛料 (2) (電撃文庫)


欲をかいて莫大な損害を出したロレンスが、起死回生の一手を羊飼いの少女に求める。明日にもホームレスになるかもしれない恐怖がよく伝ってきた。だからこそ、これは精神衛生上今読むべきじゃないなーと思った。

赤方偏移世界 時の果てのフェブラリー/山本弘/角川スニーカー文庫

時の果てのフェブラリー―赤方偏移世界 (徳間デュアル文庫)


世界各地に発生した異常現象スポットの発生。人類存続の危機に、超知覚力を持つ少女フェブラリーが挑む。その過程でフェブラリーはスポットをもたらした存在とのコンタクトする。画像は徳間デュアル文庫から発売された新装版……山本弘とは女の子の趣味が合わないなあ。