つんくの、「ミラクルちゃうん?」ってことで、
この4次の時点で新メンバーはほぼ決まっていたようで。
4次に残った5人の中で、小春はズバ抜けた存在でしたね。
他の4人には気の毒ですが、後の最終審査はつけたしに過ぎず、
つんくにとって確かめるだけのようでした。
従来は、合宿に入って各自の能力を確かめてから最終審査に
行くのですが、一人ズバ抜けてるので合宿はやめてその子の地元に
つんくが自ら行って最終審査を行うことになったのでした。
つんく自ら小春の実家に最終審査と称して赴くのは、
異例中の異例ではないでしょうか。わざわざ自分の家に来た
ということは、いかに小春がまだ12歳の子供でも
普通ではない事がわかるはずです。
つんくを迎えた小春のこの笑顔は、自分は合格ではないかという
思惑みたいなものがうかがえます。
しかし、それまでにこやかに応対していた小春がここで、
歌唱力の最終審査を行うと知った時、
さっと小春の顔に緊張が走りました。
小春に音程の指導をした後、小春の歌を聞き終わるとつんくは、
「歌はOKです」とはっきり言ったのでした。
つんくにとって、最後に小春の音感を確かめたかったのでしょう。
この時点ではまだ小春には合格とは伝えてなかったのですが。
正式の合格通達は小春の通う中学校に、サプライズとして、
モーニング娘。のメンバーが行って驚かすのですが、
まあ、これはいかにもテレビ的な手法ですね。
過去エースと見込まれてただ一人だけ合格したのは、
後藤真希さんがいますが後藤さんの功績は言うまでもない事で
モーニング娘。を国民的アイドルにしたのは彼女の存在が
大きかったのは過言ではないところです。
ではミラクルエース久住小春はどうでしょうか?
色々な見方があるでしょうが
月島きらりというアイドルで、子供達から絶大な支持を得た事は、
モーニング娘。の人気ををつなぎ止めたという意味で
大きな功績だと思います。