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トルン息しトルン?

2017-03-05 哺乳類友達

[]シングル63・「メガメタグロス積み思考サイクル」



2017/2/25に開催された、第1回シングル四国FESTAで使用したパーティです。

結果は予選カレーブロックを5-1で1位通過、決勝トーナメントは3-1で3位でした。


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メガメタグロス

メタグロスナイト クリアボディ→かたいツメ
しねんのずつき じしん つめとぎ みがわり
ようき 185(236)-167(12)-171(4)-*-131(4)-178(252)
カプ・テテフ

きあいのタスキ サイコメイカー
サイコキネシス サイコショック ムーンフォース ちょうはつ
おくびょう 151(44)-*-95-177(212)-135-161(252)
ウルガモス

エスパーZ ほのおのからだ
かえんほうしゃ むしのさざめき サイコキネシス ちょうのまい
おくびょう 161(4)-*-85-187(252)-125-167(252)
パルシェン

おうじゃのしるし スキルリンク
つららばり こおりのつぶて ロックブラスト からをやぶる
いじっぱり 125-161(252)-201(4)-*-65-122(252)
カバルドン

ゴツゴツメット すなおこし
じしん がんせきふうじ あくび ステルスロック
わんぱく 215(252)-132-165(92)-*-113(164)-67
カプ・コケコ

いのちのたま エレキメイカー
10まんボルト マジカルシャイン くさむすび ちょうはつ
おくびょう 145-*-105-147(252)-96(4)-200(252)



<構築の経緯>



むーさんにメガメタグロスをオススメされたので使ってみることにしました。

最初は使い方がうまくわからず苦戦していましたが、「カプ・テテフ+ウルガモス+パルシェン」という並びに組み込むと扱いやすいことに気づいてからはパーティがすぐ形となりました。



<個別解説>



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メガメタグロス

メタグロスナイト クリアボディ→かたいツメ
しねんのずつき じしん つめとぎ みがわり
ようき 185(236)-167(12)-171(4)-*-131(4)-178(252)



・最速

・HP4n+1、かつC222ギルガルドの「シャドーボール」耐え

・余りAで【+1】【サイコフィールド】で181-121メガガルーラを「しねんのずつき」で1発



パーティの主軸です。このパーティにおいては「積み技を使うエース」としての役割を持ちます。

元々の採用理由としては、「カプ・テテフ、ウルガモス、パルシェン」の補完としての扱いでの採用でした。並びについては後述しますが、これら3匹は岩タイプを苦手とし、更にメガガルーラより遅いことから1匹で全て倒されかねないという欠点がありました。岩タイプの中でもウツロイドはウルガモスより早く、パルシェンを1撃で倒せる天敵ですが、メガメタグロスはウツロイドに非常に強いことから欠点をある程度緩和することができます。更にカプ・テテフの「サイコフィールド」とシナジーがある点で相性が良いことに気づきました。また、この3匹はヒードランを苦手とし、よく相手に選出されてしまうのですが、メガメタグロスは「じしん」を覚えるためヒードランを1発で倒すことができます。また、ヒードランと同時に採用されやすいクレセリアを一方的に起点にすることが可能なのもメタグロスの長所であるため、この並びに噛み合っていると判断しました。そうしていくうちに、補完としてではなく主軸としての扱いとなっていきました。ウルガモスやパルシェンで崩すのが難しいポケモンもメガメタグロスなら崩せる場面があります。

これらの要素を満たすために技構成は「しねんのずつき、じしん、つめとぎ、みがわり」の4つが自然と決まりました。

配分はまず先制で「みがわり」を使う場面が多い方が良いと感じたため最速としました。「じしん」で相手のメガメタグロスに先制できる確率を少しでも高めるためでもあります。「みがわり」が色々な攻撃を耐えるよう残りはHPを伸ばし耐久力を重視させました。

鋼タイプの技が無いため相手のフェアリータイプへの遂行速度が低い点が欠点です。また、ゲッコウガに対して不利となりやすい点やサザンドラに一切の打点が無い点に注意しながら動かしていくことになります。また、フェアリータイプの耐性を持ちますが「コメットパンチ」や「バレットパンチ」といった鋼タイプの技を採用していないため、フェアリータイプの処理速度が遅い点

「ヒードランを1撃で倒せる」「岩タイプを半減できる」「メガガルーラより素早い」「パーティコンセプトに沿っている」ことを全て満たすのはこのメタグロスの他にいなかったと感じています。本当にオススメされてよかったです。



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カプ・テテフ

きあいのタスキ サイコメイカー
サイコキネシス サイコショック ムーンフォース ちょうはつ
おくびょう 151(44)-*-95-177(212)-135-161(252)



・最速

・Lv50ラッキーの「ちきゅうなげ」3発耐え

・余りC



展開構築の始動要員として採用しました。「ちょうはつ」が使えるポケモンであり、非常に高い決定力を持つため起点になりづらく、展開がしやすい点を非常に評価しています。特性「サイコメイカー」によるサイコフィールド状態でパーティの多くのポケモンに恩恵を与えます。

カプ・テテフ、ウルガモス、パルシェンの並びは一つの完成された並びだと思っており、非常に幅広い相手に戦える強力な並びだと思っています。カプ・テテフでまず「ちょうはつ」を使いながら相手に削りを入れ、カプ・テテフが倒された場合にパルシェンかウルガモスのどちらかから展開していきます。パルシェンが先制技を苦手とする点をサイコフィールドでカバーし、ウルガモスにエスパーZを持たせることでシナジーを生み出します。

先制で「ちょうはつ」を使えることが多い方が強力だと思ったため最速としました。

技はそれぞれ特殊、物理と打ち分けるのが強いと感じたため「サイコキネシス」と「サイコショック」を覚えさせ、悪タイプに弱点を突けるタイプ一致技である「ムーンフォース」を覚えさせました。

持ち物で悩んでいたのですが、この記事を読んで「きあいのタスキ」が強力だと思い、採用しました。発動機会自体はあまり多くは無いのですが、中速かつ決定力の高いポケモンに行動保証がついている時の立ち回りのしやすさには目を見張るものがあり、非常に強力な持ち物だと感じました。

ラッキーの入っているパーティに対してはこのポケモンを選出し「ちょうはつ」から崩していく形を取りたいのでラッキー入りにほぼ選出することを考え、少しだけHPを伸ばして「ちきゅうなげ」を3発耐えるまでHPを伸ばしました。「きあいのタスキ」とはアンチシナジーですが、お陰でラッキー入りのパーティに対する立ち回りがしやすくなったと考えています。残りは全てCに振りました。

余談ですがB85のウルガモスに対して、「サイコショック」が最大166ダメージです。




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ウルガモス

エスパーZ ほのおのからだ
かえんほうしゃ むしのさざめき サイコキネシス ちょうのまい
おくびょう 161(4)-*-85-187(252)-125-167(252)



・最速

・C全振り

・余り4をH(奇数となるため)



パーティの中枢を担うアタッカーです。カプ・テテフやカプ・コケコの「ちょうはつ」から展開していきます。

自分より遅い相手を起点にしていきたいため最速としていますが、性格は「ひかえめ」で使う場合もよくあります。特に相手にウルガモスが入っている場合はこちらのウルガモスを先に展開するように戦う場合が多いため、相手のウルガモスに最低でも同速を狙える最速で使うメリットは大きいと考えています。ちなみに四国シングルFESTAでは「ひかえめ」で使いました。

「ひかえめ」にすることで足りない決定力はカバルドンの「ステルスロック」で補いたいところなので、カバルドンの選出率が高い(パルシェンの選出率が低い)場合は最速だと噛み合いやすいと感じます。

技は命中率100%である「かえんほうしゃ」と「むしのさざめき」を採用しました。「かえんほうしゃ」は多くの選択肢がありましたが、今回は命中率を優先させました。「むしのさざめき」はパルシェンやカバルドンの障害となりやすいクレセリアやサザンドラに対して弱点を突くために採用しています。

「サイコキネシス」はバシャーモテラキオンなどの格闘タイプへ弱点を突ける他、サイコフィールドにより強化されるため「ちょうのまい」を使えば非常に多くのポケモンを1撃で倒すことができます。

積み技を使うパーティにおいてはウルガモス、或いはパルシェンに対するメタのメタを刺すことが一番容易な勝ち筋なため、環境に併せて技を変えて使うことで環境に適応していくことができると考えています。今後もカプ・テテフに限らず展開要員によって色々な組み合わせが期待されるでしょうし、フェアリータイプが強化されている今作、炎タイプアタッカーの筆頭であるウルガモスは環境の重要な位置づけになるのではないかと感じています。

特性は「ほのおのからだ」としています。「リフレクター」を採用していない場合はあまり「ほのおのからだ」が発動する場面が少ないと感じていますが、ミミッキュに対して不確定要素を押し付けられる点が魅力に感じているので「むしのしらせ」ではなくこちらを優先させました。




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パルシェン

おうじゃのしるし スキルリンク
つららばり こおりのつぶて ロックブラスト からをやぶる
いじっぱり 125-161(252)-201(4)-*-65-122(252)



・A最大

・S全振り

・余りB(HP偶数を避けるため、かつ物理攻撃を受けることが多いため)



メタグロスやウルガモスが相手のガブリアスや霊獣ランドロスを誘いやすいため、それらを起点にしやすいパルシェンを採用しました。このポケモンもサイコフィールドとの相性が良く、また自らも鋼タイプを誘い、相手の特殊アタッカーを呼び込むのでパーティの並びにいるだけで自然とウルガモスを通しやすくなるパーティの中枢を担う役目を持っています。

ミミッキュはパルシェンで突破したいポケモンであり、少しでもダメージを与えておくために性格は「いじっぱり」としました。「こおりのつぶて」はサイコフィールドとアンチシナジーですが、「こだわりスカーフ」を持ったガブリアスや霊獣ランドロスを「からをやぶる」を使っても抜けないため必要な技だと感じました。

持ち物は「おうじゃのしるし」とし、選出負けして不利となっても比較的悪くない確率で戦況をひっくり返せることに期待しました。パルシェン同士で対面した場合は「ロックブラスト」を選択します。

S1環境ではカプ・コケコの登場による地面タイプ需要の増加から環境の上位に君臨し、S2でもミミッキュの特性「ばけのかわ」に対して強いことからまだ使用率が高いポケモンであり、様々な対処法が考えられているため、今後もマークされ続けるポケモンであることは間違いありません。




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カバルドン

ゴツゴツメット すなおこし
じしん がんせきふうじ あくび ステルスロック
わんぱく 215(252)-132-165(92)-*-113(164)-67



・【こだわりメガネ】C182カプ・テテフの「サイコキネシス」を最高乱数以外耐え

・H最大、余りB



カプ・テテフがメガガルーラより遅く、「きあいのタスキ」を持っていても1撃で倒されてしまいます。更にメガガルーラは「がんせきふうじ」の採用率も低くないことから「ちょうはつ」から展開することが難しい上にメガメタグロスでも撃ち合いが有利とは言いづらいため、メガガルーラに対して交代で出しやすいポケモンが必要だと考え、カバルドンの採用に至りました。防御力が高いため地面タイプへの後出しもしやすく、ウルガモスやメタグロスが苦手な相手のメガリザードンXに対しても比較的有利に戦える点が魅力です。

当然このパーティの「積み技」のコンセプトに添った起点作りのサポーターの役目を担います。そのため「がんせきふうじ」と「あくび」と「ステルスロック」はすぐに採用が決まりました。特に「がんせきふうじ」は多くの相手に使う重要な技であり、メガメタグロスが先制で「みがわり」を使えること、ウルガモスで先制で「ちょうのまい」を使える対面が増えることが長所だと考えています。カプ・コケコを採用しており「あくび」が無効になる場面では「がんせきふうじ」から展開します。

メガガルーラに対して大きく削りを入れたいため、「ゴツゴツメット」を持たせることがまず決まりました。基本的には交代から出すことを想定したかったため物理方面、特殊方面の両方のバランスを取った配分としました。これはメガガルーラの「れいとうビーム」を意識しているためでもあります。Dに厚めの配分で使っていましたが、この記事の配分を試してみたところ使いやすいと感じたためこの配分で使うことにしました。

最後の技はドリュウズに対してダメージを与えるための「じしん」としました。汎用打点として削りの役目をこなすために必要な技であると感じています。



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カプ・コケコ

いのちのたま エレキメイカー
10まんボルト マジカルシャイン くさむすび ちょうはつ
おくびょう 145-*-105-147(252)-96(4)-200(252)



・最速

・C全振り

・余りD(ゲッコウガの特殊技を受けることを想定しているため)



最後に採用したポケモンで、「ゲッコウガより速く、相手を1撃で倒せること」「起点になりづらいこと」の2つを満たすことを条件としたポケモンでパーティと噛み合っているポケモンを探したところカプ・コケコに辿り着きました。

カバルドンが非常に苦戦を強いられるゲッコウガより素早い点が大きな長所で、相手に地面タイプがいて交代が想定される場合でも「マジカルシャイン」でダメージを与えられます。それに伴う持ち物は「いのちのたま」としました。「ちょうはつ」を覚える点も大きな長所で、カプ・テテフと同様火力があり起点になりづらいという点を評価しています。「エレキメイカー」によるエレキフィールドでカバルドンが起点にされやすいキノガッサ等への対策もできます。しかし「あくび」とはアンチシナジーになってしまいます。

ウルガモスやパルシェンといった積み技を使うイメージが強いポケモンと同時に採用されているので「リフレクター」や「ひかりのかべ」を良く想定されますが、そういった相手に奇襲をかけられる点は長所でした。素早いため展開構築同士の対戦になった時は初手で出すことが多いです。型が多いポケモンなので相手の選出を歪ませやすく、このポケモンもパーティにいることで仕事ができるポケモンだと感じました。このパーティは水タイプを苦手としており、現状水タイプを交代から受けることは難しいので上から弱点を突ける電気タイプであるという点も噛み合っている要素だと感じます。

ゲッコウガの「あくのはどう」に後出しすることがあるためDに4振りとしています。また、相手の「ステルスロック」を使う地面タイプのポケモンなどにリスクを与えるために「くさむすび」を覚えさせています。しかし覚える技が豊富なポケモンであるためのこの技も様々な選択肢があり、それは環境や取り巻きの構成1つで色々変わるものだと考えています。



<雑感>



四国シングルFESTAでの選出回数(全10試合)



・メガメタグロス:■■■■■■■

・カプ・テテフ :■■■

・ウルガモス  :■■■■■

・パルシェン  :■■

・カバルドン  :■■■■■■■

・カプ・コケコ :■■■■■■



四国シングルFESTAで優勝するために作ったパーティであり、コンセプト通りメガメタグロスを活躍させることができ、ある程度の結果を出すことはできましたがあと一歩というところで力及ばずでした。

しかし構築の完成度自体には満足しており、叩き台として発展の臨める息の長いパーティになったと自負しているので、是非何かの参考になれば幸いです。

メガメタグロスをオススメしてくれたむーさんには本当に頭が上がりません。強かったなぁ。

更に、この構築を煮詰めている段階で「変わらずの意思」様に掲載されているビーンさんの構築に出会い、非常に高い完成度で感銘を受け、カプ・テテフの「きあいのタスキ」や、カバルドンの配分などをそのまま使わせていただきました。

(参考:http://www.evervolition.com/entry/2017/02/09/223648

ビーンさんのパーティ以外にも優れたパーティがルール問わず数多く掲載されており、読み応えがあってボクは更新を楽しみにしている一人です。今後の更新内容も楽しみですね。



解説は以上です。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!