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トルン息しトルン?

2017-03-17 エリヴァーガル

[]シングル63・「新世代高種族値を寄せ集めて体裁を整えた感じの」



2017/3/11に開催された、第15回びぶおふ!で使用したパーティです。

結果は予選ダイゴブロックを6-2で2位通過、決勝トーナメントは0-1でベスト16でした。


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メガメタグロス

メタグロスナイト クリアボディ→かたいツメ
しねんのずつき バレットパンチ じしん れいとうパンチ
ようき 175(156)-174(68)-173(20)-*-132(12)-178(252)
カプ・レヒレ

ミズZ ミストメイカー
ハイドロポンプ ムーンフォース ちょうはつ めいそう
ひかえめ 175(236)-*-139(28)-157(220)-151(4)-108(20)
サンダー

ゴツゴツメット せいでんき
10まんボルト ボルトチェンジ ねっぷう はねやすめ
ずぶとい 197(252)-*-148(236)-145-113(20)-120
霊獣ランドロス

とつげきチョッキ いかく
じしん はたきおとす がんせきふうじ とんぼがえり
いじっぱり 191(212)-187(36)-113(20)-*-126(204)-116(36)
サザンドラ

たべのこし ふゆう
あくのはどう かえんほうしゃ どくどく みがわり
ひかえめ 193(204)-*-111(4)-151(44)-112(12)-163(244)
フェローチェ

いのちのたま ビーストブースト
とびひざげり むしのさざめき どくづき れいとうビーム
せっかち 147(4)-187(236)-*51-174(132)-58(4)-206(132)



<構築の経緯>



「メガメタグロスを使いたい」という動機から構築をスタートさせました。そこで今回は、「パーティを高種族値のポケモンだけで固める」という縛りを設けてパーティを組んでみることにしました。

明確なシナジーがなくとも、高い数値で相手を圧倒し、立ち回りで勝負することに挑戦してみました。

実際にはHPの種族値が高いポケモンは少なく、「合計種族値が570以上のポケモン」のみを採用した形となっており、数値の高さという点では他に採用すべきポケモンが多いのは事実としてあります。



<個別解説>



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メガメタグロス

メタグロスナイト クリアボディ→かたいツメ
しねんのずつき バレットパンチ じしん れいとうパンチ
ようき 175(156)-174(68)-173(20)-*-132(12)-178(252)



・最速

・155-171メガメタグロスを「じしん」で2発

・【+1】A186バンギラスの「かみくだく」を最高乱数以外耐え

・C189フェローチェの「むしのさざめき」を2発耐え

・余りをHP16n-1になるように調整しつつBにまわしてメガギャラドスの「かみくだく」を耐える確率を上げる



このパーティのスタート地点はメガメタグロスです。今回はメガメタグロスの高い素早さと優秀な耐性による繰り出し性能の高さに注目しました。

ガブリアスやランドロスよりも素早いため先制で「れいとうパンチ」で大ダメージを与えられます。相手のメガメタグロスに同速勝負を挑み、「じしん」でダメージを与える場合もあるため最速としました。

基本的にはHSベースで配分を考えることにし、最速を維持したいためHPを削りながらAのラインを考えていました。そこで目をつけたのがゲッコウガ対面で、相手が「いのちのたま」を持つ147-88だった場合、「いのちのたま」の14ダメージと「じしん」のダメージ、そこに半減ではない「バレットパンチ」のダメージで倒せるラインがA174であるとわかり、ここまでAを上げました。「みずしゅりけん」だと「バレットパンチ」が半減されてしまいますが、その場合でも相手に「いのちのたま」のダメージが入るため高い確率で倒すことができます。これによりゲッコウガとの対面で「じしん」を安心して選択できると考え、Aのラインを設定し、余りをHP、B、Dに振り分けました。DはC187ウルガモスの「かえんほうしゃ」を耐えるライン、余りはBにして悪タイプの技に照準を合わせています。

技は上記の通り「れいとうパンチ」「じしん」「バレットパンチ」が決まり、最後の技は「しねんのずつき」としました。これは後述のカプ・レヒレを採用していることから、カプ・レヒレの苦手なメガフシギバナやカプ・ブルルドヒドイデの組み合わせを崩したかったために採用しています。

HSベースのお陰で「こだわりスカーフ」を持ったポケモンの攻撃を1発は耐えることが多いため盤面の優劣がハッキリしているポケモンだと思います。その分弱点を突けない場合や、高耐久力の回復技を持つポケモンと対峙した際は苦戦を強いられるので、周りのポケモンと連携する必要があるポケモンだと考えています。

特に「バレットパンチ」はメガメタグロスの対面性能を大きく上げる重要な技であると考えており、この技を採用するか、それともこの技を採用せずに攻撃範囲を広げるかでメガメタグロスの活躍のさせ方は大きく変わってくると思っています。





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カプ・レヒレ

ミズZ ミストメイカー
ハイドロポンプ ムーンフォース ちょうはつ めいそう
ひかえめ 175(236)-*-139(28)-157(220)-151(4)-108(20)



・HP16n-1に調整しつつA182ガブリアスの「じしん」を上2つ以上の乱数の組み合わせ以下で2発耐え

・【+1】「Zハイドロポンプ」で204-121テッカグヤを1発

・余りSで4振り86族(水ロトム等)抜き



メガメタグロスの苦手なカバルドンに強く、炎を半減できることからメガメタグロスと相性が良いと考え、カプ・レヒレを採用しました。

メガメタグロスで崩せない高耐久ポケモンを崩す役割を持たせたかったため「めいそう」と「ちょうはつ」を覚えさせ、これらと相性の良い「ミズZ」と「ハイドロポンプ」をそれぞれ採用しました。最後の技は「ムーンフォース」とし、攻撃範囲の広さを重視させました。

パーティ内で「ちょうはつ」を採用しているポケモンが1匹は採用しておきたいという個人的な考えがあるため、自然と「ちょうはつ」が採用できるカプ・レヒレはメガメタグロスとのコンビにピッタリだと考えています。

配分はHCベースとし、最低限の物理耐久を持たせる程度にCを削りました。Sも同族で先制しやすいよう、少しだけ高く設定しています。

基本的にはメガメタグロスから交代で出しますが、水タイプの技は一貫しやすいため、初手で出すことも多いです。

回復手段が無いため交代で出せるのは1〜2回程度なので如何に相手に負荷をかけられるかが重要となります。こちらのサイクルが成立する間に如何に相手のサイクルを崩壊させるかを考えながら立ち回る必要があります。

「ミストメイカー」はメガメタグロスを「おにび」や「ねっとう」のやけど状態から守れるなどパーティ全体に与える恩恵も大きいです。



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サンダー

ゴツゴツメット せいでんき
10まんボルト ボルトチェンジ ねっぷう はねやすめ
ずぶとい 197(252)-*-148(236)-145-113(20)-120



・H全振り

・A156ミミッキュの【+2】「Zシャドークロー」耐え

・余りDで【+1】C187電気タイプのポリゴンZの【+1】【てきおうりょく】「10まんボルト」を上2つの乱数以外耐え



メガメタグロスが地面タイプを弱点をしているため浮いているポケモンの中でも体力回復技があり、「ゴツゴツメット」を持たせてメガガルーラやミミッキュに後出しがしやすく、それでいて水タイプに隙を見せづらいポケモンを探したところサンダーが該当したため採用しました。

カプ・レヒレの「ミストメイカー」とはアンチシナジーになりますが、発動する機会には恵まれているため特性は「せいでんき」での採用としました。

技はまず採用理由である「はねやすめ」、ミミッキュの「ばけのかわ」を剥がしながら後続のポケモンで倒せるように「ボルトチェンジ」をまず採用し、次にカプ・テテフやメガメタグロスでは有効打を与えづらいナットレイカミツルギに対して刺す「ねっぷう」を採用。最後の技は居座って技を打ち続けられるように「10まんボルト」としました。

「ゴツゴツメット」を持っているためサイクルを回すためのクッションとしての役割が強く、居座る場面も多くあるため「はねやすめ」は優先度が高いです。また、電気タイプの技が「ボルトチェンジ」だけだと「めいそう」を使うカプ・レヒレの起点になってしまうなど弊害があると判断したため、別途電気タイプの技が必要だと感じたため「10まんボルト」の採用としました。

配分はメガガルーラやミミッキュを意識してBを高めました。ミミッキュに対しては後攻で「ボルトチェンジ」を使った方が有利となる場面もあるため、素早さは伸ばさずDを高める配分としました。



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霊獣ランドロス

とつげきチョッキ いかく
じしん はたきおとす がんせきふうじ とんぼがえり
いじっぱり 191(212)-187(36)-113(20)-*-126(204)-116(36)



・HP16n-1

・C200カプ・テテフの【サイコフィールド】「サイコキネシス」を最大乱数×2以外2発耐え

・A156ミミッキュの【+1】「Zシャドークロー」を最大乱数以外耐え

・【+1】で準速120族(メガボーマンダ等)抜き

・「じしん」で183-116ガブリアスを最低乱数×2以外2発



サンダーに「めざめるパワー(氷)」といった地面タイプに有効な技を採用していないことからまだ地面タイプに強いポケモンが必要だったこと、またメガメタグロスが炎タイプを苦手とするため炎タイプにある程度強いポケモンを探したところ「とつげきチョッキ」を持たせた霊獣ランドロスが該当したので採用しました。

配分はDに厚くし、メガリザードンYに強気に出られるようにしています。その他全体的にバランスの良い数値に設定し、幅広い相手に選出できるようにしました。

技はまずメインウェポンの「じしん」を選択。電気タイプに強いことや、炎タイプへ弱点を尽きたいことから役割遂行上必須だと感じています。次に採用した技は「がんせきふうじ」で、リザードンに対して使ったり、相手の素早さを下げて後続へ繋ぐなど自ら起点になりづらくなる点が長所です。次に採用した技は「とんぼがえり」で、対面操作で扱ったり、ミミッキュの「ばけのかわ」を剥がして交代するといったことが可能となります。最後に採用した技は「はたきおとす」で、これはポリゴン2などの「しんかのきせき」を持つポケモンに使ったり、「こだわりスカーフ」を持っていそうなポケモンに使って後続で上を取るといった使い方ができます。



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サザンドラ

たべのこし ふゆう
あくのはどう かえんほうしゃ どくどく みがわり
ひかえめ 193(204)-*-111(4)-151(44)-112(12)-163(244)



・HP16n+1

・最速96族(ミミッキュ等)抜き

・167-171シールドギルガルドを「あくのはどう」で2発

・「ダウンロード」意識でD>Bとなるよう振り分け



メガメタグロスと愛称の良さで知られているサザンドラを採用しました。カプ・レヒレを採用していることからドラゴンタイプの技を使うことは望ましくなく、高火力を押し付ける型よりはメガメタグロスで崩しづらい相手を崩せた方が良いと感じたため「どくどく」と「みがわり」を採用した型としました。それに伴い、持ち物は「たべのこし」としました。

素早さは同速に勝ってもメリットが薄いと判断したことから最速にはせず、少しだけ落としてHSベースとしています。攻撃技は一貫性の高い「あくのはどう」とし、最後の技は「かえんほうしゃ」を採用しました。これはナットレイに対する有効打が少しでもあった方が良いと思ったためです。また、パーティ全体でカミツルギが重いため、少しでも早く倒したいという思いからです。

補完的な扱いであるため選出率は低めですが、相手のギルガルドやクレセリア圧力をかけるためにも、パーティにいることに意味があるポケモンだと考えています。

この構成の他にも「ちょうはつ」を採用すると対ラッキーへの回答になったりとパーティによって構成を変えれば様々な相手に対応ができます。メガメタグロス、カプ・レヒレと組み合わせるならこの型が使いやすいと感じています。



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フェローチェ

いのちのたま ビーストブースト
とびひざげり むしのさざめき どくづき れいとうビーム
せっかち 147(4)-187(236)-*51-174(132)-58(4)-206(132)



・【+1】で【すなかき】S154ドリュウズ抜き

・「むしのさざめき」で201-113メガヤドランを1発

・「れいとうビーム」で202-156メガボーマンダを1発

・HPを奇数に調整

・余りAで215-165-113「オボンのみ」を持つカバルドンが「とびひざげり」と「れいとうビーム」で回復量込み約5割で倒せる



ゲッコウガが重いのでゲッコウガより素早いポケモン、更にカプ・コケコにも先制できて打点があるポケモン、それでいて補完性能に優れたポケモンとしてフェローチェにたどり着いたので採用しました。

ゲッコウガに対して「むしのさざめき」で安定した打点を取れることがまず重要なポイント。また、「ビーストブースト」で素早さが上がるようにすれば、バンギラス+ドリュウズの並びに強く出られる他、「れいとうビーム」も覚えるため補完として採用されやすいメガボーマンダやカバルドンにもある程度隙を見せづらい点が評価が高いです。

また、「むしのさざめき」が使えるためオニゴーリに対して「みがわり」を無視して6〜7割のダメージを与えられたり、「とびひざげり」でラッキーを1発で倒せることからラッキー+グライオン+メガヤドランの基本選出を1匹で崩せるなど幅広い補完性能に優れる点を評価しました。

カプ・コケコに打点が欲しい場面が多いので「どくづき」の採用が決まり、これらのラインを全て満たすため総合火力強化アイテムとして「いのちのたま」を持たせました。

配分はドリュウズ意識で「ビーストブースト」でSが上がるように調整し、Cを調整してから余りをAに振り分けました。

「とびひざげり」を外した時のケアが最低限できるように総合火力数値を下げてでもHPを奇数にしています。



<雑感>



第15回びぶおふ!での選出回数は以下の通りです。



・メガメタグロス:■■■■■■ 6

・カプ・レヒレ :■■■ 3

・サンダー   :■■■■■■ 6

・霊獣ランドロス:■■■■■■■ 7

・サザンドラ  :■ 1

・フェローチェ :■■■■ 4



明確に水タイプに強いポケモンが少ないことが欠点であり、カプ・レヒレやサンダーが相手の水タイプに突破されるだけで圧倒的に不利となる試合が散見されたため、水タイプを上から殴る手段をもっと用意すべきだったのが改善点だと感じました。

また、カプ・レヒレのミズZを搭載した型はあまりサイクル向けではなく、対面重視のパーティで機能しやすいので、連携を意識するよりは個々の火力性能を高めるといった型のポケモンがより多いと活躍できたのではないかと思います。

結果的にメガメタグロス+カプ・レヒレ+サンダーという選出回数はそこまで多くなかったため、面子や取り巻きを考え直す必要はあると思いました。

しかし個々の役割は幅広く機能しており、数値の高さに助けられる場面も多く、汎用性の高さに救われる場面も多々あり、どんな相手にも柔軟に選出できる点はパーティの強さだったと感じています。

ちなみにこのパーティはやたらとH16n-1に拘っていますが明確な理由はなく、HSベースやHCベースから少し落として調整して・・・というときにラインを引きやすい値の近くにそれがあれば合わせている、といった些細な理由に過ぎません。




解説は以上です。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!