meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

天文同好会サミット

2日目は、4D2Uを見せていただいて、その後、天文台内を散策していました。
実に30年弱ぶりです。
#最近、訪ねて行く機会が多いですが、すばる解析棟の会議室とか、コスモス会館しか行かないので。
65cm望遠鏡、大きいです。
メートル級の望遠鏡も見慣れてきましたが、やはり、長いのは、違います。
馴染みの深いMIRA(可視赤外干渉計)の実物も外から見てきました。
資料館には、移動で掩蔽の光電測光観測をしていた時の望遠鏡の残骸(まさに)があって、感慨深かったです。

で、見学から戻ると、天文同好会サミットの後継の組織の概要が決まっていました。
国立天文台(世界天文年組織員会)の手を離れる事になりますが、今後も、機会をみて交流していこうという組織です。
まぁ、どこをどう転んでも、日本のすべての天文同好会を束ねるとかはできませんし、そういう活動に興味をもつ人々の間で、今後も、絆を深めていくのに役立つ組織となればいいと思います。
どなたかが(やはり)coreになって頑張らないと、組織ですから回らないとは思いますが、参加者にはhubにみえるというのが理想かもしれません。


(老婆心ながら、)海部先生の話にもでましたが、べつに、どこかが音頭をとって天文同好会をまとめようというつもりでは無いそうです。
例えば、繁華街での観望会を企画するときになんらかの組織名があった方が許可がスムーズに行くとか、MLとかで連絡を取り合うと、広報なりお手伝いしてくれる人を募るのに便利だとかいうイメージのようです。
で、せっかくだから、同好会サミットのように集まれる機会も続けていけたらいいな、関西でもやりたいなとかいう話のようです。
#ようです、ってのは、2日目の話し合いはわたしはサボったので感想程度と思ってください。


で、それとは別に(?)、世界天文年でメキシコが1000台の望遠鏡で同時に観望会を開いたというギネス記録を取ったらしいのですが、日本でその記録を抜こうという話が出ています。
渡辺潤一先生が言い出しっぺで、秋にやろうかという話になっています。
今回は間に合うかどうか分かりませんが、こういう祭りを企画する時に便利な組織を作りたいというふうに考えてもられるとイメージしやすいかなと?
どこかが集計しないと記録申請ができないので。
#ギネス記録の話、わたしは、こういうお祭りは好きなので、参加できたらなと思います。


(おまけ)
O西さんが、世界天文年のマスコットのガリレオくん(もしくは、ガリレオ本人)に似ているということが判明、もう一年早く気づいていれば、あちこちで引っ張りだこだったのに。