左翼というのはプライドたりえるのだろうか このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2006-11-04 本気で9条を変えたくないのなら、即時核戦争を主張して一歩も譲るな

[]本気で9条を変えたくないのなら、即時核戦争を主張して一歩も譲るな 19:57 本気で9条を変えたくないのなら、即時核戦争を主張して一歩も譲るなを含むブックマーク 本気で9条を変えたくないのなら、即時核戦争を主張して一歩も譲るなのブックマークコメント

僕自身は、もし憲法改正案が国会で通って国民投票となったら、改憲反対に一票を投じる気でいる。

ただ、「憲法九条を守ろう!」って言ってるだけのブログには言いたいことがある。

すっごく言いたいことがある!

もし、本気で憲法九条を変えたくないのなら、どうかこの文章を最後まで読んで欲しい。きっとプラスになるはずだ。


まず、「憲法を変えないでください!」って国会議員に電話するのはやめなさい。

あれ、意味無いから。

国会議員が百人から電話受けたって、そうそう意見なんか変えるものか。

そもそも選挙で10万人ほどの投票を受けて国会にいるのに、100人の電話ごときで信念変える国会議員がいるほうがよっぽど怖いよ!

電話もらったら「圧力には屈さない」って考えになって逆効果だよ!

電話かけるんなら、まずはその人の主張を聞きなさい。隅から隅まで聞きなさい。

憲法を変えたいと思っている人は、決して日本を破滅に追いやりたいから憲法を変えたいと思っているわけではない。

平和の大切さを分かっていないから憲法を変えたいと思っているわけではない。

平和の大切さ、憲法の精神の大切さなんて、分かってるに決まってる。

それでも憲法を変えたいと思うのは、彼らなりの「正義」と彼らなりの「信念」に基づいているからだ。

だからまずは「その人がどうして憲法を変えたがっているのか」を知りなさい。

知らないままで自分の意見を言っても、決して通らないよ。

彼らには彼らの中の「憲法を変えないといけない理由」があるのだから、その「理由」が動かされない限り、いくら反論が来ようが信念を変えない。

その「理由」がつき崩された場合のみ、信念が変わる。

だから、まずは、その理由を徹底的に理解し、その理由の弱点、矛盾点を本気で考えろ。

その人が著作を出していたら穴が開くほど読み込め。その人に賛成している人が身近にいたら、その賛成論者の論法をただ聞け。質問があるならどんどんつっこめ。

そして、その人の意見を完璧と思えるくらいに理解しろ。

その人の意見を理解することと、その人の意見に共感することは全く違う。

もちろん共感することは理解しないとできないが、反論することも、理解しない限り不可能なんだ。

そして頭から血が出るまで悩め。改憲論者のどこが間違っているのか?と言うことを。

その方が無意味な電話なんかするをするよりずっと護憲に近づける。


今のところ、完全に改憲VS護憲は、改憲の方ががリードしている。

改憲論者と護憲論者が討論すると、改憲論者は護憲論者の話を聞いたあと、「それは十分分かっています。でもね〜」

と反論する。護憲論者は改憲論者の話が終わったあと、「そんなことはどうでもいい、私が言いたいのは〜」

とやる。それを端から見ている人は、「憲法を変えるべきでない理由は護憲論者によって挙げられたけど、それは改憲論者の〜という反論によって否定されている。一方、憲法を変えるべき理由は護憲論者によって反論されていない。」とみる。要するに改憲論者の方が説得力があるわけだ。


僕は長年ゆとり教育は徹底的に間違っていると思っていた。子供を馬鹿に育て上げることは何も国にとってプラスではないと思っていたから。

でもゆとり教育反対を表明することは無かった。国がわざわざ子供を馬鹿に育て上げたいと思うとは到底考えられなかったから。

国がゆとり教育を推進する理由が分からなかったから。

それで「ゆとり教育とはエリート教育のための隠れ蓑」という真実を知ったとき、初めて「ゆとり教育反対」と言った。

逆説っぽいけど、ゆとり教育=エリート教育は国にとってプラスになる、という考え方はある程度説得力があるから、僕は反対!って言えたわけだ。

「××反対!」と言える資格があるのは、××を推進することの目的、××を導入されることによるプラスになる点を十分理解している人だけ、というのが僕の絶対的な真理である。


繰り返すが、何も悪いことをしたくて悪いことをする人間なんているわけが無い。そんなものは子供向けアニメの悪役だけで十分だ。「悪いこと」をする人は、その人なりの理由がある。ましてや、同じ日本語を使っている日本人、全く理解不能なわけが無い。

第二次世界大戦だって「善」対「悪」と考えている単純思考の人がいるかもしれないが、そんなわけ無いだろ。戦争なんだから、連合国も枢軸国もそれぞれの「正義」を掲げ、連合国も枢軸国も戦争に勝つためには相当あくどいことをしてる。有能な悪党と無能な悪党が争って無能な悪党が負けた、ただそれだけの話だ。

自分の意見に自信があるんなら、相手の意見はじっくり聞けよ。言論封殺みたいなことするなよ。

「いや、改憲論者に洗脳されたくない」って馬鹿か!意見聞いたくらいで洗脳されちまうくらいの薄っぺらい意見しか持ってないんなら洗脳されちまえ!

核武装について話し合うべき」って中川政調会長が言ってたけど、僕はその話聞いて、

話し合いしようにも、「じゃあ核武装した方がいい?」「いや、しない方がいいだろ」と二分で終わるじゃん?って思ったよ。

この発言意味分からんって思ったよ。日本には言論の自由があるのに。

そうしたら、実際に「議論自体してはだめ」っていうブログが出てきて、そのとき初めて、

「確かに言論封殺みたいなこと言ってる人っているんだな」って思ったよ。

今日(昨日?)朝まで生テレビ見てたんだけど、それのアンケートが「日本は核武装すべきか?」って質問で、一般視聴者の55%が「すべき」って答えてて、愕然としたよ!

どう考えても核武装はしないほうがいいだろ?

何で過半数が核武装するべきなんだよ!

朝生出てる識者によると、

戦略的理由(日米安保条約が無くなりアメリカが敵に回る)

金銭的理由(何十兆円という金がかかる)

地理的理由(日本は狭いから核実験をやると少なからず被爆者が出る)

技術的理由(数発核を持っても核の保管場所が分かれば爆撃地点になるだけ)

国際的理由(核拡散防止条約の歯止めがかからなくなる)

感情的理由(唯一の被爆国としてのアピールができなくなる)

まだあるけど、とにかくどんな角度から見ても「核武装はしないほうがいい」って結論だったんだ。

僕もそれを聞いて、「やっぱりそうだよな、核武装はしないほうがいい」と納得した。

ということは、一般人が「核武装するべき」と考えた理由はたぶん「議論自体だめ」と言ってるあなたたちにあるんだぜ?

核武装するべきと思った人たちは、「核武装に対する議論自体してはいけない」という反応を見て、「ああ、本当は核武装をした方がいいんだけど、言論封殺によって核武装賛成は言ってはいけないことになってるんだな」って判断したんだろ?

核武装すべきでない」という意見に自信があるのなら、「核武装すべし」という意見を弾圧してはならない。するべきことは、極めて理性的に反論して、完膚なきまでに叩きのめすことである。

枢軸国=絶対正義と考える頭からっぽの右翼思想が若者に増えてるって話だけど、あれも「枢軸国=絶対悪、それ以外の価値観は認めない」って日教組の馬鹿教師が教えるから、その価値観の胡散臭さから、若者は右翼に走っていくんだぜ?

初めから「この戦争の日本側の言い分は〜です。しかし、この考え方には―という批判もあります」って言うスタンスで教えとけば、絶対右翼なんかに走らなかったと思うぜ?


繰り返す。本気で護憲したいのなら、改憲論者の言うことを理解しろ。言論を無視したり弾圧したりするのは逆効果である。そうする気がないのなら、わざと「すぐに憲法変えて武装して北朝鮮と戦争しよう!」と主張して一歩も引かずにがんばれ。さすれば議論は紛糾し、憲法改正にはいたらないだろう。


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村野瀬玲奈村野瀬玲奈 2006/11/04 15:29 はじめまして、leftyさん。お玉さんのところから来て、読ませていただき、考えました。思ったことが二つありました。
「改憲派」の思想を十分に理解してから「改憲派」議員に「改憲反対」を伝えるべく電話するのは有効でしょうか?
また、「すぐに憲法変えて武装して北朝鮮と戦争しよう」と主張する人が増えたら改憲に単純にいたると私は思うのですが、私の考えが足りないのでしょうか?

ブランキブランキ 2006/11/04 16:41 改憲派の主張を十分理解し、彼らを納得させ得るに十分な説得力を持つ護憲論を言えるなら、議員に電話するより雑誌等に掲載してもらった方が効果的でしょう。改憲論はいかがわしい右翼や一部政治家のみの主張ではありません。大学教授を指導育成してきたような大物学者や強い影響力を持つ各分野の専門家、リベラル派、平和主義者の中にも沢山います。彼らを納得させる護憲論を考えるのは容易なことではないと思いますが、それが出来れば必ず掲載されるでしょうし、大きな話題になるでしょう。

junjun 2006/11/04 17:32 私もお玉さんのところから来ました。私はかなり共鳴するところもあります。自身は個人の運動化家とも唯の市民とも思っています。また左翼はプライドよりも逞しさと泥臭さも持ち、いい意味での保守感覚も持てればと思っています。護憲の裏面にもある軍需産業反対という立場です。憲法以前に人殺しを商売にするなんて大罪と思います。護憲運動や野党の存在意義は決して過少評価する必要はないし大きな役割を果たしていることは事実と思います。また与党も含め多くの政党の地盤沈下していますから過大評価もいらないと思いますが。leftyさんの苛立ち(失礼)も分かる気がします。
表題のように「左翼はプライドたりえるか」という設問も問題の本質の一部を突くものと思います。問題意識の問題でもあるでしょうが。私の住む長野県では田中知事になったとき、彼は相次いで斬新な政策を出しました。そのスピードに旧与党だけでなく野党の守旧派(?)もついて行けず抵抗勢力になりました。良心的共産党の方と個人の地道な活動家の方々だけが、実現性のある理想の政策に呼応しました。
つまり私が言いたいのは、与党を批判しつつ緊急避難的な場合には行動を起こしつつも、明日政権を取ったとき、三日天下にならないだけの現実的政策と庶民感覚の正当さを用意しておくことが大事ではないかと思っています。いや、私たちは野党ではなく、実質的に一人一人が政権を担っている主権者と思います。誰もが政治家になれるわけではありませんが、そうしない選択もしているだけとも言えると思います。経済的にも投資は出来ても哲学を持ってあえてしないというような感じですか。
変わった私見ですみません。

kusukusukusukusu 2006/11/04 17:37 核武装論議について言っていることは賛同します。議論はどんどんするべきで、議論自体をするなと言うのは逆効果です。僕も自分のブログのコメント欄で今、議論中です。ただ結局、どういう風に運動するのかは個人で自由でいいと僕は思うので、電話をかけるのはやめなさいと他の人に言うことはないと思います。自分は電話はあまり効果がないと思うのでやりません、ほかのやり方を考えますということでいいのでは?それぞれの人がそれぞれ、自分でいいと思える形で運動をすればいいと思います。他の人のやり方が自分と違うからといって自分のやり方を押し付けることはないと思うんですが。どうでしょうかね。
http://blue.ap.teacup.com/documentary/

メロディメロディ 2006/11/04 20:28 電話で意見を言うことですが、運動の方法は個人の自由です。また、選挙で当選するということは白紙委任ではないですし、小選挙区の場合かなりの人々が信託していない可能性があります。何も言わないことは黙認と受け取られるでしょう。電話をどう受け止めるかは、議員の裁量です。核論議に関しては、核の情報、例えば核不拡散条約のことやIAEAのチェックが日本の原発に入っていることなど、が不足しているのではないでしょうか。

leftylefty 2006/11/05 13:25 色々コメントありがとうございます。
>村野瀬玲奈 さん
>「すぐに憲法変えて武装して北朝鮮と戦争しよう」と主張する人が増えたら改憲に単純にいたると私は思う
大丈夫です。そんなトンデモない意見は増えません。改憲論者でさえ、「ちょっとそこまでは…」という意見を主張して一歩も引かなければ、妥当な落としどころに落ち着くことはありえませんから、改憲自体がなくなります。
>「改憲派」の思想を十分に理解してから「改憲派」議員に「改憲反対」を伝えるべく電話するのは有効でしょうか?
「改憲派」の意見と言うより、「その議員が改憲したいと思う理由」を十分に分かって電話するのなら、「無意味」ではないかなとは思います。僕は絶対にやりませんが。
>運動の方法は個人の自由
私は、国会議員を電話で直接説得するのは民主主義の原理に反すると思うので、やりませんが、私の文章を読んでも納得しない、電話するべきと言う人をとめる権利は僕にはありません。

kusukusukusukusu 2006/11/05 19:03 お玉おばさんのブログのコメント欄でも書いたのですが、leftyさんの、民主主義の原理に反するから議員に直接、意見を言うべきではないと理屈がどうもよく分かりません。
国会議員というのは選挙で我々の代表として選ばれている人なわけでしょう。本当は全国民で議論するのが一番、民主的なわけだけど物理的にそうは出来ないので、間接民主制にして代表者を選んで議論して物事を決めるというシステムになっている。その代表者の人にひとりひとりが考えを直接、伝えることは、その代表者の議員がより多くのひとりひとりの意見を知ってそれを反映して考えていくことであるわけで、民主的なことだと思うのですが。なんら民主主義に反するようなことではないように僕には思えるんですけど。

micmic 2006/11/08 00:57 お玉さんのブログでも拝見しましたが、たかが100人の電話でとか少数派が意見するなとか、数で全て決まるのが民主主義ではない。そこを勘違いされているのではないでしょうか。少数説の中にも真理がありうるからこそ議論を必要としているわけです。
あと、leftyさんは改憲反対だそうですが、ご自身が護憲派に求めるような、改憲派の意見を踏まえてその矛盾・弱点を突くといった記事は見当たりませんでした。今後に期待しています。

kusukusukusukusu 2006/11/10 10:41 leftyさんが言われていたように、核保有の危険性について自分なりに書いてみました。
「なぜ核保有したほうが日本が危なくなると思うのか?」http://blue.ap.teacup.com/documentary/959.html

RunnerRunner 2006/11/10 20:47 ちょっと立ち寄ってみたけど、ここのコメント欄は老眼を宣告されたおじさんには読みにくいな(^^;。

>わざと「すぐに憲法変えて武装して北朝鮮と戦争しよう!」と主張して

日本人はアイロニーがあまり好きでないようなので、こういうのは反発を食らいますよ。私は結構好きだけど。
電話については「内容」次第でしょう。電話の内容が良ければ効果はあるだろうし、逆に内容が悪ければ裏目に出るでしょう。

それよりも、論の前提となっている「本気で護憲したいのか?」との問題意識は非常に重要ですね。
同じ問題意識を持つ人が増えつつあるのならそれはよい兆しだと思います。

どんな運動にも必ず「倫理的自己満足」が発生します。護憲運動にも当然、運動をすることに満足してしまう人たちが存在します。
それらの人たちには「戦略」もないし、「なぜ、改憲派が増えたのか?」についても考えない。いや、興味すらないのかも知れない。
ご指摘のように、現在、明らかに護憲派は負けているわけですが、そもそも、そういう事実認識すら興味がないのかも知れない。
だから、真の護憲派は改憲派だけでなく護憲派内の自己満足派とも戦わねばならないといえます。

それと、もう一つの観点として、「優先順位」というものが人によって違います。
護憲派であることは同じでも、「護憲のためならどんなカードも使う」という人もいれば、「○○するくらいなら改憲された方がマシ」という人もいる。
私がわからないのは、果たしてどれくらいの比率でそれらが存在しているのかです。
自己満足派や優先順位の低い人が数やポジションの面で支配的なら、もう、護憲派に勝ち目はないでしょう。
その場合、真の護憲派は真田幸村的境地を迫られることになります。

×第二迷信×第二迷信 2007/01/06 20:31 「相手の土俵で戦う」ことは大事だと思いますね。
議員に電話しても電話代と時間がもったいないだけで、その支持者がその議員の何を支持しているのか聞くほうがよほど大事だと思います。(「造反組」なんてのは何を支持されてるんだろう?)
議員さんも、「反対勢力」から何をいくら言われようと「へ」とも感じないが、身内からの声には敏感。
とくに「改憲派」の議員は、何のための改憲なのか示してないと思う。(S村Tゾーの理屈を聞いてみたいな)