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2006-12-03 「韓国はなぜ反日か」と日本史2

[]「韓国はなぜ反日か」と日本史14:54 「韓国はなぜ反日か」と日本史2を含むブックマーク 「韓国はなぜ反日か」と日本史2のブックマークコメント

前回、これ実は面白くないかな〜と思っていたのですが、以外に好評(?)だったようなので、

続きをやります。前回は、韓国は「なぜ」反日か?の[2]の真ん中辺まで行きましたので、その続きから行きます。

日本という国は、あのモンゴルを撃退し、清国を破りロシアを破り

国際連盟の五大国に列し、大東亜戦争では全世界と戦い、フランスを破り、

イギリスを破り、オランダを破り、アメリカと丸4年の大戦争をやった。

しかもゲリラ戦ではなく、戦艦と航空兵力で堂々の大戦争である。

韓国はなぜ反日か?より)

え〜細かいことですが、日本が大東亜戦争で相手にしていたのはほぼ中国アメリカだけで、

第二次世界大戦で全世界を相手に戦っていたのは日本の同盟国のドイツです。

日本は所詮本国で戦うことに必死で植民地のことなんてかまっていられない西欧諸国の植民地

かっさらっていっただけで、イギリスなどを破ったなんて言うのは無理があります。


※正確に言えば、

第二次世界大戦…枢軸国(ドイツイタリア、日本など)VS連合国イギリスフランス中国アメリカなどの戦いのこと。1939年イギリスフランスドイツ宣戦布告したことから始まって、日本が介入したのは1941年の真珠湾攻撃から


日中戦争…日本VS中国の局地戦。1937年盧溝橋事件から1945年まで。日本が枢軸国に中国連合国についたことで第二次世界大戦と一緒にされがちだがもともと別の戦い


太平洋戦争…日本VSアメリカの戦争。1941年の真珠湾攻撃から1945年まで。あとでイギリスソ連などがアメリカ側に加わる。


大東亜戦争日中戦争太平洋戦争+日本が東南アジアに侵攻した戦争。戦後使われなくなったが、使うときは「日本を正義と見る」戦争というニュアンスがついた。


次からちょっとトンデモのオンパレードが続くので、どうしたらいいものか…


まあ一つづつ行きますか。


まず、天皇家ヴァチカンカソリックたち)が認めた現存する 唯一の皇室というのはまったくのデマです。調べてみると、これも2ちゃんねる発祥のデマの一つらしいですが。

たぶんこれの本ネタは大人の無法地帯だと思うので、一まとめに反論した方が分かりやすいと思います。

そもそも、Emperorというのは、「ユリウス・カエサルの後継者」を意味します。カエサル(B.C100〜B.C.44)はヨーロッパ全土を支配したローマ帝国の最高権力者なわけで、それから「一番偉い」という意味がついたのだと思われます。ローマ帝国が国教をキリスト教にしてからは「キリスト教の庇護者」という意味が強くなり、Emperorは法王に認められるということになりました。

例えば初代神聖ローマ皇帝オットー一世はローマ法王ヨハネス12世に戴冠されてEmperorになっていますし、フランス皇帝ナポレオンも法王から戴冠を受けています。


で、天皇はいつ法王から戴冠を受けたのでしょうか?


天皇=Emperorというのは、あくまでも「天皇」という概念のないヨーロッパで、「天皇」の訳語としてEmperorを当てただけで、別に「Kingよりも偉い」という意味はありません。世界史で非ヨーロッパ系の国が同じ国でも本によって「〜帝国」だったり「〜王国」だったりするのは、その国の支配者を「King」と訳すか「Emperor」と訳すか統一されてないからで、その程度の差なんです。

ちなみに、「皇帝」「王」という言葉は中国のもので、こちらは厳格に皇帝のほうが王より偉いです。「皇帝」はEmperor,「王」はKingと訳されることが多いです。

ですが、天皇=Emperor=皇帝、King=王、皇帝>王だから天皇はKingより偉い!ということにはなりません。


衝撃の写真:ブルネイやスワジランド国王よりも下座にたたされる天皇皇后両陛下

も一つ衝撃の写真:天皇陛下を青ネクタイで出迎えるアメリカ大統領(1975年のとこ)

そもそもパーティー用の正装であるホワイト・タイを昼間から着て来るようなやつが大統領になれるわけないか。

あと、一緒にする気はないですが、 「皇帝」だからと言って偉いとは限らないですし。


いくらでも重ねて言いますが、僕は天皇陛下を大切にする人を馬鹿にする気はありません。

ただ、大切なら大切にするで、わけのわからん屁理屈や捏造までして語るなってことです。

ガタガタ言わずに「天皇は偉いから偉いんだ」でいいじゃねえかって事です。


で、天皇家とは男系血統のこと」というのはいつから事実になったのでしょうか。

これも繰りかえしになりますが、僕は天皇家を尊重する気はないため、「皇室はかくあるべき」という論争に口をつっこむ気はありません。

しかし、「皇室は男系でいくべき」と「皇室が男系なのは事実」が違う意味だということくらいは分かります。

確かに「今までは男系だった」というのは事実ですが、悠仁親王が生まれる前はどちらにせよ前例を破らなければ天皇家断絶だったことは確かなわけですから、「どの前例を破るか」(女系にするか一般ピープル皇室にするか側室をつけるか)というのは「議論の対象」です。自分の信念(この場合男系死守)を持つのはいいことですが、それを「事実」とか言って「自分の信念のみ正しい、他は間違い」とする態度はよくないですね。

(繰り返しますが、僕はどの立場にも味方する気はありません。男系死守が多数派なら男系でいいと思うし、女系を認める人が多数派ならそれでいいと思います。)


>「天皇Y染色体」を継ぐ者、というのが天皇の『定義』


ええと…何と言ったらいいのか…そんな定義いつできたんだ?

人間の遺伝子解析がなされたのって極最近だろ?

推古天皇持統天皇や後桜町天皇神武天皇Y染色体を持っていなかったはずだがそれはいいのか?


(用語解説…Y染色体

46ある人間の染色体の一つ。男性であることを決定する遺伝子で、男性しかもっていない。そのため、必ず父方からもたらされる。

よって父方による相続しか認めない男系論者の根拠の一つになっている。

理科の知識のある人間だったら、なぜ46ある染色体のうちY染色体のみが重要なのだだとか

Y染色体だって突然変異で変わっていくから別に代々同じものが伝わっていくわけではないとか

女帝Y染色体を持っていないが過去何例も即位した例はあっただろうとか

そんな知識のなかった時代から天皇制はあったわけだからどう考えても後付けの理屈だろうとか

いくらでもつっこめる議論なんだが、本気でこんなの信じているんだろうか。


このへん、納得いかない人へ

http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/asia/1141926721/366-372 ホワイトタイ伝説の検証

http://mu-cha.hp.infoseek.co.jp/go-go-emperor-01.htm 女系天皇




>この皇室に関しては、あのアインシュタイン博士もここまで評価しているという。


え〜、これも、2ちゃんねる発祥のデマらしいですね。

面倒なのでwikipedia

2ちゃんのデマを何の疑いもなく乗っけるっていうの多いな、このサイト。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BA%88%E8%A8%80



いずれにせよ、実際に日本は戦争も強かったし、皇室は世界的に高く評価されていて、

戦後の復興も現在の国力も世界に誇れるものである。



このようにいろいろなものを『積み上げてきた』日本という国に対し、

韓国という国は、過去一度も大規模な戦争を一対一で戦ったことすらなく、

戦争をする時は常に強大国の手下となり、しかもそれらの大戦争にはほぼ全敗している。


たとえば「元と朝鮮」で日本を侵略しようとした元寇でも返り討ちにあっているし、

「明と朝鮮」で清と戦った時も明は滅亡した。「清と朝鮮」で日本と戦った日清戦争でも敗北し、

ロシア朝鮮」で日本と戦った日露戦争にも惨敗。「朝鮮と日本」が同じ国だった時の

太平洋戦争ではアメリカに敗れたし、「アメリカ韓国」でベトナムと戦争した時にも

勝つことはできなかった。 

韓国は「なぜ」反日かより)

まず、皇室が「世界的に高く評価されている」って何なんだ。「あの王室は下賤である、あの王室は高貴で素晴らしい」

なんて国家元首差別する「世界」なんてあんたの脳内以外にあるわけないだろ!

どんな伝統でも、それが伝統ならそれなりに敬意を払う、それが「世界」であり、国際社会じゃないのか?


日清戦争を日本VS清+朝鮮

と書いてあるが、(実際そうなんだけど)それを認めちゃっていいのか?

日清戦争ってもともと「朝鮮は俺のものだ」という日本と清の権益が対立したものだろ?

それで朝鮮が清に味方したって事は、「朝鮮は自ら頼んで日本に併合してもらった」と完璧矛盾するよな?

日露戦争も同様。(細かいことだが、日露戦争は日本も戦争続行が苦しくなって、ロシアも内部で革命がおきたため「痛みわけ」となって終戦しただけで、別にロシアは日本に「惨敗」などしていない)


日本は朝鮮国際法に則った併合条約を締結したが、そもそもその併合は

中国ロシアに侵略されそうな危機的状況だった朝鮮側に求められてのもの。

現在韓国はこれを必死で否定しようとしている。

(中略)

・「諸外国からの借金と国債が返済できずに破産寸前だったので日本に

  全部肩代わりしてもらって生き延びるための自発的で合法的な併合だった

  のに、

  『日本が武力で脅して朝鮮を違法に植民地にした』ということにした。


・「高値で物を買ってくれる日本との貿易」を搾取』ということにした


・「閔妃が贅沢三昧で朝鮮政府6年分の国家予算を使い果たし兵士の給料を

  13ヶ月間も払わなかった不満で起こった暴動である壬午事変」を、

 『日本が朝鮮に新式軍隊と旧式軍隊を並立させたせいで不満を持った

  旧式軍隊が暴動を起こした』ということにした。


・「反政府反外国集団東学党が日本人を虐殺した」を『東学党は日本の

  悪徳商人に怒って暴動を起こした』ということにした。

・「ロシアアジアを侵略するために冬でも使える不凍港を求めて南下した

  ので、日本はイギリスと同盟を結んで防衛戦争を余儀なくされた」

  のに、

 世界征服を夢見た日本が、大陸侵略のために朝鮮に派兵して満州

  ロシアと衝突した』ということにした。

韓国は『なぜ』反日かより)

これ読んで、初め僕は、「おお、もしかして僕は朝鮮人が作った嘘の歴史を思いこまされていたのか!」

と思っちまいましたが、よく考えてみれば、日本の政府まで朝鮮の嘘による歴史を教育する訳ないし、

日清戦争で清に味方し、日露戦争ロシアに味方したはずの朝鮮が清やロシアに侵略されそうだと日本になきつくわけがないですよね。

それにしても、僕の中では壬午事変って親日派の閔氏に不満をもった兵士が起こした反日クーデターのはずなんだが、どれが正しいんだろ。



疲れてきたのでまた切ります。

繰り返しますが、僕は韓国について何も知りません。

僕が反論するのはあくまでこのサイトの「日本に関する部分」で、なおかつ「確実に間違いだと断言できる部分」だけです。

かなり怪しいと思うところも、絶対の自信がない限り反論することはせずに、明らかにおかしいところや矛盾しているところを指摘するだけにとどめました。

だから、僕が反論していないところもたくさん間違いはあるだろうし、見つけたら教えて下さい。


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RunnerRunner 2006/12/03 13:37 前にも説明した通り、日本の右翼の大半は「ファシスト」と「反共主義者」であり、本音は天皇のことなどどうでもよいのです。今件もその事例の一つといえるでしょうね。
そういえば、この前鈴木邦男さんが面白いエピソードを紹介していました。
ある左翼系出版物に右翼が抗議に押し寄せた際、編集長が「僕は歴代天皇の名前を全部言えるけど、君たちは言えるかい?」と問うたところ、その右翼たちはスゴスゴと退散してしまったとのことです(^^;。

ちなみに、「天皇」を「Emperor」と規定したのは明治時代の日本の識者だと聞いています。それに付随して、中国の「皇帝」も「Emperor」とされたのかも知れません。
そもそも、「Emperor」というのは極めて特殊な存在であり、日本や中国に限らずそれに該当する存在を持つ他文化圏は皆無に等しいです。
規定者たちはそのことが把握できていなかったのでしょう。

やまたむやまたむ 2006/12/03 17:06 こんにちは。「韓国は”なぜ”反日か?」というサイトについて、このようなブログを見つけましたので紹介しときます。南京事件に関してですが。

[社会現象としての大虐殺否定派]「韓国は“なぜ”反日か?」というサイトの南京事件に関する記述への批判
http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20060502/p1#c

ここにも「韓国は“なぜ”反日か?」(の南京事件への言及に)騙されている人が
http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20060514

ここにも「韓国は“なぜ”反日か?」(の南京事件への言及に)騙されている人が・2
http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20060525/p1#c


>ガタガタ言わずに「天皇は偉いから偉いんだ」でいいじゃねえかって事です。

ところでこれですが、ほんとそう思います。いや、私も天皇は嫌いじゃないんでw というかけっこう好きですのでw 陳腐な屁理屈で天皇礼賛してるのとか見ると逆に「やめてくれー」ってなりますw

leftylefty 2006/12/03 19:36 コメントありがとうございます。
確かに、最近右翼的なことを言うブログが隆盛を極めていますが、いい事を書いているブログももちろん多いですが、「お前本当に天皇尊敬してんの?本当に拉致被害者を救いたいと思ってるの?ただ叩き易い目標を叩きたいだけじゃないの?」と疑わざるを得ないサイトも多いです。
鈴木邦男さんはよく知りませんが、おそらくその人が「右翼」として本物だから、そういう「なんちゃって右翼」が嫌いなのでしょうね。
僕も社民党や朝日新聞が嫌いなわけだし(笑
>陳腐な屁理屈で天皇礼賛してるのとか見ると逆に「やめてくれー」ってなりますw
そうですよね。もし、本当に陛下を敬愛しているのではなくただ自分のおもちゃにしたいだけの人間がいなかったら天皇制自体に反感を覚える人も今よりずっと少なかったと思います。

法学部生法学部生 2006/12/05 04:32 >そもそも、Emperorというのは、「ユリウス・カエサルの後継者」を意味します。(略)Emperorは法王に認められるということになりました。
で、天皇はいつ法王から戴冠を受けたのでしょうか?

言葉とは時代と共に、又外国語訳としてにおいても移り変わるものです。日本語の「影」が昔「光」を意味したからといって今の「光」という言葉を間違っているとなじる人は失笑を買います。中国語においては「歯」が「牙」と書かれていても別におかしくはない。Emperorも同じ事です。

貴方の論方に従えば皇帝はローマ法王からの戴冠が必要だとか、中国の皇帝はいつローマ法王から戴冠を受けたのでしょうか?


そして朝鮮は常に挙国一致して反日だった訳ではなく、外国の意を汲む派閥による内輪もめに精を出しているでもありました。

>日清戦争で清に味方し、日露戦争でロシアに味方したはずの朝鮮が清やロシアに侵略されそうだと日本になきつくわけがないですよね。

泣き付くわけがおおありなんですが?朝鮮人は一人だけではありませんでしたから。

ついでに言うとドイツと開戦当初から組織的に戦い続けたのはイギリスのみ後はミジンコ並の戦力です、1941年にソ連、その後アメリカと戦端を開き、占領地が減るにつれその連合占領国から宣戦布告を受けるをすることになりますが、主力はあくまで三カ国、全世界が相手だったとの表現は大した誇張ですね。
日本の相手が二カ国、ドイツの相手が三カ国なら日本も全世界が相手だったと表現してもいいんじゃないですか?

andy22andy22 2006/12/05 16:58 はじめまして。おとなり日記でやってまいりました。
天皇と皇帝Emperorでしたら、こちらをお読みになっては如何でしょうか。日本が国際社会に再デヴューした近代という時代は「皇帝バブル」だったようですよ。
http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r12-206.htm

RunnerRunner 2006/12/06 23:37 ですから、中国の「皇帝」を「Emperor」と規定することも間違いなのです。
「皇帝」「天皇」は「王の中の王」ですが、「Emperor」は「King of King」ではないのです。
「Emperor」と「King」は質的に違うものなのです。
ローマよりもフランスのナポレオンを具体例に考えた方がわかりやすいのではないかと思います。
そもそも、異文化圏の称号を自文化の称号に当てはめようとするところに無理があるのですよ。

法学部生法学部生 2006/12/13 16:50 >そもそも、異文化圏の称号を自文化の称号に当てはめようとするところに無理があるのですよ。

ならば日本人もローマ皇帝をKaiser とでも呼ぶべきですか?少なくとも中国皇帝とは別の呼称を用いるべきとなります。馬鹿馬鹿しい。
同じemperorでも日本の天皇を示す意味=旧ローマ皇帝に端を発するemperorの定義である必要は無いのですよ。ナポレオンも中国も同じ。
もう一度言います。「言葉とは時代と共に、又外国語訳としてにおいても移り変わるものです。」

RunnerRunner 2006/12/13 23:42 >「法学部生」さん

であれば、「天皇」をあえて「emperor」と規定せず、素直に「King」としておけばよいじゃないですか。
言葉の「定義」は任意のものなので、時代と共に変遷することも当然あり得ます。
しかし、同時に「言語」であるからには、情報を正確に伝達できなければ意味を成しません。
「天皇」「皇帝」を「emperor」と規定することにより、「emperor」の本来の意味がわからなくなり、混乱を生じさせているわけですから、これではよろしくないですね。

ただ、私の最後の一文は説明不足の感がありますので、訂正しておきます。

>そもそも、異文化圏の称号を自文化の称号に当てはめようとするところに無理があるのですよ。

そもそも、異文化圏の称号を自文化の既成語に無理矢理当てはめようとするのが無茶なのですよ。

要するに、既成語になければ新たに作ればよいのです。
今や、中国人も朝鮮人も使っている「自由」という言葉は、実はかの福沢諭吉が翻訳用に新たに作ったものです。
それと同様のことをすべきだったということですね。

法学部生法学部生 2006/12/14 01:59 混乱、ですか。貴方は一度もemperorの本来の意味とやらを示して下さらないので私には誰が何を混乱しているのか図りかねます。

仮にそうだとしても既に天皇をemperorという言葉に当てはめてからもう既に百年以上はたったはずです。言葉としても定着したと見て問題は無いでしょう。

ヨーロッパ圏の人々が何故新たに言葉を作らなかったのかまでは知りませんが、彼らが使い続けている以上その行為を間違った等と批判する事も筋違いでしょう。
言葉を新しくつくるのもいいが多義語や似た既成語を用いる方法も間違いではない。
個人が自らの価値観のみで

>それと同様のことをすべきだったということですね。

等と裁定者の様な決めつけを行うとは傲慢な方だ。

RunnerRunner 2006/12/14 20:15 >「法学部生」さん
>混乱、ですか。

要するに、「法学部生」さん自身も「emperor」の意味が把握できていないわけでしょ。
まさに誤訳の弊害が出ていると思いませんか。

>ヨーロッパ圏の人々が何故新たに言葉を作らなかったのかまでは知りませんが、

いやいや、私は日本人に作るべきだったと言っているのですよ。
「天皇」を「emperor」と規定して欧州に紹介したのは明治の日本人だと聞いていますので。

>言葉を新しくつくるのもいいが多義語や似た既成語を用いる方法も間違いではない。

一般に言葉の定義が変遷していく場合は必要に応じて緩やかに進むものです。
しかし、質的に違うものを最初から間違えて定義すれば、問題をひきずってしまうものです。
たとえば、諭吉は当初「御免」という既成語を当てようとしていました。
しかし、「どうもそれは違う」と感じたから新たに作ったのです。これこそ、まさに「学者」ですよ。
もし、「御免」のままだったら、今頃、「言論の御免」とか「西側御免陣営」とか言っていたかも知れません。
それでは意味が伝わりにくいでしょう。

>裁定者の様な決めつけを行うとは傲慢な方だ。

私は明治の識者を愚かだと思っているわけではありませんよ。だからこそ、諭吉の話も紹介したのです。
当時は政治学は手さぐり状態でしたし、共和制の旗手としてのナポレオンをリアルタイムで見ることも不可能でした。正しく把握することは困難だったのかも知れません。
しかし、現代の学者たちが何時までも放置しているのは職務怠慢としか言いようがないと思います。

法学部生法学部生 2006/12/15 14:41 貴方の話を聞いていると、まるでemperorが明治時代以降になって初めて別の意味を含んだように見えますね。

>要するに、(略)弊害が出ていると思いませんか。

で、emperorの本来の意味はお答えにはならないのですね。今一度伺います。

「あなたの仰る本来の意味とは何でしょうか?」

念の為、私が本来の意味を理解しているかが論点ではなく
「本来の意味を律儀に使い続けるべきか、意味が変わった場合元に戻すべきか」
私は貴方の起源絶対視の姿勢を批判しているのですよ。
傲慢との指摘に明治の学者はどうだの現代の学者が怠慢だのと仰っていますが、その自らの価値観を他人に合わせてもらおうという姿勢こそが傲慢だと言っているのです。英語の問題を別の母国語を保有する民族の責任に委ねる姿勢は傲慢ではなく滑稽ですが。

>いやいや、(略)紹介したのは明治の日本人だと聞いていますので。

ですから、その(紹介された?)外国人が受け入れ使い続けた事に何の違和感も感じませんか?これといい福沢諭吉の例といい複数の主体から考える事が苦手なようだが論理学の初歩中の初歩ですから頑張って下さい。

恐らくこれは日英同盟の事を挿していますよね。これは天皇の事を皇帝と日本が称し、それをイギリスがemperorと訳した話、天皇という言葉が皇帝という媒介を経てemperorと訳される、つまり当時既に皇帝≒emperorだった証拠でしょう。何か勘違いされていませんか?違うのでしたらその事例を上げて下さい。

別の事柄としても、天皇=emperorをそのまま受け入れ使い続けたのはイギリス人であり、彼らの言葉の問題です。適切かどうかの判断は彼らが下すべきです。emperorは日本語ではありません。
日本人が「皇帝≠emperorだから」と英語を使う人の為に新しく言葉を作って英語圏に広めてあげる、貴方は日本人はそうすべきだったと仰るのか?
福沢諭吉の例はまったく当てはまらない。中国人も彼から使えと薦められた話では無い。日本人以外が自らが使う訳でもないのに日本人の為にわざわざ新しく日本語を作って広めてくれたような例を用いるべきでしょう。新渡戸稲造のようにね。

現在のemperorには
ローマ帝国の後継者という意味もキリスト教の守護者という意味も複数の国の統治者という意味も持たず、軍団を統治する事も無くローマ教皇から任命されなければならないという慣習も無い。
そんな状態がずーっと続いている以上、500年前のロシア皇帝がemperorを名乗ろうが大韓帝国の皇帝をemperorと書こうがアステカのクアウテモックをlast emperorと呼ぼうが中国皇帝をemperorと訳そうがどれ一つとして間違いではない。
と言っているのです。ましてや百年前に天皇がemperorと認知された事に何の不都合がありましょう?今現在上記の例を全てemperorと書いても英語圏の方には正しく通じます。

長いので要点だけを纏めます。
emperorの本来の意味、そしてそれを現在に当てはめるべきとの貴方の意見を支える根拠。日本人が天皇をemperorと紹介した事例とは日英同盟以外ならば何か、そしてそれを自ら使う事に決めた外国人に対して他者たる日本人が追うべき責任とその理由。

RunnerRunner 2006/12/23 18:14 >「法学部生」さん

レスをいただいているとは知りませんでした。

>emperorの本来の意味はお答えにはならないのですね。今一度伺います。

そうくると、ますます教えたくなくなるというのが人情というものですね(^^;。
「こうですか?」と問われたら、「いやいや、こうでしょう」と流れで答えもするでしょうが。
私はあなたから授業料をせしめている教員ではないのですよ。
それに、もう十分過ぎるほどヒントは提示しているわけですし、「学生」を名乗るのであれば、自分で調べるなり考えるなりしてはどうでしょうか?
そのための時間もあるはずですし、社会からも援助を受けているのですから。「学生」であればですが。
と言いながら、また、ヒントを書くわけですが(^^;。
よく、米国大統領がemperorに近い存在と言われますが、私は現代で最も近いのは金正日の父の金日成だと思っています。

>それを現在に当てはめるべきとの貴方の意見を支える根拠。

たとえば、小泉さんが先の選挙で大勝した際、海外では「emperorの誕生か?」と揶揄する向きもありました。
(もちろん、それらの人は「天皇」を「king」と見ているわけですが)
さて、この揶揄には警告の意味も込められています。
「民主制だと思っていたら気が付いたら独裁制になっていた」ということがあるよとの警告ですね。
しかし、日本人が「emperorって?天皇のことだろ」と認識していたら警告にもならないわけです。
「emperor」という存在は民主主義を考える上で極めて重要な要素を持っているのです。

通り番地通り番地 2007/02/02 15:50 おもしろい視点のプログですね。
一箇所のみ訂正をお願いします。
悠仁(親王)の敬称を付けてください。

leftylefty 2007/02/02 22:39 訂正しました。当初はこんなにたくさんの人が来るとは思っていなかったので、他にも不敬罪なところはあると思いますが、お許しください。言っていただけば訂正します。

8.ww28.ww2 2007/09/16 04:36 日本が相手をしたのは米国と中国のみで英国については植民地云々とは少々言い過ぎかと思います。大英帝国は元々日本並に何も無い国で植民地とした事で成り立っている国である以上その植民地を失う事は国家存亡の危機ですから、相応の備えはしていたし戦艦までアジアの外れに配備していてそれを2艦とも沈めて戦果をあげた日本がイギリスを相手に戦っていない訳でもなければ誇張とも言えません。イギリスが弱かった事は事実ですが真珠湾など攻撃しなくても充分東南アジアの権益は確保出来ていた筈なのに虎の尾を踏んでしまった愚策だと思っています。戦略はあくまでも東南アジアの石油と鉱物がメインなのですから「鬼畜米英」のイギリスを相手に戦っただけでも充分世界を相手に戦った「バカ」とは言えると思います。

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