2012年02月06日
■
女のこが金閣寺に火をつけたら、きっと、火をつけるまでにあんな何百ページとないし、燃える金閣寺を見ながら「生きよう」とも「死のう」とも思わない。 そういうのが女のこの唯一強さだとおもう 冷静な頭で考えれば恐れる境目を、なにかふわっと飛び越える。ころっと、母というものに変身することもできる。そしてその変化を省みたりしない。 そういう軽さを持ち合わせないわたしは、すっごい汚い
■
最近お金がないので図書館で文芸誌を借りてすみずみ読んでいるけど、本谷ユキコの「ぬるい毒」を寝る前に一気に読んだ。 教室ヒエラルキーのなかで育ったわたしたちが持っている、人間関係のなかに瞬時に強者弱者の設定を読み取る感覚、これはわたしたちの年代が唯一共通して小さい頃から刷り込まれたものじゃないかとわたし思っているけど、そういう読み取り合戦による停滞、自尊心、劣等感を、これくらい洗練させるのはすごいなぁいやになりそうだなぁ 本谷ユキコって、教室では地味そうだけど顔が整ってるからいじめられることは全くなく、一番教室を傍観できる種に属するかんじがするから、だからこういう目が育ったのかな とまさにその感覚を働かせて想像しながら、読んだ すごく面白かったです ふつうの書評
hoture
2012/02/06 22:10
とても良い文章で、感動しました。
mekab
2012/02/06 23:45
とってもうれしいです わたしはhotureさんの文章を、もっと読みたいのですが
2012年02月05日 サッカーシリア応援
■
2ヶ100円で買った紅芯大根を切り、そのうつくしい断面に「マーァきれい」と声を出す。きれいと言ったが、中心のその紅ってところが大根の繊維にそって放射状になっていて、よく見たら気持ち悪い。台所で息が白い。ぶつんぶつんと切る。ぶつんぶつんと切って、そのまま腕まで切っては、自殺サークルだか紀子の食卓だかのようになれるのだけど、わたしはその大根で、漬物を作るのだ。漬物。嫌だ、嫌だ、わたしは、ロハスが嫌いだ、口に出すのも嫌だ、クウネルも嫌、本屋に行けばほんとうは装えんを見たい気持ちがあるけれど、それも、嫌だ。 ひさびさに高校のころの同級生十数人に会い、仲のよかったかわいい女の子たちが今や昔の彼氏の話をわあわあとするのを見て、こころなかで、「びっち」と言った。ひらがなで言うのが、精一杯、せいぜい、漬物つけてなさいよ、わたしは
2012年02月01日
■
わたしはいつも、目を醒ましている。知らないまに、わたしが、わたしにころされていたらたいへんだから。わたしのぜんぶを、わたしの操作のもとにおかないと、しんぱいでならないから。 そうしてわたしはいつも、よく眠るひと、じぶんの操作によらない、不可解な部分をたくさん持つひとたちに、まけるのだ。 みなよく寝ましょう
