電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

信者のあり方

町山智浩日垣隆ツイッターでやりあって、野次馬的にはメチャクチャ面白いものの、内容については特に何かをコメントするような事はない(ので各自調査の事)。唯一あるとすれば、ツイッターあたりで、それなりの著名人が、たらたら自画自賛しているのをよく見かけるのだが、ああいうメンタリティー自体がよく理解できないというか、仕事やら何やらの自慢話を得意気に書き散らすって猛烈にカッコ悪いと思うものの、今やそういうこれみよがしの自慢が、自慢ではなく自己アピールとして、ある程度は必要な時代なのかもしれないとも思う。

いやいや、そんな事を書きたいのではなく。ツイッターだから、という事ではなく、これは昔の掲示板やらブログやらでも同じなのだが、マッチレース的な議論(喧嘩、詰り合い、罵倒合戦etc.)が始まると、必ず無粋な外野が出てくるもので、これが実に五月蝿い。稀に気の利いた事を書く人もいるものの、大概の場合は擁護のつもりで相手を罵倒し始めたりして、あいつの信者はキチガイばかりなどと指摘され、ちっとも擁護にならない事もある。

今回の町山・日垣がそうだったという話ではないんだが、町山さんは、煽り体質というか、いい意味でも悪い意味でも扇動者であり、しかし、信者は町山さんほどの言葉のキレを持たない所詮信者であるのがほとんどなのも確か。

この手の話、自分みたいな一般人でも長年ネットに書いていた事でのわずかな知名度と、コテハンという事実だけで、それなりに信者は発生するもので、いやいや実はそれは信者なのではなく、相手が嫌われ者だったりすると敵の敵は味方という理由だけで、こちら側に立つ場合も多く、かと言って、ホントに応援してくれようとする奴に限って、センスのない罵倒を相手に投げ始める事も確かにあって、これが面倒臭いったらありゃしない。

ジャンルの別に限らず、ファンのあり方、特にネットの書き込みが、ファン対象であるモノの価値を落とす事はよくある。ホントに応援したいと思うなら、少しは考えた方がいいとは思うんだが、何せ自分は応援している、正義は自分にあると思っている奴がほとんどで、多分こう書いたって、そういう奴に限って自分の事だとは思わない。