歴代の萌えるCPU

Celeron-300A

PentiumIIのL2キャッシュは、CPUの外に付けてあり、あまり速くなかった。
しかし、Celeron-300Aは128KBと少ないながらもCPU内にキャッシュを持ち、
同クロックのPentiumIIに対し互角以上の性能を見せるケースすらあった。
これ以前の、L2キャッシュ自体を持たないCeleronとの性能差は歴然で、
更に、FSBを66MHzから100MHzにオーバークロックして450MHz動作が可能、
PentiumIIIにも迫る性能を狙えることで、長期間の人気を誇った。

PentiumIII-600E

最初のPentiumIIIは、PentiumIIに毛が生えた程度の性能でしかなかったが、
256KBのL2キャッシュを載せたことでビビッとくる速さを得た。
FSBは100MHzだが、だからこそ440BXと組み合わせてオーバークロックができる。
この辺は、IntelAMDのデッドヒートが続いていて、見てる分には面白かった。

PentiumM

Crusoeに触発されたIntelの本気。
2004年の時点で2MBという、当時としては破格の大容量キャッシュを搭載。
消費電力当たりの性能は抜群。SSE2にも対応し、扱いやすく、長く使えるCPUだ。

Sandy Bridge

もうすぐ出てくるIntelの新CPU。
最近はIntelの独走状態でいまいち盛り上がりに欠けたが、久しぶりのワクワク感だ。
にしても、もう少しクロックが上がって欲しいものだ。
トランジスタ数は順調に増えているが、駆動電圧があまり下がらないのが痛い。