40号雑感

●もて王

・ええっ!? 泥棒猫なんて言葉リアルで言ってるの初めて聞いた!

本当にひさしぶりに聞きました。
昔は結構、耳にしたものですけれどね。泥棒猫とかCOPY CATとかSTRAY CATとかBLACK CATとか……。


・隕石振り注いできた――――!!!?

「隕石」というキーワードを目にするたびに、「あれ? そういえば看守ウェストウッドの秘密って、アース・ウィンド・アンド・ファイヤーだったっけ、プラネット・ウェイブスだったっけ」と悩んでしまう私は、まだまだぬるめのジョジョファンなんだと思います。

なお、ストーンオーシャンと同時並行で「臨・兵・闘・者・のむ・うつ・禅」というユーモアたっぷりの九字のようなものを思い出してしまったことも(とくに意味はありませんが)ここに記しておきます。



●アイシールド

・見せてやれよ お前を追い出した神龍寺に スピードはまるでねえが パワーなら誰にも負けねえ ベンチプレス160kg 栗田 良寛を…!!!

やっぱり締めはクリ田さんでしたか!
この作品は本当に丁寧に伏線を回収してくれるので、読んでて安心です。



●とらぶる

・「げっ 指導部の鳴岩だ!! 逃げろ!!」「うわっ」

なんていうか、確実にこのシーンと同じとの指摘はできないんですが、こういう展開ってどうしても某パンツマンガを彷彿とさせるんですよね。


・「あ… お… おかえりなさい」「へ………!?」

……うーむ。
脚本の長谷見さんって、河下先生のペンネームだったりするのかなぁ。



●村雨くん

・詳しくは話さんが 一言で言えば“世界を動かす500g”の研究と言った所だ

「世界を動かす500g」!!
まさか、古代ギリシャアルキメデスが「私に足場を与えてくれれば、地球だって動かしてみせよう」と語った、あのテコの原理の研究のことですか?


それにしても500gで世界を動かすとは途方もない話ですよ。
巨大なテコの片側に地球、反対側に500gが乗っているとしましょう。
地球の質量が6ヨタkg(ヨタ=1024なんて接頭語なんて生まれて初めて使いました)、テコの支点からの地球まで距離を地球の半径と同じ6000kmにするとして、反対側の500g(=0.5kg)の重りで吊り合うために必要な支点からの距離をαkmと置くと……。

6×1024 × 6000 = 0.5 × α

α=7.2×1028km

 ≒7.6×1015光年 (1光年=9.46×1015km) =76000000億光年


……これで本当に、サチ子ちゃんのお兄さんが宇宙(=150億光年)50万個分くらい並べた長さのテコの棒を用意する研究をしていたら大笑いなんですが。


・クナイ お前の武器が何だか言ってみろ

ああ、もどかしい! ここで「ドラゴンスレイヤーII」と答える辺り、まだまだクナイくんも若いとしかいいようがありません。
ドラスレIIなら、ちゃんとザナドゥと名付けるべきでしょうに……。

39号雑感

ふと思い出したように更新。
うまく感想はかけませんが、SKETDANCEはとてもおもしろかったです。


●もて王

せっかくのプールなのに透瑠さんの水着姿が出てこなかったのは、木嶋ゾーンで吸い寄せられる描写で読者の怒りを買うことを嫌ったからに違いありません。


・暗くって なんにも〜〜見えなァ〜い! なぜ…明りを消したんですゥ〜

私はここで「みんなァ〜〜どこォ〜〜 ぼくをひとりぽっちにしないでェ〜ん!」とかいいながら的確に女の子を追いかけ回すパターンを想像したのですが、「おめめが真っ赤」→「ロートこどもソフト」につなげるのが、さすが大亜門先生。
ジョジョファンだけでなく、CMを知っている大きなお友達にまで配慮した見事な職人業としかいいようがありません。
(対象を広げようとして、逆に絞り込んでいるような気もするけど)


・おまたせ

ネウロのあのシーンは本当に心臓に悪かったです。
そして読んだ瞬間、「いつかもて王で再登場するに違いない」と思いました。

……そこまで予想していても、やっぱり心臓に悪いカットだよなぁ。


・木嶋くん 女の子に囲まれて圧死するところだったのよ

ご多分にもれず、私も「死ぬ前に一度でいいから裸の美女で埋め尽くされた日本武道館でもみくちゃにされながらジョニーBグッドを歌ってみたかったぁぁぁ!! 」という一般的な願望を持っていますから、こういう死に方は望むところです。



●ワンピース

・「人魚かと思ったらジュゴンだった」って伝説は本当だったんだな

先週号のラストには本当に感動しました。
逃げ場のない絶体絶命の危機の中、ああいう解決策を出されたならもう納得するしかないです。


「ぜったい滅びないだろうと思っていたデビルガンダムも、ハートの王様にはかなわなかった」という「Gガンダム」の最終話にも似た圧倒的すぎる説得力を感じましたよ。


・でもよ!! 足のある人魚なんて聞いた事ねェ

ツインテール=マーメイドのことですか?
たしかにいまでは絶滅危惧種ですが、昔はホルン星でけっこう生息していたそうですよ。



●アイシールド

・めっちゃ めっちゃすげぇ…! すごすぎるわ 鬼兵の解説 また外れよった…!!

私は、なにかするたびに株をガンガン下げていく鬼兵さんと、情け容赦のない虎吉くんのコンビが大好きです。
この関係って、なんだかV博士と透瑠さんのコンビに通じるものがあるなぁ。


・延長戦か 逆転勝ち狙いか どっちのルートも地獄行きだ

もちろんここは逆転勝ち狙いでしょうが、個人的に、最後の勝負はエース対決ではなくクリ田さんが阿含に勝つというシーンを見てみたいです。



●とらぶる

・キャー!!! 水着ドロボーよ―――ッ!!

すごい……。
初代もて王はサルに水着を盗ませるという斬新なだけの展開で読者を驚かせ、そして不快にさせてくれましたが、この作品では、そこにドラマを(強引に)盛り込ませることで爽やかな読後感を作り出すことに成功しています。


……つくづく脚本家の力って偉大だなぁと思いました。



●ネウロ

・この快感わかるでしょ!? 他人の体内を自分の体が貫いた瞬間の快感!! 相手を完全に支配したという証の快感!!

セリフを抜き出しただけで真っ赤になってしまいます。
松井先生って、本当に遠慮とか容赦とかないですね。



●SKET DANCE

なんだかちょっと、HighschoolでIntelligenceな活動を行なうPartyを彷彿とさせましたが、とてもおもしろかったです。
(いや、ガクエン情報部なんて、今の読者は知らないよ)



●斬

・し…… 忍? そそそそ そんなの実在したのぉ!!?

なんだか失礼な主人公だなぁ。
忍者なんて古くSay YO!! とでもいいたいのか?



村雨くん

・神の定めた運命など拒絶する

おおっ! サリエリ先生の能力って、「時間回帰」や「空間回帰」どころの話ではなく、「事象の拒絶」だったんですね!
なるほど、神の領域を侵す能力を使ったのなら、失ったお腹の穴を簡単に治すことも納得できるってもんですよ。

34号雑感


●もて王

太臓もて王サーガ 第一回キャラクター人気投票開催―――ッ!!

なるほど、やっと謎が解けました。太臓もて王サーガの「サーガ」の部分は「35」の語呂合わせだったわけですね。

なにより、35といえば来週号のジャンプのナンバーでもあり、マスクドライダー計画が始まったのも35年前というマジックナンバー
これはもはや、35枚分の投票をしなさいという神の思し召しであるとしか考えられません。


……しかし、ハガキ代はともかく期限は8月7日か。


スクウェアエニックス セガサミー トミーフェブラリー… 今や会社の合併は生存競争を勝ち残るのに必要不可欠な要素だぞ

今や……。
ということは、セガバンダイの話って時代の先取りをしすぎていたわけなんですね。


・ジャンケンで負けた後で「3回勝負でした」って言うようなものよ

主人公特権の中には、そんな強引な手法も認められるようですけどね。
(4戦終わって1勝3敗になった時点で、洗面器5点、サッカー5点、騎馬戦5点、ボクシング5点、次の種目が80点で計100点だという滝沢くんの例を引くまでもなく)


・「何だ 花火より変態対決が見たいのか?」「ホントだよ 何言ってんだ オレ…」

いやあ、見事なセリフ回し。
宏海くんってば、1年間でずいぶん染め上げられたんだなぁということが読者にも痛いほど伝わってきますよ。


・次号 太臓宣言通り肝試し!! 試すのは肝だけじゃないっ!?

まさか、腸とか胃とか運とかを試す肝+α試しじゃないでしょうね。
さすがにそれはヤバイですよ。



●CH473 ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

・新キャラ&新バトルを深仙脈疾走(ディーパスオーバードライブ)公開!!

深仙脈疾走(ディーパスオーバードライブ)……。
「究極!」ってことをいいたかったんでしょうけど、なんだか嬉しくないなぁ。


あと、このゲームってR指定とかついていないようですが、原作(の現在のジャンプではお見せできない部分)を忠実に再現していないのかなぁ。



●斬

・一太刀 斬、見参!!

私の中では、「見参」を「剣斬」と思い切らなかった時点で、この作品の負け組が認定されました。


あるいは、カラーページの真ん中(ちくしょう、某連載終了作品のせいで、いまだにという文字だけでムカムカする)の「手拭いを頭に巻いて座り込んでいる剣士」に三本刀を背負わせるくらいのムダな度胸があれば、全身全霊、応援したくなったはずなんですけどね。



NARUTO

・だけど二つの“性質変化”を同時に発生させるとなると話は別…

なるほど、くっつく波紋とはじく波紋というやつですね。


なんだか最近の岸本先生って、新天地に足を踏み入れる前の矢吹先生のフォロワーをしているように思えてならないんですけど……。
(新天地:おそらく永井豪先生によって開拓され、江口寿史先生やまつもと泉先生や桂正和先生や初期の冨樫義博先生などそうそうたる作家陣が後に続いて広く切り開かれていったものの、現時点では何者かの圧倒的物量によるローラー作戦によっていちごパンツ色に染め上げられてしまった世界のこと)



●とらぶる

・こうなったら しばらく このまま水中に隠れとくしかねェ!! 何とかスキを見て見つからねーように脱出しねェと…!!

なんだろう? この既視感……。
自分はあくまでも被害者であるという意識を1ナノグラムたりとも崩すことなく、あらゆるシチュエーションをいちごパンツ色に染め上げてゆく思考形態と行動力……。

これは危険です。一年に渡って積み上げられてきた太臓王子の「もて王襲名計画」は思わぬ伏兵によって頓挫することになるのかもしれません。


・…なぜかストロー持ってて助かったぜ…

デジャ・ヴュ、その2。
なぜか体育倉庫で鍵が締められたり、なぜか映画館を傾けるほどの暴徒の集団に襲われたり、なぜか水着を脱がすサルが出てきたり……。

偉大なる神の御手の前では、「なぜ」という疑問を持つことなど無意味なのかもしれません。



DEATH NOTE HOW TO READ13

・Lの本名がわかる描き下ろしスペシャルカード!

これさえなければ、買ってもよかったのに……。
なんでわざわざきれいに完結した部分にまで、余計なものをつけるかなぁ。



●ネウロ

・全てはネウロ… 警戒すべきは奴だったのだ!!

こういうセリフを聞くたびに、プロシュート兄貴&ペッシ戦チョコラータ&セッコ戦を思い出すのはジョジョマニアのサガというやつなんでしょうねぇ。



村雨くん

・でも 狙撃手(スナイパー)が接近された時点で 負けは決定なのさ

それは、銃を飛び道具としてしか使えない二流レベルのお話でしょう。
超一流(もはやこのレベルまでくると、スナイパーというよりもスイーパーと呼ぶべき存在になるわけですが)ともなれば、むしろ接近戦でこそ、その力を見せつけてくるものですよ。

いくら不意打ちを狙うとしても、オリハルコン製の愛銃を鈍器として繰り出す世界最強の銃使いには勝てないと思いますけどね。

 『ストーン・オーシャン』17巻「メイド・イン・ヘブン その2」より

すごいわ大亜門先生ッ!!


もう一周年よッ!



あたしたち新記録ッ!



……いや、どうして私は3か月ぶりの感想に、こんなこち亀用語でいうところのOGRTなネタを使うんだ。

ちなみに私が作った記録というのは、49週分、1度もかかさずアンケートハガキを出し続けたことです。

しばらくお休みします

今さら……といった時期の報告ですが……。


ここ最近、公私ともに(あまり嬉しくない理由で)忙しくなってきましたので、しばらくジャンプ感想をお休みします。
掲示板もコメントも、今まで以上にレスポンスが遅れると思いますのでご了承下さい。


「『太臓もて王サーガ』に透瑠さんが出てきても、それを感想に書けないほど忙しい」という表現で、今の状況とこの断腸の思いを察していただけるなら幸いです。



公約
復帰時期はまったく読めませんが、『もて王』がもう一度センターカラーや巻頭カラーを取った週の感想は書くようにします。

完全覇道マニュアル(公式サイト)

昨日Amazonから届いたものですが、本日、一気に読み上げました。
感想を一言でいうと……


いろんな意味で、原典である『君主論』を読みたくなりました。
マキャベリズムの入門書として、これ以上のものは考えられません。

前作の『完全パンクマニュアル』が非実用的なことを実用的に描くという一点を追究していたのに対し、この『完全覇道マニュアル』はおふざけのような題材を用いながら、小説としても実用書としてもハイレベルなものに仕上がっていて、作者の力量が格段に上がっていると思わされました。
歯に衣着せずにいわせてもらうなら、前作が「すごくレベルの高いアマチュアの作品」であったのに対して、本作は「誰の目にも耐えられるプロの作品」になっていると感じます。
(方向性がまるで違う作品であるということは重々承知していますが)


なによりもまず「小学校のクラスの覇権争い」という題材設定が秀逸です。
実用面から見れば、原典の難しい専門用語をわかりやすく置き換えるための道具としてスマートに機能していますし、読み物(小説)の面からすると、読者のほとんどが共通認識として持っているイベントや道具を出すことによってすくない説明で舞台設定を理解させることに成功し、文章のほとんどをストーリーの進行に費やすことを可能としています。

これは、短い章立てながらも、その中で起伏に飛んだストーリーを描ききっているという点につながっていますが、この「読みやすさ」は非常に大きな武器だと思いました。
なによりも、「マニュアル」は読んでもらわなければ意味がありませんからね。


マキャベリズムという言葉に対しては、銀英伝のオーベルシュタインくらいしかイメージを持っていなかった私ですが、この『完全覇道マニュアル』によって、大きく啓蒙されました。
実際、この本は(小学生とはいわないまでも)学生のうちに読んでおくべき本だと思いますし、楽しく読める本だと思います。


……それにしても、「はなこちゃん」のカットがもっと良い子っぽい顔だったら腹黒さが浮き彫りになってさらに楽しめたんじゃないかなぁと思うと残念です。
もちろん本作品の主旨からいうと、そういうところで意外性や笑いを誘う必要はないのかもしれませんが、小憎らしい顔で小憎らしいことを喋っていると、単に、読者がキャラクターを嫌うだけに終わってしまうんじゃないかと……。

17号雑感


●もて王

・王子 あいすはきっとカンパイを『完璧なおっぱい』の略だと思ってカチンときたんですよ

なるほど! ということは、日本語の「乾杯」って、イタリア語と対になっていたんですね。
これで、また一つかしこくなりましたよ。


・おや あいすちゃんのお友達かい はじめまして

真白木先輩の印象が薄かっただけなのか、おバアちゃんがボケている(2つの意味で)のか、単に毒舌なのか、答えのない3択(いや、4択か……)の正解がとても気になります。


・まあ仕方ねえよ そこで隣に並んで座れないのが真白木さんらしい…

真白木先輩のキャラクターがよく伝わってくるセリフでした。
数式で表わすと、「男の純情」+「臆病」=「ストーカー」といったところでしょうか。


・俺は2人とも応援するぜ!

それぞれの思惑を勘違いしたまま会話が成立するシチュエーションに大爆笑でした。
本当に大亜門先生って、会話の組み立てがうまいなぁ。


・あいすちゃんの好きそうな話題を…

それで出てきた言葉が「あ あいすちゃん よく 桜の木の下には死体が埋まってるっていうよね」なのが笑いました。
……そして、その後なぜか泣けてきました。

真白木先輩、なにもそこまで歩み寄らなくてもいいのに……。


ところで「桜の木の下の死体」といえば、私は「帝都物語」を読んでから、それまでとくに感慨を抱いていなかった桜が好きになったんですよね。
そういう人は、別に珍しくはないと思いますが。


・巨乳対貧乳だよ バアちゃん!

モスラ対ゴジラ」や「キングコング対ゴジラ」のタイトルのつけかたを考えると、バスト対決は巨乳の方が勝利するというシナリオなのでしょうか?
イソップ童話の「ウサギとカメ」も、東宝が作れば「カメ対ウサギ」になっていたはずです)


・おれのためじゃなかった…

あいすちゃんのいうとおり、ホントに最低です。
「矢射子会長からエビフライをもらう」というシンプルな結果で、充分満足じゃないですか。
過程や……! 方法なぞ………! どうでもよいのだァ――――ッ ですよ。


ところで、小城くんと柴くんのやりとりに「また ややこしくなった」とツッコミを入れていたり、一くんの回想シーンを「最低」と評していたり、あいすちゃんってどこまで千里眼なんですか?


・あれ百手くんたちじゃない

幼女型スピンちゃんに引き続き、透瑠さんの登場!! 大亜門先生、ありがとうございます!!!(別に私のために出してくれたわけじゃありません)


スピンちゃん登場の後、ページをめくると探していたV博士が登場、話がエロ方向にものすごく脱線して、最後に1コマだけ透瑠さんがツッコミを入れて締め……という流れを想像していただけに、これは嬉しい不意打ちでした。
(下手をすれば、ツッコミ役はあいすちゃんになって、透瑠さんが出てこないパターンにもなっていたかも……)


そして、なにより嬉しかったのはその服装ですよ。制服姿ももちろん麗しかったですが、透瑠さんにはシンプルなパンツルックがよく似合います。
大ゴマでのちょっと困った顔もキュンキュン来ましたし、あらためて萌えなおしました。


ところで、私は先週号の感想で、俺… 透瑠さんの再登場を拝むまでは… 死んでも死に切れねえと書いたわけですが、このタイミングの良すぎる透瑠さんの登場はどういうことでしょう? もはや、私の天命は尽きたということですか?


……だったら、死ぬ気でアンケートを出し続けます。



●ワンピース

・フランキーデストロイ砲

素早い敵に弾丸が絶対当たるように砲手自身が追いかけるだなんて、対セツキ戦の電磁銃(レールガン)零距離発射を彷彿とさせますが、やっぱり、この砲弾も時速30km程度のスピードなのでしょうか。
(いまGoogleを使って「時速30km」で検索したら、いきなりトップに見慣れたページが出てきてびっくりしました)



●アイシールド

・この試合はもう勝ち目なんざねえ ケガだけはしねえように闘え テメーらには来年がある…

今週は、神龍寺ナーガの総合力を丹念に描かれていただけにこのセリフがズシリと響きます。


ヒル魔はなにを見てこんなことを語ったのか。本気で諦めたのか。雪光先輩の使いどころは?
……こんなにやきもきする「引き」は、巨深ポセイドン戦の『そして一年後』以来ですよ。



●リボーン

・粘写!!!

すごい! この発想とネーミングには本気で感心しました。
惜しからむは、まっする日本のロールシャッハテストを彷彿とさせるところですが、そんなことを知っている人はごく一部なので問題はないでしょう。



●デスノート

・捕まえるのは その時でいい そこで 押収したノートに名前がない者がキラです

ああ、なるほど。
ペンキでもブチ撒けて名前を書けない状況にすればそれでいいんじゃないかと思っていましたが、「名前が書かれていない人」を見つけるという目的があったんですね。


……それはそれとして、なぜ、月くんは、そもそもこの場で名前を書かせる必要があったんでしょうか?
名前だけ覚えさせておいて、あらためて好きなタイミングでノートを使うという方法だと、なにか問題でもあるんでしょうか?


・思い通り!

……うーん。
思い通りはいいですが、そうやって自慢気に語る策が読者の想像通りだっていうのは、かなり情けなくないですか?


・Lなら必ず ノートが偽の可能性に気付き試していただろう

いや、ニアが試していないという根拠はどこに?
試して、偽のノートだと知った上で、さらに作戦を立て直したという考えは出ないんでしょうか?


・だ…駄目だ まだ笑うな… こらえるんだ… し…しかし…


「ウププッ! クケッ! ウプップププププ

 腕時計の仕掛けでもノートのすり替えでもよォ〜〜っ
 予想したことがそのとおりハマってくれると
 今のオレみてえにウププッてな笑いが腹の底からラッキーって感じで………!

 込みあげて来るよなあ〜
 幸せって こういう気持ちをいうんだよなぁ〜〜

ウプププッ ウププッ」


というレベルの小悪党に成り下がってしまった月くん。

そんなことじゃあ、


「キラの今 言ったことは……
 間違っていますよ… レスター指揮官…」

「…………ニア?」

「予想したことがそのとおりハマっても 笑いなんて ぜんぜん込みあげて来ませんよ このキラの野郎に対してはねえ!」


って感じで逆襲されるのがオチです。



●BLACK CAT−黒猫通信−

・ココが斬新! 掃除屋的コマンドバトル

個人的な話ですが、敵のHPを0にしないように計算しながら戦うって、黒猫クエストでもやりたかったネタだなぁと思いました。



ミスフル

・こいつは唯一無二のオレの秘球… とくと喰らいな

この秘球が「確実に相手に当たるデッドボール」だったら、ミスフル全巻揃えます。
(でも、「とくと喰らいな」ってセリフからすると、この賭けは結構危険かも)



●ジャガーさん

・な――に大丈夫! だまされたと思ってついて来いって!

「今日から4月」と上記のセリフでオチはだいたいわかりましたが、それでも話の流れに笑わされました。
ジャガーさんが困るシーンって貴重なので、それだけで笑いが3割増くらいになります。


●目次コメント

・酷い食中毒で顔から体にかけて億泰の親父みたいになって大変でした。早く治れ。<雄介>

一瞬、大亜門先生のコメントかと思ってしまいましたが、それは「億泰」の前に「ジョジョ第4部の」という説明がついていなかったからです。
もしかすると村田先生も、世の中(すくなくともジャンプ読者)にジョジョを知らない人なんていないと思っている方なんでしょうか?
うんうん。その考え方にはとても共感できますよ。