「のだめ」って、女の子の名前だったんだ!

のだめカンタービレのテレビドラマを観てしまいました。
クラシック音楽家を題材にしたコミックだということは随分前から知っていましたし、表紙がファゴット吹きの時もあったりで気にはなっていたのですが、僕はあまりコミックには興味がないもので、今まで読まずにいたのです。だいぶ前に『神童』という天才音楽少女が主人公のコミックが面白いという評を読み、全巻買って持っているのですが、あまり印象がなく、最後まで読んだのかどうかも記憶が曖昧です。

神童 (1) (Action comics)

神童 (1) (Action comics)

ところがこの「のだめ…」の方は、最近だんだん知名度が上がり、某大学の「えらい」先生も全巻読んだなどと御自分のブログに書いてあるのを見たりして、僕もいよいよ気になり始めていたのです。
で、ドラマの内容ですが、僕の興味のある世界の話でもあり、ヒロインの女の子もかわいいし(「のだめ」って何かと思っていたら、ヒロインの呼び名だったんだ!)、そこそこ笑える場面もあるので、来週も見てみようかなという気になっています。
モーツァルトの2台のピアノのための曲と言うのはこの番組で初めて聴いたのですが、なかなかの名曲のようですね。愛用の三省堂クラシック音楽作品名辞典』で調べると、「2台のピアノのためのソナタ」というのはK.448とケッヘル番号なしの2曲がありますが、もちろんあれはK.448の方なんでしょうね。全楽章ちゃんと聴いてみたいと思いました。

さて、ここでコマーシャルです。
僕がファゴット吹きとして所属する横浜シティ・シンフォニエッタ定期演奏会がいよいよ次の土曜日にあります。曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲No.20、交響曲No.41など、すべてモーツァルト。詳しくは当団のHPをご覧下さい。
客演のピアニスト伊藤憲孝さんは、海外でも活躍されている若手の実力派ですが、指揮の先生にもついて勉強されているということです。将来は指揮者を目指しているのかな。なんだか「のだめ…」のかっこいいヒーローと重なるところがあるなあ、なんて今日ドラマを見ながら思ってしまいました。