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2009-01-03

メーカがユーザを馬鹿にするのはユーザが馬鹿だから

はてなでは問い合わせや不具合報告に、その内容に対応した返事がそれぞれ返ってくるので - 香雪?GB日記 - betaグループ("はてなの「ユーザを馬鹿にしない」姿勢")

ユーザがHTMLやCSSのことを知ってるはずはない、知っていてもユーザが自分たちより詳しいことはない、ユーザは気にもしないだろう。間違ったHTML出力でもユーザはHTMLを知らないだろうから間違っていたって構わない。*といふ風にユーザを侮った姿勢のメーカが多いのは、我々が實際に侮られるやうなユーザでゐるからではないのか。

僕達は自分が使ってゐる製品や技術に對する最低限の知識を得、それにより自分たちが使ってゐる製品は實はもっとよりよい物になれるはずだ・なるべきだといふ認識を得るべきだ。多くの人が知識にもとづいて製品に對する正しい評價を下せるやうになれば、それはきっとメーカに改善を促す強い壓力になる筈。さうなればユーザがHTMLやCSSのことを知ってるはずはないなんて馬鹿にした態度をメーカは取れはしない。

しかし現状はさうでなく、HTMLを使ひながらそれが何の頭文字であるかさへ知らないやうな(或いは知ってゐても其の意味するところを考へないやうな)ユーザがあまりにも多い。そもそも知識が無いために、気にもしないといふより、不便なことをその製品の「不具合だ」と認識出來てゐないユーザが大勢ではなからうか。「自分の使ひ方が惡いのだらう」とかそんな風に考へてしまってはゐまいか。だからメーカはユーザを侮り、製品の改善をしないのではないか。

明かに不便で出來の惡いものを「これはかういふものなんだ」と安直に受け容れて、あまつさへ不便を「不便だ」と認識できないのは、僕等自身だけでなくその製品にとっても不幸だ。ユーザが要求しない限り、製品がよりよいものに改良される機會はきっと永遠に訪れないのだから。放っておいても開發者がよりよくしてくれる、なんて期待しても無駄だ。聲を上げない限り、不具合は「不具合」として存在しない。存在しないものは改善されもしない。

何かを使ふとき、それに關する最低限の知識を得るやう努力しよう。「ブラックボックス」のままにしておくのは良くない。それは何より自分自身の爲でもある。

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