エイチ・エス証券副社長の死
- 試験勉強でそれどころではないというのに、次から次へ無視できないニュースが飛び込んできて困ってしまう＞＜（http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060119i501.htm?from=main5）
ライブドアのグループ会社社長も務めたエイチ・エス証券副社長（３８）とみられる男性の遺体が沖縄県内で発見されたことが１８日、分かった。
沖縄県警で身元の確認を急いでいる。
同副社長は証券会社を経て２０００年、「オン・ザ・エッヂ」（現ライブドア）に入社。同社の東証マザーズへの上場準備に携わった。その後、グループ会社の社長を経て、０２年６月に同社を退社、エイチ・エス証券に入社した。
インターネット関連企業「ライブドア」（東京都港区）が、株式交換による企業買収の過程に、実質支配下にある投資事業組合を介在させ、自社株を売り抜けさせていたことが、関係者の話で分かった。
株売却益は判明分だけで少なくとも４０億円前後に上り、その大半がライブドアに還流していた。東京地検特捜部も同様の事実を把握しており、売却益の還流分が同社の売り上げに計上されたとの見方を強めている。
特捜部は、組合設立に関与した会社やそれを傘下に置く「エイチ・エス証券」（新宿区）を既に証券取引法違反容疑で捜索しており、解明を進めている。
- この副社長まだ38歳だし、場所がなぜか沖縄だし、このタイミングだし、きっと彼の死はまったくの偶然なんでしょうね。きっと事件性もなくて、遺書も発見できなくても、ごく個人的な理由での自殺の可能性が濃厚なんでしょうね。ああ、憂鬱になってきた．．．。
阿南一成という男
- これもまたまた突っ込みどころいっぱいの記事（http://www.asahi.com/special/051118/TKY200601180417.html）。
パチスロ大手のアルゼ（ジャスダック上場）は１８日、阿南一成社長（６８）が参院議員時代にヒューザーの小嶋進社長とかかわりがあったことを理由に、同日付で引責辞任して取締役に降格し、岡田和生会長（６３）が社長を兼務すると発表した。
阿南氏は警察庁出身で９８年に参院議員に初当選。０４年、アルゼ顧問になり、同９月から社長。小嶋社長との関係は、１７日にあった衆院国土交通委員会の小嶋社長への証人喚問で表面化した。
アルゼは社長交代の理由を「議員時代のこととはいえ、当社としてコンプライアンス（法令順守）上、問題があるため」と説明している。
- ヒューザーの小嶋社長はまだ自身の行為の違法性を認めていなくて、それなのに刑事訴追を恐れて証言拒否を繰り返すという変な証人喚問だったわけだけれど、阿南氏の辞任は「小嶋はクロです」とフライング気味に認めた形だ。
- そうなると、民間企業の社長ですら引責辞任してるのに、現職の衆議院議員である伊藤信太郎や伊藤公介は何もしなくていいのかな。
- そもそも阿南一成って警察官僚だった人だけど、そういう人が取り締まり対象のパチスロ業界の社長に天下ったりしてもいいんだっけ。それにアルゼみたいな会社が「コンプライアンス」を語るのもなかなかシュールで面白い。
- 「アルゼ」と「阿南一成」については、このサイトに詳しいですよ。http://www.uwasanoshiokinin.com/aruze.html
試験５日前
- いよいよ切羽詰ってきたが、まだエンジンは半開といったところだ。今日は13時半からグループミーティング、15時から日本人4人による「第2回試験対策緊急ミーティング」があるので、午前中は家でその準備をする。
- グループミーティングはManaging Operationsのグループアサインメント最終原稿確認が目的。わがグループはいつも、打ち合わせを重ねるたびに各人の字数が増え、制限字数をオーバーするのだが、今回もそのパターンを踏襲し、唯一人のネイティブのTimに英語チェック（文法、語彙、言い回し）を兼ねて削ってもらうことになった。他グループからはギクシャクした話もいろいろ聞こえてくるのだが、わがグループのチームワークは抜群である。打ち合わせの回数、時間も少なく済んでいるように思う（あの2年前の実務補習のときのように）。最終チェックと訂正、カバーレターへのサインを終えて、明日無事提出の運びとなった。
- 15時からの日本人ミーティングでは、先週決めた分担通りに各人がまとめてきた資料を使って他の人にレクチャーし、ディスカッションする方式をとった。試験範囲が広くて、分担しないとこなしきれないからである。分担は以下のとおり。
- 「ポーターの５フォース・フレームワーク」＋「わがジョン・パウエル教授」による拡大モデルについて、テキストと論文から要約を作る（僕）
- ボストン・コンサルティング・グループの「ＰＰＭ」の要点をまとめる（Manabuさん）。
- マーケティング論より、「ブルー・オーシャン戦略」についての要約（Koji）。
- マーケティング論より、「ブランド戦略」についての要約（Yoshi)。
- オペレーション戦略について、スティーブ・ブラウン教授の講義のまとめ（講義資料とテキストより）（Yoshi & Manabuさん）。
- オペレーション戦略について、リチャード・ラミング教授の「サプライ・チェーン・メネジメント」の講義のまとめ（Koji）
- オペレーション戦略について、テリー・ウィリアムズ教授の「プロジェクト・マネジメント」の試験例題の回答作成（僕）。
- 15時からの打ち合わせは長丁場となり、20時までかかってしまった（図書館のグループスタディルームは18時に次の予約グループが来たので、マネジメントスクールのレクチャールームに移った）。今回の決定事項（笑）としては、「こういう勉強会は、試験ギリギリになってあわててやるんじゃなくて、通常から定期的にやっておくべきだった！なのでSemester2は早期に勉強会を開催する」「勉強会の都度、必ずパブで反省会（？）を行う」「資料共有のため、Yahoo-Groupsを使って4人のメーリングリストを作る」「僕らの勉強会の成果は、次年度以降の日本人に引き継げるようにする」などなど。有意義な会だったけど、試験までもう時間が無い！
