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みみの無趣味な故に・・・

2012-01-31 『夢違』  恩田 陸

[]『夢違』  恩田 陸

夢違

夢違

 おすすめ ★★★★★


内容(「BOOK」データベースより)

夢を映像として記録し、デジタル化した「夢札」。夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章は、亡くなったはずの女の影に悩まされていた。予知夢を見る女、結衣子。俺は幽霊を視ているのだろうか?そんな折、浩章のもとに奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。狂乱に陥った子供たちの「夢札」を視た浩章は、そこにある符合を見出す。悪夢を変えることはできるのか。夢の源を追い、奈良・吉野に向かった浩章を待っていたものは―。人は何処まで“視る”ことができるのか?物語の地平を変える、恩田陸の新境地。

怖い。夜読んでると後ろにいるんじゃないの?って背中がゾワリとする瞬間が。そんな恐怖を味わいながら、最後まで読み切りました。子供たちが“後ろを振り返り振り返りして、必死に何かから逃げていく”その表情が“みんな白いお面を着けている”ようだった・・・なんて想像しただけで恐ろしい。子供たちが何から逃げているのかを解明していくにつれ恐怖が高まっていく。夢札で謎を解明していこうとする場面、現実世界なのか夢なのか過去なのか未来なのかわからなくなっていく場面、現実に現れる死んだはずの女などの描写が怖いのに止まらない。おかげで寝不足。。。ところで“神隠し”の部分が私には理解できなかった。タイムスリップ的な感じだが、なぜ子供達に起きたのか、その影響がどうなっていくのか。それが「取り返しのつかなくなること」なのか。

2012-01-25 『舟を編む』  三浦しをん

[]『舟を編む』  三浦しをん

舟を編む

舟を編む

  おすすめ ★★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。

「言葉」に対しての情熱、執念、探究心に妥協しない馬締君を受け入れてる香具矢ちゃんに感心感心♪って見所はここではない。『大渡海』(辞書)の出来上がりに労する莫大なお金と時間と人材と神経に脱帽しました。老若男女が使用する日本語の辞典ですからね。いい加減には作れないし、ミスも許されないという責任は想像し難いものだというのはとても文面から感じられますし、何といっても、決してメジャーではない辞書編集部にスポットを当てて織りなす人間模様に更に脱帽した次第です。人生全てをかけて邁進するってうらやましいなぁ。

2012-01-12 『SUPER 8』

[]『SUPER 8

 おすすめ★★★☆☆

STORY

愛する母を事故で亡くし、保安官の父と暮らすジョーは、悲しみを忘れるために仲間と8mm映画を撮っていた。そして撮影で知り合ったアリスに恋心を抱く。

そんなある夜、彼らは米軍貨物列車の大事故に遭遇し、列車から逃げる“あるもの”を撮影してしまう。事故の後、次々に人が行方不明になり、軍は町を封鎖。少年たちは密かに町へ戻り遂に“あるもの”に遭遇する。それは永遠に忘れられない冒険の始まりだった...。

世間では駄作など酷評な映画。そのおかげで楽しく観れました。パニック、SF、恋愛、ゾンビ(笑)盛りだくさん。グーニーズ、ET、未知との遭遇エイリアン的な映画ですかね。

エンディングの方が評価高いかも。

2012-01-04 『大どろぼうホッツェンプロッツ』

[]『大どろぼうホッツェンプロッツ』

出版社/著者からの内容紹介

おばあさんのコーヒーひきを奪った大どろぼうを、二人の少年が追う!

子供に読ませる為に買ったけど、私もハマっちゃった。子供がわくわくしてるのがわかりますよ。絵に惹かれて買ってみたけどドタバタ劇が痛快でお話も面白い。8歳の子供でも夢中になって読める本です。次のお話も楽しみ♪

2011-12-10 『瞳の奥の秘密』

[]『瞳の奥の秘密

瞳の奥の秘密 [DVD]

瞳の奥の秘密 [DVD]

おすすめ★★★★☆

STORY

ブエノスアイレス

刑事裁判所を引退したベンハミン(リカルド・ダリン)は、

忘れ難いある事件を題材に小説を書き始める。

それは、1974年に結婚間もない女性が殺害された残虐な事件だった。

妻を奪われた銀行員の夫の深い愛情に突き動かされたベンハミンは、

判事の制止を振り切り、犯人を捜し始める。そして、ようやく容疑者にたどり着くが…。

それから25年。

タイプライターを前に自身の人生を振り返るベンハミンに、

上司だったイレーネ(ソレダ・ビジャミル)の存在が鮮やかに甦る。

いまだ過去に生きる自分と決別するために、彼は事件の裏側に潜む謎と、

今も変わらぬイレーネへの想いに向き合うことを決意する。

果たして、ベンハミンは失った歳月を取り戻すことが出来るだろうか?


初めてのアルゼンチン映画。ちょっとお酒を飲みながら観たのが失敗。序盤はスペイン語のトーンが心地よくてちょっとボーっとしてしまった(汗)。。中盤からは徐々に明らかにされていく謎と恐怖に戦慄を覚え、後半の謎解きは手に汗握る緊張感。久々に怖いサスペンス映画でしたが、ラストがとっても良かった。私が一番関心を持ったシーン。(ネタバレ注意!)ベンハミンがたどり着くある場所でのシーン。誰にも相手にされず、話しかけられる事もなく生かされる。あの人の瞳の奥にある執念にゾッとした私は、これがまさに極刑なんだなと。「終身刑ですよね」

2011-12-01 『まほろ駅前多田便利軒』

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 おすすめ★★★☆☆

【ストーリー】

ペットの世話、塾の送迎代行、納屋の整理、そんな仕事のはずだった-。

東京郊外まほろ市で、けっこう真面目に便利屋を営む、しっかり者の多田啓介。そんな多田のもとに、風変わりな同級生、行天春彦が転がり込んできた。1晩だけのはずが、行天は一向に出て行かず、多田はしぶしぶ便利屋の助手をさせることに。こうして、水と油のような2人の奇妙な共同生活が始まった。

多田便利軒を訪れるのは、まほろ市に住むくせ者たちばかりで、なんだかんだと彼らを放っておけない多田と行天は、やっかいごともしぶしぶ請け負っていたが、やがてある事件に巻き込まれていく-。ともにバツイチ、三十路の男2人の痛快で、やがて胸に熱く迫る便利屋物語が始まる-。

だらだら空気は嫌いじゃないし、キャストもいいし、話もおもしろいけど、後半寝てしまった。。。原作は読みたいな。

2011-11-30 『息もできない』

[] 『息もできない』

息もできない [DVD]

息もできない [DVD]


【ストーリー】

二人の時だけ、泣けた。

漢江、その岸辺。引き寄せあう二人の魂に涙が堪えきれない。

偶然の出会い、それは最低最悪の出会い。でも、そこから運命が動きはじめた……。

「家族」という逃れられないしがらみの中で生きてきた二人。父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる男サンフンと、傷ついた心をかくした勝気な女子高生ヨニ。歳は離れているものの、互いに理由もなく惹かれあった。

ある日、漢江の岸辺で、心を傷だらけにした二人の魂は結びつく。それは今まで見えなかった明日へのきっかけになるはずだった。しかし、彼らの思いをよそに運命の歯車が軋みをたてて動きはじめる……。

2011-11-21 『舟を編む』 三浦しをん

[]『舟を編む』 三浦しをん

舟を編む

舟を編む

2011-11-20 『悲しみが乾くまで』

[]『悲しみが乾くまで

悲しみが乾くまで スペシャル・エディション [DVD]

悲しみが乾くまで スペシャル・エディション [DVD]

内容(「Oricon」データベースより)

幸せな生活を送っていた女性が突然夫を失い、夫の親友だった男性と暮らし始めるというセンセーショナルな愛の形を描いた感動作!オードリーは夫のブライアンと二人の子供に囲まれ幸せに暮らしていた。しかし突然、夫が事故に巻き込まれ射殺されてしまう。悲しみに打ちひしがれる中、オードリーは夫の親友ジェリーのことを思い出す。ジェリーを嫌っていたオードリーだったが…。

2011-11-18 『ある愛の風景』

[]『ある愛の風景

ある愛の風景 スペシャル・エディション [DVD]

ある愛の風景 スペシャル・エディション [DVD]

 おすすめ★★★★★

◆ストーリー

夫としても父親としても完璧なミカエル。美しい妻サラと可愛い2人の娘、幸せな日々を送る彼に、アフガニスタンへの派兵が命ぜられ、やがてサラの元へ訃報が届く。しかしミカエルは捕虜となって生き延び過酷な状況に直面していたのだ。運命のいたずらによって突然崩れる幸せな暮らし。悲しみに暮れるサラと娘たちを支えたのは、刑務所帰りで、今まで常にトラブルの種だったミカエルの弟ヤニックだった。そしてようやく平穏な日々が戻りつつあった矢先ミカエルが帰還する・・・。

一言でいうと「苦しい」。生還後のミカエルの葛藤とその父を迎え入れる子供達が切なすぎる。ホームビデオみたいな映像がとてもリアルでミカエル崩壊の時は、「やめて〜!!」って叫びたくなるほど、胸がつぶれそうになってしまった。エンディングにはドッと疲れてしまったが、1度は観てもらいたい作品でした。